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2017年06月12日

シンプルなマルチな鞄出来上がりました

こんにちはkabinkusa

梅雨入りしちゃいましたねicon03
先日、愛車をピカピカに洗車したのに昨日は神戸は雨で黄砂の影響でまたドロドロに汚れてテンション下がり気味ですicon15
しかし、テンションアゲアゲicon14icon14のニュースがございましたので、お知らせですface03

先日の「カメラバッグが欲しいな」と企画開始したニュースから2ヶ月ばかしで試作一発目が出来上がり、細かい修正を行って1ヶ月足らずで本番製作が出来上がりましたface08。企画の構想は2年前から練っていたし、製作担当はGum-A-Mama Leather(ガムアママ)の主宰である百戦錬磨の経験を誇る本田宏治氏でしたので、無茶な要望にも華麗なテクを駆使してくれたおかげで満足行く作品に仕上がりました。

シンプルデザインかつ用途はマルチな鞄ってのが本作『Multi』のコンセプト
で出来上がったのがこちら。

ショルダーバッグ:『Multi』
価格:64,800円(税込)

外装素材:牛革(栃木レザー)/馬革(新喜皮革)
内装素材:零号帆布(タケヤリ)
ブランド:Specialite
概算寸法:25cm×37cm×16cm
概算重量:1.0kg
カラー:Dark Brown/Black(茶芯)
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

ご覧の通りヴィジュアルデザインは一切合切余計なモノは削ぎ落としたシンプルなデザインです。
新鮮な魚は生の刺し身で食べるのが一番美味しいように、上質なレザーは余計な手を加えず素材の魅力をそのままに活かしたデザインが良いと思いますface06
逆にシンプルなデザインは素材を厳選しなければ安っぽく見えるので、今回は共にフルベジタブルタンニンレザーの栃木レザー新喜皮革の茶芯ホースハイドを選定していますkirakira

そもそも”一眼レフカメラバッグに気に入った専用バッグが無い。”から企画し始めました。
でもガチのカメラ愛好家ではなく時々カメラ持ち歩くんですけど??的なライト感覚。ずばりコンセプトは

毎日愛用してる鞄に時々一眼レフカメラ入れても心配ない鞄!!

ずばりコレなんですよ。一眼レフカメラはピンキリあるけど、安いって言っても高価だし精密機械ってことで衝撃吸収の施された専用ケースが無いと怖いってのが私の思うところであります。本作『Multi』は凹上に鞄のマチ部分と底部分に衝撃吸収のクッション材を施しておりますface06

デザインがシンプルだから素材とディテールに徹底的に拘りました
デザインが凄くシンプルだけど、素材に今回かなり予算を投下したのですが、本田さんに徹底した要望を伝えてディテールにもかなり拘りました。

私はショルダーバッグに長さ調節が任意でできないのでレザーベルトは敬遠しておりましたが、今回はショルダーベルトにレザーを採用しております。レザーは食い込むと不愉快なんで、ショルダーベルトの中にもクッション材を入れて貼り合わせて縫製して頂いておりますface03。重たい荷物いれても大丈夫だicon09
で長さ調整もある程度できるように、今回新しい副資材を採用しています。

鉄製のベルトバックルに極厚の綿テープ部分でレザーベルトでありながら、任意のベルトの長さ調節が可能です。
鉄製のこのザラっと感が気に入りましたface03。オーガニック感と言うか。

鞄は密閉しないようになっていますが、ジッパーで開閉します。
ジッパーはご定番のブラス製のWALDESジッパー#10です。
本当は鞄とかジャケットに使うジッパーですが、私は財布にも採用。

試作機から大きく変わったのは鞄のライニング。
なんと、市場でもあまり見かけませんが零号帆布でございますのkuma
岡山県は老舗帆布メーカーであるタケヤリ産の帆布です。
とある商社さんが持ってきてその質実剛健な帆布作りに感服。最強の零号帆布は米軍にも納入されている事実を知って仕入れました。
姫路の染色屋さんに染めてもらおうとおもっても染料が入らないと言う汚れない白・・・。
最初、椎名賢君に持っていったけど「これはちょっとオレには扱えない帆布やわ・・・。」と流石の椎名君もギブアップ。
本田さんは「やってみましょう。」と言われて本作に採用しました。

