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2022年02月01日

茶芯の革ジャンの経年変化

こんにちはkabinkusa

さて、前回のブログ記事で革ジャン、デニム、ワークブーツのスピードエイジングについて解説させてもらいました。
一番の経年変化はちゃんとメンテナンスしながら愛着もって長く愛用することが一番大切ですkabinkusa

今回は革ジャンの経年変化について。
革ジャンはエイジングを楽しむアイテムの中では最も高価じゃないでしょうか?10万円前後~30万円前後とモノにもよりますが、どちらにしろ高価なアイテムです。

私は極力ダメージ与えないように長く長く愛用しています。
着用する日はきっちり一日中着用。ただ連日で着用しない!!とローテーションしながら革ジャンライフを楽しんでいますkuma

今回茶芯の革ジャンのお話を。
茶芯は真っ黒なレザーが徐々に顔料が剥げて下地の茶色の染色が露出してくる経年変化を楽しむものです。今回私の私物で茶芯をご紹介。

着用年数7年~BUCO J-24~
ド定番のダブルライダースBUCO J-24kirakira
茶芯ホースハイドでやっぱり革ジャン好きなら抑えておきたい一着で今回ご紹介する私物も2着目です。同じライダース買っちゃうぐらいですから、かなり気に入ってますface06

今年で7年目になりますが、綺麗でしょう?そんぐらい丁寧に扱ってます。
大体10月~3月いっぱいの着用になります。

革ジャンの場合茶芯が露出してくるのはヘリ返しされている部分の顔料が剥げ落ちて出てきます。
大切に丁寧に管理していてもこれは仕方ありません。


BUCO J-24のシンボルと言えるDポケ。
もちろん、ポケットとして実用していませんが7年目に及ぶ着用時の身体の前屈動作がレザーに凹凸を生み出します。また凸部分の顔料が薄くなり、ブラウンの下地が薄っすら露出してきます。


改めて見るとヘリ返し部分の大半が茶芯が露出icon11

革ジャンの経年変化は別に茶芯だけでなく、このアームホールのシワが好きです。
これは7年に及ぶ自分だけの身体に沿ったシワなんですよ。

好みになりますが、私はこんだけ袖のジッパー開けてます。
腕時計してるんでね。

身体の可動部。この場合肘の内側になりますが、日常動作で腕の伸縮が繰り返されるために茶芯にじみ出てきます。
何度も言いますが、最上級の衣料なので、連日の着用など行っていません。アウターとしてローテションで着用しているだけです。元はブラックのライダースとしてリリースしているので無理に経年変化を促進させようとはしておりません。大切に扱うと綺麗な状態が保てます。
またメンテナンスは着用シーズン始めに固く絞ったタオルで吹き上げるぐらいで、特にナニもしておりませんface06

着用年数10年~BUCO J-100~
さて、次はシングルライダースのど定番BUCO J-100です。
もともとは革シャツに近い状況でリリースされ、ライニングにキルティングは採用されておらず、サテン生地だけのライニングで皮一枚で羽織っているような革ジャンです。

全体的にブラウンがかってますface06
着用期間は長袖のシーズンで夏以外です。TシャツやロンT一枚の上に羽織るぐらいで着用するので先のBUCO J-24よりワンサイズ落としてますのでタイトめな感覚のサイジングですicon11
冬場はこの上にダウンベストやアウターを羽織ってます。
非常にシンプルなライダースになりますので、ヘリ返し部分は少ないはずなのですが、タイトに着用してるので身体に吸着するような感覚なので、全体的に茶芯経年変化は早いと思われます。

10年ジャストサイズで着用する。そしてライニングが薄いとここまで茶色くなるか??と思うぐらい変化してます。

太陽光で見るともう茶色のライダースじゃね??
と思えるぐらい茶芯の芯露出してます(笑)。

胸ポケットのとこだけ黒い。
他は擦れたのか黒のピグメントが全体的に剥離して紫がかって見えるほど。

肩周りは焦げ茶か??
そろそろ、BUCO J-100買い直すか??と思ってます。

ちなみにBUCO J-24は7年目で2着目と書きましたが、理由は7年前に酔っ払ってる時に後輩に欲しいと言われてその場であげてしまったからです(笑)。シラフに戻って返してくれとは言えずに。

