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2017年06月12日

シンプルなマルチな鞄出来上がりました

こんにちはkabinkusa

梅雨入りしちゃいましたねicon03
先日、愛車をピカピカに洗車したのに昨日は神戸は雨で黄砂の影響でまたドロドロに汚れてテンション下がり気味ですicon15
しかし、テンションアゲアゲicon14icon14のニュースがございましたので、お知らせですface03

先日の「カメラバッグが欲しいな」と企画開始したニュースから2ヶ月ばかしで試作一発目が出来上がり、細かい修正を行って1ヶ月足らずで本番製作が出来上がりましたface08。企画の構想は2年前から練っていたし、製作担当はGum-A-Mama Leather(ガムアママ)の主宰である百戦錬磨の経験を誇る本田宏治氏でしたので、無茶な要望にも華麗なテクを駆使してくれたおかげで満足行く作品に仕上がりました。

シンプルデザインかつ用途はマルチな鞄ってのが本作『Multi』のコンセプト
で出来上がったのがこちら。

ショルダーバッグ:『Multi』
価格:64,800円(税込)

外装素材:牛革(栃木レザー)/馬革(新喜皮革)
内装素材:零号帆布(タケヤリ)
ブランド:Specialite
概算寸法:25cm×37cm×16cm
概算重量:1.0kg
カラー:Dark Brown/Black(茶芯)
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

ご覧の通りヴィジュアルデザインは一切合切余計なモノは削ぎ落としたシンプルなデザインです。
新鮮な魚は生の刺し身で食べるのが一番美味しいように、上質なレザーは余計な手を加えず素材の魅力をそのままに活かしたデザインが良いと思いますface06
逆にシンプルなデザインは素材を厳選しなければ安っぽく見えるので、今回は共にフルベジタブルタンニンレザーの栃木レザー新喜皮革の茶芯ホースハイドを選定していますkirakira

そもそも”一眼レフカメラバッグに気に入った専用バッグが無い。”から企画し始めました。
でもガチのカメラ愛好家ではなく時々カメラ持ち歩くんですけど??的なライト感覚。ずばりコンセプトは

毎日愛用してる鞄に時々一眼レフカメラ入れても心配ない鞄!!

ずばりコレなんですよ。一眼レフカメラはピンキリあるけど、安いって言っても高価だし精密機械ってことで衝撃吸収の施された専用ケースが無いと怖いってのが私の思うところであります。本作『Multi』は凹上に鞄のマチ部分と底部分に衝撃吸収のクッション材を施しておりますface06

デザインがシンプルだから素材とディテールに徹底的に拘りました
デザインが凄くシンプルだけど、素材に今回かなり予算を投下したのですが、本田さんに徹底した要望を伝えてディテールにもかなり拘りました。

私はショルダーバッグに長さ調節が任意でできないのでレザーベルトは敬遠しておりましたが、今回はショルダーベルトにレザーを採用しております。レザーは食い込むと不愉快なんで、ショルダーベルトの中にもクッション材を入れて貼り合わせて縫製して頂いておりますface03。重たい荷物いれても大丈夫だicon09
で長さ調整もある程度できるように、今回新しい副資材を採用しています。

鉄製のベルトバックルに極厚の綿テープ部分でレザーベルトでありながら、任意のベルトの長さ調節が可能です。
鉄製のこのザラっと感が気に入りましたface03。オーガニック感と言うか。

鞄は密閉しないようになっていますが、ジッパーで開閉します。
ジッパーはご定番のブラス製のWALDESジッパー#10です。
本当は鞄とかジャケットに使うジッパーですが、私は財布にも採用。

試作機から大きく変わったのは鞄のライニング。
なんと、市場でもあまり見かけませんが零号帆布でございますのkuma
岡山県は老舗帆布メーカーであるタケヤリ産の帆布です。
とある商社さんが持ってきてその質実剛健な帆布作りに感服。最強の零号帆布は米軍にも納入されている事実を知って仕入れました。
姫路の染色屋さんに染めてもらおうとおもっても染料が入らないと言う汚れない白・・・。
最初、椎名賢君に持っていったけど「これはちょっとオレには扱えない帆布やわ・・・。」と流石の椎名君もギブアップ。
本田さんは「やってみましょう。」と言われて本作に採用しました。

零号帆布はレザーよりも分厚い帆布ですicon11
しかしこの肉厚感がたまんね~。
値段もその辺のレザーよりも高いicon11。原価的には外装、内装レザーで仕上げた感じやね(笑)。
「この鞄縫製してる時にミシン針が何本か折れるんですけど???」
と本田さん。
うん。大変っすね。訊かなかったことにしよ~icon11
ポケットの片側が敷居になっててカメラバッグとして使用する際に便利になるディテールkuma
敷居欲しいざかりの私の要望に応えていただいた本田さん。流石だぜkirakira
で、外装レザーは2つの仕様に別けてます。