零号帆布はレザーよりも分厚い帆布ですicon11
しかしこの肉厚感がたまんね~。
値段もその辺のレザーよりも高いicon11。原価的には外装、内装レザーで仕上げた感じやね(笑)。
「この鞄縫製してる時にミシン針が何本か折れるんですけど???」
と本田さん。
うん。大変っすね。訊かなかったことにしよ~icon11
ポケットの片側が敷居になっててカメラバッグとして使用する際に便利になるディテールkuma
敷居欲しいざかりの私の要望に応えていただいた本田さん。流石だぜkirakira
で、外装レザーは2つの仕様に別けてます。

仕様①:やっぱり国産フルタンレザーの雄、栃木レザーは鉄板でしょ??
今回のダークブラウンのは国産のフルタンレザー最高峰と呼び声高い栃木レザーを採用しました。

ピット鞣しのフルタンの下地に染料とオイルだけで仕上げたダコダレザー。
ソフトレザーでこの荒々しさは革らしい革だと思います。

このレザーの表情はたまらん・・・。
本田さんの作風と相性良いんですよね。
栃木レザーは手に入る時と入らない時(完売知てる時は最低2ヶ月待ち)あるから安定して仕入れるにはまだ検討してます。
オーダー頂いて革来るまでに2ヶ月待ちでお届けは半年後ですってのが嫌なんで。今回もこれように数ヶ月前に仕入れましたがからね。
ブラウン好きにはお薦め。

仕様②:茶芯のホースハイドもレザー愛好家には鉄板過ぎるでしょ??
今回のブラックはフルタンニンレザーで茶芯のホースハイド(馬革)。馬革の雄と言えば新喜皮革です。

現行のBUCOのライダースややマッコイズのブラックのレザージャケットと同素材なんでそりゃ相性良いでしょうよ。
使い込んで茶芯楽しんでクタクタにして馬革特有の質感を楽しめる一作です。

革の断面をあえて着色などの処理してないので、茶芯であることがお分かり頂けるかと思います。

ホンマに使い方はオーナー次第のMultiな鞄です
普段は日常的に使えるショルダーバッグ。
一眼レフ持ち歩きたい時は

敷居で区切って荷物とカメラ分けるも良し。
交換レンズとか持ち歩いてその日一日だけカメラ専用ケースにするも良し。
衝撃吸収材完備なんで小型のノートPC入れたりタブレットにするも良し。
非常にマルチな鞄ショルダーバッグ『Multi』良い鞄に仕上がりましたface03

販売は2~3日後にWEB STOREにて行いますのでよろしくお願い致します。
2017年06月07日

信念を貫いた結果の傑作かと思います

こんばんはkabinkusa

夏めいて来ましたねicon01
最近、ゆく先々でアイスコーヒーをご馳走して頂き、「前世セミじゃないかしら?」と思うほどトイレの近い今日此の頃ですicon11

さて、先日のブログにて真っ赤なクロコの型押しレザーをわざわざ一枚仕上げていただいて、非常に好評でした今年の新作であるラウンド式長財布『#10』を企画することをお知らせ致しましたkuma。結果スタッフ及び関係者からは

「なんでまた真っ赤なんですかicon11?もっと売れそうなカラーにしてくださいよ!!」

ごもっともなご意見face06
でも売れそう売れないなんて箱を明けてみないと分からないじゃないか??
ちなみに私の決断基準は売れそう売れないの概念はなくて、自分が欲しいか?企画して楽しいか?これだけでございます。むしろこれはモノを企画プロデュースする以上信念ですので、周囲に何を言われようがケ・セラセラどこふく風でございますtanuki
前回の栃木レザー仕様だって傷だらけのレザーをあえて採用するときブヒブヒ言ってたけど、通販サイト掲載前に完売したじゃないか!!

「完売して、お問い合わせもあるのだから、再製作すべき!!」

ごもっともなご意見face06
だけど私は天邪鬼。期待されるとも~面白くないんですよね。
しかもハンドメイドのアイテムなんて『ご縁』だと思います。一期一会感がこれまた楽しい。今回も周りのごもっともなご意見に感謝しつつ結果自分の信念にしたがった結果、すごい傑作になったかと思います。
ちなみに真っ赤なクロコ型押しホーンバック仕様に賛成してくれたのは製作担当の本田さんだけ(笑)。

作品に仕上がった瞬間に『#10~Red Dragon Ver~』と命名
で出来上がったのはこちら。

ラウンド式長財布:『#10~Red Dragon Ver~』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:クロコ型押し姫路牛革 内装:イタリアトスカーナ牛ヌメ革)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:オールレッド
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