革ジャンのエイジングを楽しむのは茶芯だけではないです。
ただ、無理に揉んだり折り曲げたりしなくても高級な衣類であるため、愛着もって購入したはず。
無理に付加をかけずに大切に愛用して上げるだけで自然なエイジングを楽しめると思います。

革ジャンだけでなく、デニム、ブーツ。
愛着持って何年も時を過ごし、気づいた頃に自分だけの唯一無二の経年変化を演出してくれていると思います。
今一度、自分の愛用品大切にしてあげて下さいね。
2017年11月18日

『茶芯』と言う経年変化の魅力

こんにちはkabinkusa

よ~やく寒くなってまいりました。
ここ最近夏が長いですよねicon11。寒くなるとファッションが面白くなる季節。私も色々な案件を頂いてBlogの更新が疎かになっておりました。

さて、今回ご紹介するのは『茶芯』と言う経年変化face03
コアなレザー愛好家の方々はご存知かと思いますが、少し整理してみます。

そもそも『茶芯』の経年変化とは??
『茶芯』と言う言葉が浸透し始めたのは、90年代後半頃だったかと思います。
Red WingのエンジニアブーツであるRW2268だったかと思いますface06
新品の時に真っ黒なエンジニアブーツが履き込んだらうっすらと茶色くなってくるブーツが存在する。そんな噂や画像が出回りました。これもロシアンルーレットのようなモノで全てが茶色くなる経年変化ではありませんでした。その自分に『茶芯』と言う言葉が出回り始めました。

『茶芯』とはブラウンに染めたレザーの表面を別色で染めたレザーを採用したレザーアイテムを使い込むことによって、擦れたり擦れたりして芯にあるブラウンが露出した経年変化。

と言えますface06
話題になったのは90年代ですが、50年代のレザーアイテムに多く見られました。
一般的に見られるのは
・茶色に染色したレザーにブラックなどの顔料を吹き付けたレザーです。

50年代はホースハイド(馬革)も多く流通しており、傷の多いホースハイドの傷を隠すために顔料を吹き付けたと考えられますface06
何にしろ、ブラウンのコントラストがかっこ良い。使い込んだ質感を露骨に感じ取れるなどレザーアイテム愛好家を惹き付ける経年変化です。

私の自慢の相棒をご紹介させて下さい(笑)。
ヌメ革従来の経年変化も大好きですが、『茶芯』も大好きで様々な『茶芯アイテム』を私も所有しておりますkuma
そのうち自慢の相棒がこちら。

BUCOのシングルライダースであるJ-100で御座いますtanuki
愛用年数は6年ですが、秋~春先まで愛用しているので出番が多く、ショップ店員さんが驚くほど『茶芯』が出ています。現行のBUCO新喜皮革の茶芯仕様のホースハイド(馬革)を採用しています。

私も同素材でバッグを企画しましたが、このブログを執筆する直前に完売してしまいました・・・。オーダー頂いた方々はガンガン使い込んでバッグで『茶芯』を楽しんで頂きたいと思います。

で、一口に『茶芯』と言っても”茶の露出の仕方”は異なります。ダイナミックに様々な露出を楽しむのであればレザージャケットで『茶芯』を楽しむことをお薦め致します。私の愛用品で”茶の露出の仕方”をご紹介したいと思います。


茶芯~擦り切れ系~
長らく愛用していると不意にも壁なんかでこすってしまうと言うトラブルなんかもあります。その時表面の顔料が擦り切れちゃって『茶芯』が露出することがあります。それがコレ。

サンドペーパーって擦れたような感じになりますが、これもライフスタイルだと思います。
ブーツのつま先の『茶芯』の経年変化で多く見られるのが擦れ系で御座います。

茶芯~ヘリ返し・張力系~
レザーをへり返す。つまりレザーに張力をかけた仕立てを行うとラッカーが飛んでしまうことから発生する経年変化です。
ジャケットの場合ジャケットの裾に顕著に見られます。

私のジャケットは裾部分は全て『茶芯』の経年変化が現れています。

腕周りのパーツのつなぎ目などは随所にへり返し処理が施されており、『茶芯』の経年変化が露出しています。

ポケット周りもヘリ返し処理が行われており、ラッカーがひび割れたような雰囲気で『茶芯』の経年変化が発生しています。

茶芯~ナチュラル系~
『茶芯』の経年変化でもっとも美しいと言われるのがこのナチュラル系。
長年の長時間に及ぶ愛用によって自然とラッカーが剥離してしまうこの経年変化は茶のコントラストが最も美しいと思いますface03

