こんにちは。
日本経年変化協会です
。
えっとね
。
暑いです。関西も30度超えたりしてます。Tシャツでも暑いです。
ここんとこ、ブログの更新が滞ってしまって申し訳ありません。
家族から病人が出たりとかなりバタバタしてブログだけでなく、色んなもんが滞っております
。
最近、
「会長はどうやって商品企画してるんですか?」
と素朴な質問をされました。
基本私はモノ造りのプロではありません(笑)
。
なので、モノを通じて何か表現しようとするようなアーティストではありません。
カッコいいなぁ~。と思うものを職人さんとコラボして形にしてるわけなんですが・・・
。
カッコええ~と思わせてくれるのが実は映画なんですよね。映画。
例えば、依頼を頂戴しました、神戸の鞄専門店である
大上鞄店さんの65周年記念のショルダーバッグ
『Clarice』なんかは映画『羊たちの沈黙』の主人公クラリス役のジョディー・フォスターが劇中で愛用している鞄がカッコイイので私達なりにアレンジしたものです。
こういうのはプロダクト・プレイスメントと呼ばれるらしいです。専門的に。
映画の劇中に出てくるアイテムがカッコいいと思うことが多いです。
ジョディー・フォスターとニコール・キッドマンが個人的には綺麗で好きなんですけど、今日ではもうお年かと
。
確かにね、私が学生の頃全盛期の女優さんですから。
最近じゃ誰が好きなの?
ってことになりますね(笑)。ちゃんと若い子も好きです(笑)。
で、今回もとある映画からインスピレーション受けてモノを企画してました、現在準備中の
R-18プロジェクトからの逸品
です。
アマンダ・セイフリッドがRed Riding Hoodで持ってそうでしょ(笑)?
映画
『Red Riding Hood』ってご覧になりました?
2011年に公開された映画なんですけどね、レオナルド・デカプリオがなんと製作した映画なんですが、日本では
『赤ずきん』として公開されたかと思います。日本語になると一気にモサクなったような気がします(笑)。
ストーリーは何かB級臭いのですが、グリム童話で有名な赤ずきんちゃんが大人になった話(笑)。
狼男が出てきてジャンル的にはホラーらしい
。
ストーリーはどーでも良かったのですが、映像が美しい。
なんか中世末期の欧風チックな演出がぐっときます。
大人になった赤ずきんちゃんことヴァレリーを演じるのが現在28歳の
アマンダ・セイフリッドです。
とっても綺麗
。
ご存知ない?例えば2008年に日本でも話題になったミュージカル映画
『マンマ・ミーア』で
アマンダ・セイフリッドはソフィ・シェリダン役を演じています。
吹き替え無しでABBA歌ってたので、歌唱力も抜群ですな。
最近だったら、この間公開されてました。コレまたミュージカル映画の
『レ・ミゼラブル』でコゼット役で出演しております。
ってなわけで
アマンダ・セイフリッドがお気に入りの私(35歳)なんです(笑)。
個人的には2009年に公開された映画
『クロエ』に登場した娼婦役が最高だったんですけどね。男なら誰でも溺れてしまうお的な(笑)。
かなり脱線しましたが、映画
『Red Riding Hood』に出演している
アマンダ・セイフリッドに持って欲しい鞄はトートバッグだったわけですよ。かなり前から企画していて、職人さんの手がようやく空いてサンプルがでけあがりました。
商品名は
『Amanda』です。当たり前ですな。
日・伊のフルタンニンレザーのコラボトートが『Amanda』
もう、そのまま見て頂きましょう。
ずばりコレが
『Amanda』です。
R-18プロジェクトからの出品になりますからね。
もう~真っ赤です。
見たことあるって?
そうそう、ホントは
『Amanda』が先に企画して皮革も工房にあずけてましたが、これまた
大上鞄店さんの別注モデルが先行してかなり発表が後回しになっちまいました
。
大上鞄店さんの別注モデルは本体をリバコと呼ばれる特殊な生地をつかってましたが、
『Amanda』は本体からパーツまで全て真っ赤なオール・レザーでございます
。
本体はイタリアのタンナーさん別注フルタンニンのヌメ革。
パーツ部分は日本の誇るフルタンニンレザーの
栃木レザーです。
製作職人はご存知、渡辺賢治氏。ワタナベさんの造る鞄が大好きなわけでして。
本体は渡辺氏の希望に応じて天然シュリンクレザーです。
革の調達上入手困難なんですね。
イタリアでもかなり上等なハイエンドクラスのレザーなので、渡辺氏も
「メッチャ作りやすい。凄い革ですね!!」
とお墨付き。
経年変化もお墨付きです。私の(笑)。ヌメで艶消しなわけですが、使い続けると艶出ます。しかも赤味が増します。
ステッチの糸は白を採用しました。
勿論左右対称には拘ってます。ステッチの数までびっちりと揃っています。
ハンドルを始めとしたパーツレザーは前述の通り
栃木レザーです。
こちらはヌメと言うかサドルレザーですね。レザーの吟面をバッチバッチにグレイジング加工しております。
顔料は使わずアニリン仕上げ(染料仕上げ)。
ハンドル部分は勿論貼りあわせでコバは
切り目本磨きで仕上げています。
実際のモノは相当いいです。
R-18プロジェクト秋口の販売目指して頑張っております。