歩留まり考えてウロコな大きなベリーを型押しすることが多いクロコ柄。
私は歩留まり無視してホーンバック(背中)の小型のクロコを希望した結果大正解。
ヘビタン鞣しの牛革なんでこっからの経年変化がまた楽しみface03
龍の背中みたい~(見たこと無いけどicon11)。

画像で上手く表現できませんでしたが、ウロコに陰影ございます。
見る角度によって真っ赤ではなく赤のグラデーションに見えます。製作担当者の本田氏も
「ここまでレベルの高いクロコの型押しは凄い!!」
多分また作ってってお願いしても仕上げてくれるかどうか・・・。
一枚ずつ手作業で仕上げるのメッチャ大変なよ~で・・・。

本田氏も相当なレザーフリークな職人さんで細かいパーツもウロコのバランスを考えて組み上げます。
型押しのレザーはレザーの裁断一つで作品のオーラが変わってしまうので、本田氏のセンスが光りますkirakira

そして本作でも大型のブラス製WALDES大型ジッパー#10は大きなアクセントになっています。
レザー全般にシルバーと並びブラスは非常に相性の良い金属パーツですが、R-18プロジェクトで経験しましたが赤ととりわけ相性が良いように思えますface06

大型ジッパーを開閉するとガバって開きますface08
一般的に販売されているラウンド式よりも内装のレザーが多いため、『革の塊』感がございます。
内装は黒にしようと言う意見もございましたが、真っ赤で統一。

今回一番高くついたのがこちら。
オットンチェット社のイタリアはトスカーナ地方のヌメ革。
ヨーロッパはダブルショルダーと言う裁断です。数年前と比べるとデシ単価で数十円値上がりしてると言う事実にオーダーしてから驚愕face07。関係者各位から
「予想以上の材料代なので、販売価格を理由を述べて上げるべき」
ごもっともなご意見ですface06
本来ならば2,000円ぐらい値上げすべきらしいですが、製作前にご予約頂いている方々もたくさんいらっしゃっるので価格は据え置きですtanuki。後から値段上げるってのはジャンケンの後出しみたいな感じで嫌ですので(笑)。

厚み1mmまでに漉き加工しておりますが、幾層にも重ねるので、かなりのヴォリュームがございますicon11
コインケースにもブラスのWALDESジッパーを採用しております。もちのろんで。
あと、オーダー頂いた方に
「ブランドロゴって押して無いんですか?」
とのご質問頂きました。
こちらにございますよ~。

コインスペースの側にばっちり刻印しております。
一度お確かめあれです。
ブランドロゴは勿論大切にしておりますが、見えるところに付けたくないので、本田さんにしろ椎名君にしろ極力メインに刻印しないでとお願いしております。

ご予約承ります
さて、こちらのお財布は6月20日以降本製作にはいる製作スケジュールを組んでおります。
初回の『#10~日本経年変化協会会長仕様~』通販サイト掲載準備段階(私が原稿確認してる最中でした)でご予約完売となったそうですので、オーダーご希望の方はご予約頂けると確かかと思います。クロコのホーンバッグメインの裁断のための歩留まりの悪さ、インナーパーツのトスカーナレザーがダブルショルダー裁断であることなど、製作個数は前回より下回るのは確実ですicon11

ご興味頂ける方は早い目のご予約お願いします。
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「Red Dragon」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
2017年05月25日

クロコ柄が今来てます(個人的にw)

こんにちはkabinkusa

も~夏っすね。
昨日Himeji Total Leather Expertの北口社長と明石の天然真鯛を狙って鯛カブラ船に乗ってきましたが、沖合は日陰が無くて、海面からの照り返しで暑いicon11。北風と太陽の如く半袖、短パンで釣りしたら因幡の白兎の如く真っ赤に日焼けして本日は悶ておりますtanuki

この間お友達のBobby Art Leather代表のボビーこと照下稔さん(以下ボビーさん)が自らの作品をFBで紹介されているのが目に止まりましたkirakira。それがこちら。