ジャケットの場合襟周りが直接首に触れる為ブラックが自然と薄くなり、茶がうっすらと出てきます。

そして袖部分はもっともナチュラル系が出てきます。
ジャケットの場合一番動く部分ですから。

太陽の光加減にもよりますが、自然光でみるとまっ茶になってます。

ノコギリクワガタ虫の背中のようなブラウンぶりに満足ですface03
渡しの場合オイルアップは一切行っておりません。
夏場は暑いから着用しないので、寝かす前後に固く絞ったタオルで拭き上げて乾拭きすると言う行為を行うだけで、ひたすら着用するだけでございますtanuki

いや、『茶芯』の経年変化は何とも言い難い魅力が御座います。
今年のアウターでレザーを考えておられるならあえて『茶芯』と言うモノに着目して選ぶのもありですよ~。
アメカジ・レザー愛好家にはたまらん季節がまたやって来ました。

完売しちゃったけど、オーダーして頂いた方へ
今年は私も『茶芯』の経年変化を意識したアイテムをリリースさせて頂きました。

ショルダーバッグ:『Multi』
価格:64,800円(税込)

外装素材:馬革(新喜皮革)
内装素材:零号帆布(タケヤリ)
ブランド:Specialite
概算寸法:25cm×37cm×16cm
概算重量:1.0kg
カラー:Dark Brown/Black(茶芯)
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

自分が愛用しているレザージャケットと同素材で一眼レフカメラバッグにもなるショルダーバッグをリリースさせて頂きました。
先週ぐらいまで在庫があったのですが、やはりこの時期になるとパタパタとオーダー頂き完売いたしました。
このレザー毎年春にしかゲットできないので、来春以降ですね。今回ご紹介した『茶芯』の経年変化をすべて堪能できるデフォルメとなっております。

ヘリ返し処理も勿論ですが、コバをそのまま露出してみたりしてます。
茶芯と従来のコバのコントラストが楽しみな設計です。

あえて、そのままにブランドロゴの刻印も施しております。
刻印の『茶芯』の経年変化は結構強烈に楽しいです。

ショルダーベルトはクッション素材を挟み込んで縫製を施しております。
ショルダーバッグで一番負荷のかかる部分で直接身体に触れるのでナチュラル系や張力系の『茶芯』の経年変化が露出することが必至。

本当は自分用に一つ取り置いて来年私自身が育てようと企んでいましたが、後輩が自宅まで来てお金置いて持って帰ってしまったので経年変化が確認できなくなっております。
オーダー頂いた方で『茶芯』の経年変化出たよ~って方また教えてください。
2~3年使い込んだぐらいじゃまだまだですよ~(笑)。
2012年01月19日

リアルマッコイズN-1デッキジャケットの1ヶ月着込みサンプル

おはようございます。日本経年変化協会です。
さて,昨日は
株式会社ワイズエッグさんで秋國社長と打ち合わせをさせて頂いてから,社長の7年間愛用されている名刺ケースを突撃取材(突然取材?)させて頂きましたkirakira。秋國社長お忙しいところありがとうございましたicon11

そうこうしているとお昼過ぎに友人でもあるメガネ@部長さんご出勤kirakira。風邪が辛そうでした。彼のアイテムで何かないかなと思っていたら,前回紹介した昨年購入したばかりのN-1デッキジャケットを着用しておられましたが,まだ着用して1ヶ月も経ってないのにすでに変化がface08。ってことでゴホゴホ咳してるメガネ@部長さんを脱がせて撮影させていただきました(鬼か?本人は座薬の話ばかりしてましたが・・・)。


ヘビーローテーションが成せるスピードエイジングN-1

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ブランド :ザ・リアルマッコイズ
型式   :N-1デッキジャケット
サイズ   :42
着用期間:1ヶ月足らず
着用回数:最低週4回
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凄いface08。もぅコットン素材が変化し始めてます。
昨年2011年のクリスマスにプレゼントされてから,この冬の外出するときのヘビロテのアイテムだけあってすでに使い込んだ風合いが刻み込まれています。前回に撮影したのがこちらですよね?
【撮影2011年購入時撮影】

