こんにちは
。
ここ最近お天気は微妙ですが、暖かくなってきました。
よ~やく春の兆しを感じられますね。
これまでと変わらずオーダー頂き誠にありがとうございます。
サイト移設から、これまで行っていなかったアウトレットやサンプル製作品を徐々に掲載しております。
検品の段階で省いていましたが、ハンドメイドによって生まれた作品なので、やはりどなたかに愛着もって使い倒して頂くのがレザープロダクツの本望かと判断した次第です
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今回私個人も思い入れのあるサンプル製作を掲載することにしましたので、ご紹介させて頂きます。
個人的には涙が出そうな1stサンプルです
私が
日本経年変化協会を設立した当初、理想のレザープロダクツを生み出そうと初めて着手したのが
『R-18プロジェクト』です。
真っ赤なレザーをコンセプトに私が惚れ込んだ職人さんにレザープロダクツを仕立てて頂くと言うものでした。
ハンドメイドでモノを仕立てる職人はやはり素晴らしい
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今回ご紹介したいのがこちら。
1st Sample Making R-18 Long Wallet
価格:17,600円(税込 50%OFF価格)
作品概要】
■サイズ
縦×横×厚み=196mm×90mm×25mm
■スペック
札入れ 3箇所
小銭スペース 1箇所
カードスペース 10箇所
■素材
(外装)姫路産ハイブリッド鞣し牛革
(内装)新喜皮革・フルタンニンホースハイド(茶芯)
【企画・製作】
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
現在もご協力頂いております
Gum-A-Mama Lethers Kobe代表の本田さんは当協会設立当初からご尽力を頂いておりました。
この時期は真っ赤なレザーが理想の皮革がなく、兵庫県姫路市のタンナーさん協力のもと真っ赤なレザーを生み出そうとしていました。
理想はフルタンニンレザーのヌメで赤を表現したかったのですが、赤は難しいと鞣しをクロムとタンニンで行うハイブリッド鞣しで生み出したレザーのサンプルで外装を製作しています。
皮革素材も1stサンプル、製作も1stサンプルと言う処女作とも言える作品です。
1stサンプルゆえに傷などきにせず裁断は行いますが、ステッチデザインは本田さんの中で決まっており一糸乱れるステッチワークが施されています。
高級感を演出するメダリオン装飾も初期段階で決定しました。
ガムリングも勿論装着。
一つのコンセプトで色んな職人さんの個性を引き出したいと思っていましたので、オリジナルパーツを使ってほしいとお願いしたいのは現在でも健在です。
実際の
『R-18プロジェクト』ではバックルは神戸発の彫金ブランドである
38Silver Wroks代表の宮達郎氏の彫金バックルが採用されていますが、サンプルなので汎用品のバックルを採用していますが、勿論ブラス製。
コバ処理の着色を見るためにこのような仕立てになっています。
すべてが製作してみないと分からない。ハンドメイドと言えどカタチにならないと分からないのがモノづくりの楽しいところ。
ワレットの内装は、実際の
『R-18プロジェクト』と大きな変更はございません。
茶芯ホースハイドを採用。勿論馬革のタンナーといえば兵庫県が世界に誇る
新喜皮革。
なんでも今年創業70年らしく、半世紀以上馬革を取り扱っていると言う素晴らしいタンナーです。
改めて言うまでも無いですが、めちゃくちゃ王道ですが、
が大好き
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栃木レザーもこだわりすぎて効率性を考えず倒産しかけた程のタンナーです。
品質求める本物のタンナーが作り出すヌメはワクワクします。
話が脱線しましたが・・・。
サンプル段階でも
WALDESジッパーを採用。
スライダーは黒しか無かったんですよね。1stサンプルなんであるモノつかいます
。
茶芯レザーを使う贅沢感
。
一度覚えて今で止められません。
商社さんやスタッフからは勿体ないと言われますが
。
サンプル製作だけど大事に使って欲しいと思います。
同じくBILLFOLDも掲載しています。
同じく、1stサンプルのBILLFOLDも掲載しています。
こちらは二つ折り仕様ですね。
こちらも使ってあげると言う方よろしくお願いします。