(画像引用:Bobyy Art Leather)
ボビーさんの作品はロックを始め音楽と融合した作品がメインになりますが、クロコの型押しのハット超かっけ~。
素材はいぜん私が企画プロデュースさせて頂いた姫路レザー有限会社アルコタンニンレザーを採用してるそ~ですface08
今はクロコの型押しなんかもリリースしてるんですね~。埴岡社長も相変わらず意欲的だぁ~icon09
型押しのレザーってのはとりわけ今まで興味なかったんですが、ボビーさんの作品見て
「クロコってかっけ~」
と思い、それを見てから自分のクロコ欲しくなってクロコ熱に侵されております。

殆ど見かけない小型クロコが欲しい。見かけない理由は歩留まりの悪さなんですな
クロコの型押しレザーは広く販売されてるんですが、私が欲しいクロコの型押しは小型のカイマンの柄が欲しいkuma
ま、実際に小型のクロコであるカイマンの型押しレザーが少ない理由は

レザーの歩留まりが悪くなるので、使いたくても予算的に躊躇することが多い

って事が挙げられますface06。でしょうね~。”歩留まり”って何ぞや?と言うご質問頂きそうなんで簡単に説明しますと。

■レザーの歩留まりとは??■
レザーの歩留まりとはレザーで鞄や小物を製作するときに、半裁一枚で作りたいモノが何個取れるか?と言うことを考えることです。

【例えば】
レザーA:半裁20,000円で4個分の鞄の材料が確保できると鞄1個あたりの革代は5,000円。
レザーB:半裁20,000円で5個分の鞄の材料が確保できると鞄1個あたりの川代は4,000円。

つまりレザーBの方が『歩留まりが良いレザー』と表現されます。
歩留まりの良い悪いは例えば、革の傷の大きさや位置、鞣しのベリー(お腹部分)の仕上がりなどによって左右されます。
メーカーや作り手は少しでも原価を抑えて販売価格を抑えたいと思うので、極力歩留まりが良いレザーを好むと言うのが実際のところです。


って事です。レザーに型押しすると型押しの模様・柄がレザーの歩留まりにとって非常に重要です。
商品にしたあと、模様がチグハグになると出来栄えがおかしくなるので、レザーを裁断する効率と裁断を行う作り手が試行錯誤して裁断をしないといけませんface06。クロコの型押しに限って言えば

鰐のウロコが大きくなればなるほど歩留まりがよく、カイマンなどウロコが小さくなれば歩留まりが悪くなる!!

と言われています。
歩留まりが悪くなっちゃうのかぁ~。ど~しよ~かなぁ~??
ま、うちはメーカーほどモノ作ってないしハンドメイドだから工場みたいに出来ないし、職人さんの腕は良いし、いっぺん作ってみよ~。
と結論づけましたicon11。毎回ブログ見てスタッフが知って騒ぐパターンですわ(笑)。

やっぱり真っ赤で仕上げたい
クロコ柄って言えばツヤツヤブラック??
ノン、ノン、ツヤツヤレッドでしょう~face02
Himeji Total Leather Expertの北口社長とセカンドレザーの野村代表に相談すると、よっしゃ今から仕上げたるという事でマジですか?となったのが先週。
赤で染色した、牛革にケイマンの型押ししたところから、仕上げのエキスパートの野村さんとあ~だこ~だとワイワイ仕上げてもらいます。革の端っこ切り取って雰囲気見るって繰り返しです。で、私の希望通りしあげて頂いたのがこちら

小鰐の柄を真っ赤に染色してウロコに陰影つけて真っ赤かのピッカピッカに仕上げていただきましたface03
牛革とは思えない仕上がりです。

染色しただけで仕上げてないものと比べると全然仕上がりが凄まじしいテクを駆使したことが伺えます。
タンナーさんも仕上げ屋さんもやっぱり職人だぜface08
「じゃ~全部この感じで仕上げるから見ときや~。」
と野村さん。機械でむらを出すとかできないので、全部手作業で仕上げを行います。

機械で出来ないのは鰐のウロコに対して斜めで溶剤を拭くことができないので、慣れた職人の経験則に頼るしかありません。
作業の時は勿論私語禁止。そして出来上がったのがこちら。

渋い!渋すぎる(個人的に)。
背中(大きいウロコ)と腹(小さいウロコ)が特徴的なんですが、それゆえ歩留まり悪いけど、カッコよいから良いか。
北口さ~ん。野村さ~ん。ありがと~。と姫路から神戸に戻り何企画するか検討しますface06