すでに雰囲気が変わってるのは一目瞭然です。ザ・リアルマッコイズの作り出すプロダクツの1つであるN-1ジャケットは最高級の素材で作られ実物以上のクオリティkirakiraだと言われています。普通は一ヶ月足らずでココまでにはなりませんicon11

右腕周り。腕の可動部にはすでに深い皺が刻まれています。メガネ@部長さんは
「営業で良く動くからじゃない?」
とのことicon11。営業の外回りで着用時間が長いこともスピードエイジングの要因だとも言えますねface06

左腕周りもバッチリですkirakira
コットンが日に焼けてくると独特の色落ちがありますし,摩擦で摺れて光沢も期待できます。

N-1の特徴でもあるアルパカで保温性を高めた襟周り。使用された雰囲気がビンビンに伝わりますね。どんな着方をしているのか聞いてみると,
「ジップして第一ボタンだけ外してボタン留めて襟立ててるかな?寒いし。実際の海軍もそうやで。」

とのこと。襟を立てて着用するのがポイントなんですなface06。前回撮影したときがこちら。
【撮影2011年購入時撮影】


比べてみるとアルパカの毛並みが変わってますねkabinkusa

内側のアルパカのライニングもN-1の特徴ですが,毛がだいぶ寝てきた印象を受けます。前回撮影したものと比べてみて。
【撮影2011年購入時撮影】

アルパカも動物の毛になりますので,使い込むと変色し毛並みが変わってきます。

今回注目したのはN-1の裾の部分。
汚れかな?と思ったのですが,汚れが青いicon11。なんとこれはデニムのインディゴが色移りしたとのことです(笑)。
現在私とメガネ@部長さんはヘビーオンスデニムの穿き込み対決をしていますが,新品のヘビーオンスデニムもヘビロテ中ですので,色移りしてしまったそうです。

やっぱり愛情込めてヘビーローテーションになるぐらい使い込むと持ち主の歴史が刻まれています。
今年の冬も寒く,きっとこのジャケットを一日中着用されて毎日外回りをしていることがジャケットに反映されているのでしょうね。
今後さらに変化するはずなので時折チェックしてみます(笑)。
2012年01月17日

リアルマッコイズ・ダウンベスト着込みサンプル

こんにちは。日本経年変化協会です。
今日は、だいぶ寒さも和らいできました。でもまた寒くなるんでしょうねface07
本日もWEBサイト制作の為に
株式会社ワイズエッグさんのオフィスにお邪魔してきました。2月中にWEBサイトをアップ予定ですので、私も楽しみですが、皆様も是非楽しみにして頂ければと思いますface03

さて、本日は友人のメガネ@部長さんが風邪引きでダウンされていましたicon11
彼は毎回私服で出勤されているので、オフィスに立ち寄った際は毎回チェックさせてもらっています(笑)。今日も早速ついでに取材させて頂きました(笑)。本日の着用サンプルはこちらicon23

リアルマッコイズ・ダウンベスト

ザ・リアルマッコイズは主にミリタリーやアメリカンカジュアル、モーターサイクルウェアを取り扱うファッションブランドとして知られていますし、根強いファンもいらっしゃいます。こちらのダウンベストはジョー・マッコイ名義のブランドになります。
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ブランド :ザ・リアルマッコイズ(ジョー・マッコイ)
年式   :2009年モデル
着用年数:3年
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上質なダウンは長年着用できることもあり、冬場のアイテムでは必須ですねface03。ダウンベストは意外と着回しが難しいことで敬遠されがちですが、アメカジファッションの愛好者は1着は欲しいところです。人気のカラーは赤を始めとした暖色系が多いのですが、メガネ@部長さんはモス・グリーンをチョイス。