仕様①:やっぱり国産フルタンレザーの雄、栃木レザーは鉄板でしょ??
今回のダークブラウンのは国産のフルタンレザー最高峰と呼び声高い栃木レザーを採用しました。

ピット鞣しのフルタンの下地に染料とオイルだけで仕上げたダコダレザー。
ソフトレザーでこの荒々しさは革らしい革だと思います。

このレザーの表情はたまらん・・・。
本田さんの作風と相性良いんですよね。
栃木レザーは手に入る時と入らない時(完売知てる時は最低2ヶ月待ち)あるから安定して仕入れるにはまだ検討してます。
オーダー頂いて革来るまでに2ヶ月待ちでお届けは半年後ですってのが嫌なんで。今回もこれように数ヶ月前に仕入れましたがからね。
ブラウン好きにはお薦め。

仕様②:茶芯のホースハイドもレザー愛好家には鉄板過ぎるでしょ??
今回のブラックはフルタンニンレザーで茶芯のホースハイド(馬革)。馬革の雄と言えば新喜皮革です。

現行のBUCOのライダースややマッコイズのブラックのレザージャケットと同素材なんでそりゃ相性良いでしょうよ。
使い込んで茶芯楽しんでクタクタにして馬革特有の質感を楽しめる一作です。

革の断面をあえて着色などの処理してないので、茶芯であることがお分かり頂けるかと思います。

ホンマに使い方はオーナー次第のMultiな鞄です
普段は日常的に使えるショルダーバッグ。
一眼レフ持ち歩きたい時は

敷居で区切って荷物とカメラ分けるも良し。
交換レンズとか持ち歩いてその日一日だけカメラ専用ケースにするも良し。
衝撃吸収材完備なんで小型のノートPC入れたりタブレットにするも良し。
非常にマルチな鞄ショルダーバッグ『Multi』良い鞄に仕上がりましたface03

販売は2~3日後にWEB STOREにて行いますのでよろしくお願い致します。
2017年06月07日

信念を貫いた結果の傑作かと思います

こんばんはkabinkusa

夏めいて来ましたねicon01
最近、ゆく先々でアイスコーヒーをご馳走して頂き、「前世セミじゃないかしら?」と思うほどトイレの近い今日此の頃ですicon11

さて、先日のブログにて真っ赤なクロコの型押しレザーをわざわざ一枚仕上げていただいて、非常に好評でした今年の新作であるラウンド式長財布『#10』を企画することをお知らせ致しましたkuma。結果スタッフ及び関係者からは

「なんでまた真っ赤なんですかicon11?もっと売れそうなカラーにしてくださいよ!!」

ごもっともなご意見face06
でも売れそう売れないなんて箱を明けてみないと分からないじゃないか??
ちなみに私の決断基準は売れそう売れないの概念はなくて、自分が欲しいか?企画して楽しいか?これだけでございます。むしろこれはモノを企画プロデュースする以上信念ですので、周囲に何を言われようがケ・セラセラどこふく風でございますtanuki
前回の栃木レザー仕様だって傷だらけのレザーをあえて採用するときブヒブヒ言ってたけど、通販サイト掲載前に完売したじゃないか!!

「完売して、お問い合わせもあるのだから、再製作すべき!!」

ごもっともなご意見face06
だけど私は天邪鬼。期待されるとも~面白くないんですよね。
しかもハンドメイドのアイテムなんて『ご縁』だと思います。一期一会感がこれまた楽しい。今回も周りのごもっともなご意見に感謝しつつ結果自分の信念にしたがった結果、すごい傑作になったかと思います。
ちなみに真っ赤なクロコ型押しホーンバック仕様に賛成してくれたのは製作担当の本田さんだけ(笑)。

作品に仕上がった瞬間に『#10~Red Dragon Ver~』と命名
で出来上がったのはこちら。

ラウンド式長財布:『#10~Red Dragon Ver~』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:クロコ型押し姫路牛革 内装:イタリアトスカーナ牛ヌメ革)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:オールレッド
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

歩留まり考えてウロコな大きなベリーを型押しすることが多いクロコ柄。
私は歩留まり無視してホーンバック(背中)の小型のクロコを希望した結果大正解。
ヘビタン鞣しの牛革なんでこっからの経年変化がまた楽しみface03
龍の背中みたい~(見たこと無いけどicon11)。

画像で上手く表現できませんでしたが、ウロコに陰影ございます。
見る角度によって真っ赤ではなく赤のグラデーションに見えます。製作担当者の本田氏も
「ここまでレベルの高いクロコの型押しは凄い!!」
多分また作ってってお願いしても仕上げてくれるかどうか・・・。
一枚ずつ手作業で仕上げるのメッチャ大変なよ~で・・・。