ってか、何に使うかなんてもう決まってるし、電光石火で拵えてもらっております。
検討しますとかいいつつ、この真っ赤なレザーで企画したいのがある。

ラウンド式長財布:『#10』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
※只今完売しております

今年早々にリリースさせて頂きました、ラウンド式長財布『#10~日本経年変化協会会長仕様~』を外装を真っ赤なクロコ型押しで製作したいな~って思ってました。最初っからtanuki
ライニングはブラックにするとロックな感じでありきたりなんで、ライニングのレザーも真っ赤にしたい。ってことでこちらのレザーを東京の商社さんを通じて取り寄せました。

原産国 :イタリア
皮革素材:ステアハイド 原皮・イタリア
皮革種類:フルタンニン鞣し (ドラム製法)
着色方法:染色・素上げ
タンナー :オットチェント社

イタリアンなフルタンニンレザーでライニングすることにしました。
初回製作がでけたと本田さんから連絡ございましたが、初回製作分は嫁ぎ先が決まっており完売(なんでこの財布は完売速いんだろう??)次回製作は6月中旬以降となります。

革代が跳ね上がりましたが計算が面倒なので価格は据え置きです。
クロコ型押しのレザーがなくなり次第完売とさせて頂きます。

ご興味頂ける方は早い目のご予約お願いします。
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
※納品に関してはご入金確認後となります。
2017年05月21日

初号機~残酷なレザーのテーゼ~

こんばんはkabinkusa

本日、地元神戸は神戸まつりです。AKB48がコンサートするそうです。メリケンパークで。無料で見れるそ~です。
普段興味ないけど、超見てぇ~kuma
だけど私、夜中までお仕事ビッチリですicon11
突然お腹が痛くなろうか思案中です。前回歯が痛いと休んだので同じ手が通じるか心配です(笑)。

初号機(1stサンプル)出来上がっております
以前のブログで一眼レフ(ミラーレス)カメラ専用にもなる鞄を企画することをお伝えしましたface06
メッチャ反響頂いたのですが、GWに初号機が完成しておりました。こちら。

一眼レフカメラも入るよバッグ:名称未定
価格:未定
ブランド:Specialite
素材:牛革(サンプル用本田さん手持ち革)
概算寸法:幅30cm✕マチ幅16cm✕深さ22cm
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

本番製作は栃木レザー新喜皮革のホースハイドの2本立てでございますkirakira
素材変わると雰囲気大幅に変わるので、これはあくまでも形を見る1Stサンプル所謂初号機と言うものです。
一眼レフ専用バッグにもなるけど、普段使いのショルダーバッグ
ってのがコンセプトでございます。
革小物のイメージが強い本田さんですが、鞄もね素材の魅力を際立てて製作するのがとても巧すぎる。
デザインはシンプルで上質なレザーで仕上げたかったので余計なデザインは一切省いて、今回はカメラバッグと言うことでサイズまで指定させて頂きました。
それでは、少しこだわったところを解説。

ショルダーベルト長さ調整に自由度を持たせてレザーにするには??
ショルダーバッグってのは肩掛けショルダーベルトのある鞄。ショルダーバッグを考えるときにショルダーベルトをレザーにするか綿テープなどレザー以外の素材にするのかが悩むし、それにより鞄のデザインも変わる。
ショルダーベルトをレザーにすると高級感が増すがベルト穴のみの調整になり、ショルダーベルトの調整にかなりの制限が生じてしまうface06。逆にショルダーベルトを綿テープなどにすると調整幅は自由自在のお茶の子さいさいだが、ヴィジュアルデザイン的にカジュアル感の印象が強くなってしまうtanuki

私もショルダーバッグ『Lance』なんかはあえて実用性を選択して綿テープを採用しましたが・・・。
『Lance』はフラップ式であって、フロントポケットがあってとシンプルながらもヴィジュアルデザインにギミックがあって綿テープベルトでも違和感なく仕上がっていますが、もっとシンプルな鞄本体だと、どうしても安っぽく見えてしまうので、今回はシンプルに仕上げたいのでレザーのショルダーベルトを使いたい、かつ長さ調整もある程度自由度を持たせたいと言うことで、本田さんに工夫してもらいました。

幅広いレザーベルトにしてなおかつクッション材をベルト内部に設置。
鞄の重量が増しても肩にかかる負担を軽減しておりますface03

ショルダーベルトの一部を綿テープにしてその部分で長さを調整できるようにしました。
そして今回初採用の鉄製のベルトバックル。
オーガニックな雰囲気にして女性のカメラ愛好家すなわちカメラ女子にも持って頂けるようにハードになりすぎないようにしています。
30cm内であれば自由調整可能ですkirakira