裏側はクリーム色です。TALON製のジッパーを装着したダウンベストです。

ヨーク部分はホースハイド(馬革)を用いた贅沢な仕様ですkirakira
レザーのヨーク部分が経年変化によりエイジングしていくのが楽しみな逸品ですface03。実はこの1着のこだわりはメガネ@部長曰く奇跡の一着kirakiraとのこと。うん?どこがでしょうか?
ヨークの左右でホースハイド(馬革)質感が異なっているとのことface08。えっと・・・icon11
オーナーであるメガネ@部長さんに言い難いのですが、それって不良品では?通常、レザーのヨーク部分は左右均等に同じ質感のレザーで制作するはずなので、レザーが異なる製品は通常不良品ってことでアウトレットになってしまいますが・・・・face07
メガネ@部長さんはよくぞ聴いてくれたとくれたばかりに、
「そやろ?マッコイズは過剰品質なブランドで優等生ぶってるから、検品を通り抜けて店頭並んどってん、店員も交換すると言ってたけど、あえてコレ。そやからこのカラーのベスト選んでん。ダウンの歴史はエディ・バウアー以降で歴史浅いからあえて造りが荒い方がモノホンっぽいやん。」
とのこと・・・・。分かってて購入したんだicon11(苦笑)。
私にはちょっと理解し難い感性ですが(笑)。

タグです。
ジャストで着こみたいと言うことでサイズは40をチョイスされていました。

後から見た感じはこのような感じ。
私もウエアハウスのダウンベストを愛用していますが、ザ・リアルマッコイズのダウンベストは若干丈がショート丈のように感じます。
しかし、3年着用した質感はザ・リアルマッコイズのダウンベストの方が雰囲気出てるなぁicon11。私のウエアハウスのダウンベストを紹介しにくくなってしまいます(笑)。

背中のヨーク部分のホースハイド(馬革)は良い感じでホースハイド(馬革)の特徴であるエイジングに仕上がっています。この独特の皺を出すためにはひたすら愛用して着用するのみface03
やはり長く愛用してオーナーの特徴が刻み込まれるアイテムはもう涎ものですよねicon22
2012年01月13日

バックスキンレザージャケット

こんにちは。日本経年変化協会です。
今朝も
株式会社ワイズエッグにお邪魔させて頂いて、WEBサイトの打ち合わせ。WEBサイトって大変だぁ~face07。でも完成が待ち遠しい日々を過ごしていますkabinkusa。オフィスには営業に出発前のメガネ@部長さんがいらっしゃいました。メガネ@部長さんが本日着用されているアウターに見覚えが・・・。うん?それ、私たちが高校2年生の時に大阪のアメ村で購入したジャケットでは?えぇ~16年も着用されているんですか?凄いエイジングしてますやんicon23。嫌がるメガネ@部長さんを引き止めて撮影させて頂きました。

バックスキン・レザージャケットの経年変化によるエイジングサンプル

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ブランド   :不明
サイズ  :40
素材   :カウハイド(牛革・バックスキン(裏革))
着用年数:16年
着用ペース:冬場週2回程度
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このフェイクムートンを装備したジャケットは私にとって思い出の一品kirakira。私とメガネ@部長が高校生の頃、阪神大震災があってまだ不安定の頃に一緒にアメ村に買い物に行った際、古着屋でメガネ@部長さんが程度の良いこのジャケットを購入されていました。ど、どれだけ物持ちが良いんだこの人は・・・icon11
バックスキンとは裏革のことで、柔らかい独特のエイジングを演出してくれます。

ノーメーカーですが、バッチリエイジングしているため、すんごい雰囲気があります。
もともと、ライダースのレザージャケットの上に羽織る為に購入されたそうですface08。現在でもメガネ@部長さんはレザーの重ね着を良くされています。フェイクムートンも独特の色落ちしております。

内側も全てフェイクムートンでライニングされていますface08
「何年経っても暖かいよ。」
とのこと。

毎年シーズンの最初と最後にバックスキンのメンテナンスをされるそうで、16年経った今でもその美しさは保たれていますface03。やはり大事にメンテナンスして育てていく一着は最高ですface03


そで周りは流石に汚れてきていますが・・・。
「僕どうしても単車のるから袖口とブーツの左足は汚れるよね。」
って、バイカーの証ですよ。バイカーの方のエイジングは非常に特徴的です。

バックスキンを拡大してみましたが、剥げているとこは殆どない、極上の一着ですkirakira

メガネ@部長さんご出勤の様子icon11
「今日は夜大阪の企業さんの社長さんと打ち合わせして食事だからネクタイつけてるからいつもよりフォーマルやねん。」
ってicon11
え?こんなファンキーな格好で営業してるの?
ネクタイの有無だけですやん・・・。と思っても言えず・・・。しかし着こなしは流石16年前のジャケットだとは思えません。

メンテナンスして大切に育てていくことの素晴らしさを感じた一品でしたface03

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