もちろん素材にも拘るけど、生地にも今回は徹底してこだわりました
レザーバッグですから当然拘るわけで、今回は試作ですが、本番製作は栃木レザー新喜皮革のホースハイドでの製作となりますkuma
今回レザー以外にも色々拘っております。

鞄を真上から見たらこんな感じkabinkusa
全部閉まらないようにしてあえて密閉しない感じにしました。

ジッパーはもちろん真鍮製ジッパーのWALDESを採用しましたface03
作品の質感重視での選定ですが、今回ジッパーは直線のみなので、開閉に違和感は無いかと思います。

鞄内部。
そして今回はレザー素材以外の生地に関しては全て岡山県の帆布生地を採用face03
帆布生地は明治21年創業で創業120周年を迎えた岡山県はデニムの街として知られる倉敷市で帆布生地を製作している老舗のタケヤリさんの帆布生地です。
頑丈です。タフな帆布生地です。普通は鞄の本体のメイン(主役)を張る帆布生地を鞄のライニングしておりますicon11
自己満足の贅沢さでございます(笑)。
カメラとか入れると一般的なライニング生地って破けそうな勝手なイメージあるので頑丈な生地選びました。これなら破けね~だろ?的な。で鞄のマチ部分と底部には写真では分からないですが衝撃吸収のフワフワ芯材を挿入しておりますkuma

カメラ入れるときの敷居・・・。取り外し式は絶対無くす自信あるから考えました
カメラを入れるカメラバッグは敷居が設置されているもの。
カメラを入れないで普段使いする時は敷居を取り外したほうが便利。
でいざカメラを入れて敷居探したら無くなってる???敷居行方不明じゃん!!
カムバックサーモン。カムバック敷居・・・。
モノを無くす天才の私の近い将来の絵面が脳裏をよぎるicon11。取り外し式の敷居はあかんやろ・・・。ってことで。

鞄内部のポケットが外れてそのまま敷居になるのじゃ!!
ボタンで付け替えるだけなのじゃ!!
本番はこのボタンにもこだわる予定ってか変更済み。

女性が持ってもこのぐらいのサイズ感で周りの評価も上々。
本田さんとは細かい修正(本田さんがもっとこ~したいとかね)箇所を確認して、弐号機(2ndサンプル)拵えたいと要望あって弐号機確認したら本番製作って感じです。

栃木レザー新喜皮革のホースハイドのオールレザーで鞄内部が老舗帆布製作のタケヤリ製の国産帆布。大量生産できない職人さんのハンドメイドパターンのシンプルオールレザーバッグ。ワクワクしません??

会計の先生とかが原価見てビックリ。材料費高すぎるやろ??って(笑)。
も~革オーダーしちゃったし。
この鞄やったら調子乗ってカメラ持って出かけると思います。私がね。
も~少しで完成どす。
2017年05月17日

ちょいとコツが必要です

どもicon23。こんにちはkabinkusa

ここ最近、忙しくてブログさぼり気味でございましたicon11
メッチャやりたい事、欲しいものが多すぎて毎日幸せでございますface03

今週も早々、姫路にてレザーの仕上げを見て学んでまいりました。
その様子はHimeji Total Leather Expertのブログで掲載されております。

今回はちょっと補足説明です。

ショルダーバッグ『Lance~Regular Specification Last Edition~』について
先にスタッフブログでご紹介されておりますこちら。

ショルダーバッグ:『Lance~Regular Specification Last Edition~』
価格:64,800円(税込)

素材:牛革(脱クロム鞣しダコダ仕上げ)
ブランド:Entree(アントレ)
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:0.8kg
カラー:Dark Brown/Black
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

こちら、実はお客様のご要望によって製作に踏み切りました。
Dark BrownとBlackはずっとご要望頂いていました。
「なんで、Dark BrownとBlackが良いんだろう??」
と思って定番カラーをあえて外すと言う天邪鬼プレイしてましたicon11。製作担当の椎名君は定番カラーだからリリースすべきと言うのはずっと言ってましたけど、定番だから製作するってのは面白くないangly。と頑なだったんですけどね。前回製作の『Lance~Regular Specification~』をオーダー頂きましたお客様から
「凄く気に入ってるので仕事でも使いたいので、通勤はスーツなので黒や焦げ茶をリリースして欲しい。」
と言うご内容のご連絡を頂きましたface08

な、なるほど・・・。
私会社員時代はずっとスーツでしたし、最後の会社員時代は私服でもOKだったんで長らく通勤でスーツと言うのを完全に抜けておりましたicon11。ってことで今回の最終仕様ではフォーマルでもカジュアルでも活躍してくれる仕様と言えますkirakira

今回の仕様では従来の回転ヒネリ式から真鍮製のドイツホックボタンをフラップの留め具として採用しております。
フラップの留め具で差し込み金具以外で真鍮製ってなかなか無かったので回転式ヒネリを採用していたのですが、ドイツホックで真鍮製が存在していたので、今回採用に至りました。それにともなって~。

カシメのよ~な小さな金属パーツまで真鍮製に変更しました。

ベルトループももちろん真鍮製。
採用しているレザーはオリジナルですが、染料とオイルのみでの素揚げに近い仕上げで非常に経年変化が早いです。
Dark BrownやBlaceと言った暗色系のカラーはより深みのあるまたオイルが浸透して透明感も出る経年変化が発生するので、真鍮も鈍く変化するので相性は抜群かと思います。

自画自賛だけど暗色系もやはりカッコいい(今更w?)tanuki

ちょっとしたコツをご紹介致します。
フラップタイプの鞄ではちょっとしたコツが必要となりますface06
フラップを留める金具が慣れないと止めにくいと言うものがあります。ですので鞄の底まである巨大なフラップ式バッグや大きな金具が付いている差し込み金具のフラップ式バッグが多いのですが・・・icon11
今までも何件かオーダー頂いたお客様からご指摘を頂くことがございますが、フラップもハーフであり、留め具も小さい方がデザイン的にGOODです。『慣れ』がある程度必要なんですよねicon11

前作での回転式ヒネリは金具をハメ込んでから捻ると言う動作が必要です。
ヒネリ式の場合、ヒネリが何かに当ってヒネリが回転してフラップがバタつくことがございました。その点ドイツホックは留め具としての荷重性も高く、慣れると開け閉めが非常に楽なんです。

で、先日もご指摘頂いたお客様に私の手元をスタッフに撮影してもらってお送りさせて頂いたところ、開閉しやすくなったとご連絡を戴きましたので、こちらでもご紹介させて頂きたいと思いました。

フロントポケットにモノを収納するとホックの位置は物理的にジャストにはなっていませんkuma

マグネットではないので、留め具に誘導性はないので、画像のようにフラップを引っ張りながらホックを調整します。
これはドイツホックだけでなく、回転式ヒネリパーツでも同じです。
ドイツホックはハメておしまい。
回転式ヒネリはヒネリを縦に回転させなくてはなりません。

これを下からのローアングルで撮影するとこんな感じ。
指で鞄本体のホックを動かないように固定するのがポイントですkirakira

慣れてくるとスムーズに出来るんですよね。
私は慣れてるので、早すぎるみたいで撮影するときにスタッフに何度もおねだりされましたkuma

『Lance』の製作ちょっとお休みさせてくださいね
今回の製作でちょっと製作をお休みしたいと思います。
リリース以降、大変好評を頂いて製作を継続してますが、椎名君が新作ができないんす(笑)。
「ずっとLanceばっか作ってね??」
って感じでして。

何気にハンドメイドで製作するので、実はメッチャ製作時間かかるんですよね。
そこがまた魅力でもあるのですが、他の事ができない(笑)。
ちょっと椎名君には新作の開発に携わってもらいたいので、予め今回製作でひとまずお休みしましょうと取り決めておりました。
ですので、今回完売したら年内の製作はちょっと考えてませんので、ご了承お願い致します。
タイミング見てまたですね。

ちなみに次回もショルダーバッグを考えてます。

今回の製作のDark BrownとBlackモデルのオーダーはこちらからお願い致します。
随時2個ずつ掲載して行こうと思ったらDark Brawn人気でラス1になりました(早ッ)。



んでこちらは従来のレギュラーモデル。
ありがたいお話でいつの間にかオーダー頂き嫁いでしまい、現在はグリーンのみが在庫がございます。

経年変化が激しくでるレザーですので、オーナー様の使い方によって数年立つと人によって表情が異なってまいります。
どんな経年変化なのか教えて頂けると嬉しいですface03

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