本田氏も相当なレザーフリークな職人さんで細かいパーツもウロコのバランスを考えて組み上げます。
型押しのレザーはレザーの裁断一つで作品のオーラが変わってしまうので、本田氏のセンスが光りますkirakira

そして本作でも大型のブラス製WALDES大型ジッパー#10は大きなアクセントになっています。
レザー全般にシルバーと並びブラスは非常に相性の良い金属パーツですが、R-18プロジェクトで経験しましたが赤ととりわけ相性が良いように思えますface06

大型ジッパーを開閉するとガバって開きますface08
一般的に販売されているラウンド式よりも内装のレザーが多いため、『革の塊』感がございます。
内装は黒にしようと言う意見もございましたが、真っ赤で統一。

今回一番高くついたのがこちら。
オットンチェット社のイタリアはトスカーナ地方のヌメ革。
ヨーロッパはダブルショルダーと言う裁断です。数年前と比べるとデシ単価で数十円値上がりしてると言う事実にオーダーしてから驚愕face07。関係者各位から
「予想以上の材料代なので、販売価格を理由を述べて上げるべき」
ごもっともなご意見ですface06
本来ならば2,000円ぐらい値上げすべきらしいですが、製作前にご予約頂いている方々もたくさんいらっしゃっるので価格は据え置きですtanuki。後から値段上げるってのはジャンケンの後出しみたいな感じで嫌ですので(笑)。

厚み1mmまでに漉き加工しておりますが、幾層にも重ねるので、かなりのヴォリュームがございますicon11
コインケースにもブラスのWALDESジッパーを採用しております。もちのろんで。
あと、オーダー頂いた方に
「ブランドロゴって押して無いんですか?」
とのご質問頂きました。
こちらにございますよ~。

コインスペースの側にばっちり刻印しております。
一度お確かめあれです。
ブランドロゴは勿論大切にしておりますが、見えるところに付けたくないので、本田さんにしろ椎名君にしろ極力メインに刻印しないでとお願いしております。

ご予約承ります
さて、こちらのお財布は6月20日以降本製作にはいる製作スケジュールを組んでおります。
初回の『#10~日本経年変化協会会長仕様~』通販サイト掲載準備段階(私が原稿確認してる最中でした)でご予約完売となったそうですので、オーダーご希望の方はご予約頂けると確かかと思います。クロコのホーンバッグメインの裁断のための歩留まりの悪さ、インナーパーツのトスカーナレザーがダブルショルダー裁断であることなど、製作個数は前回より下回るのは確実ですicon11

ご興味頂ける方は早い目のご予約お願いします。
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「Red Dragon」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
2017年03月15日

栃木レザーについて【赤タグ採用の経緯】

こんばんはkabinkusa

3月の陽気は最高icon01
が夜になると肌寒いicon11

冬服止めて春服になってますが、夜になると凍える今日此の頃。
今年になって他社商品企画プロデュースやセルフ企画プロデュースブランドSpecialite & Entreeで採用するレザーをかなり路線変更しようと、動いてきました。

ここ数年色んなレザーや職人さんと出会い、作りたいアイテムに適したレザーや希望する経年変化を想定してレザーを選定するようになって自分的にどのレザーが良いのか頭が整理できるようになってきました。

この度少し値が張ってしまいますが、イタリアのレザーなどインポートレザーの仕入れルートを確定しました。
で、日本のレザーはオリジナルレザーに加えて時々採用してきました栃木レザーを本格的に導入しようと思いますface06

先日大阪の商社巡りをしてきまして、久しぶりに栃木レザーを取り扱うハシモト産業さんにも立ち寄りました。
「おう、久しぶりやな!!」
とお声を掛けて頂いたのは、ハシモト産業さんの橋本皎社長と思いきや、しばらくお会いしない間に会長職に退かれておりました。
「若い者に辞めさせられたんや~(笑)。若い者は若い者でやりたい事があるよ~で。ま~座れや。」
社長(じゃない会長)は、気さくな人柄で若い私達にも丁寧にお話して頂けます。
栃木レザーの役員のお一人でもございます。


”赤タグ”を考案したのは橋本社長。
その日何のレザーを仕入れに来たんだ??
と尋ねられて、鞄作りたいんでこのレザーです。と応えると。
「お前、それ栃木レザーのラインナップでも傷が一番多いやつやで。そのままで仕上げとるからの。」
いや、それが良いんですけど・・・icon11
私の持論をお話しました。
レザーと言う肉牛馬の副産物である天然素材。牛馬が生きてた証であり、多少の傷があるところが革らしく私は好きだと。
「その通り!せやけど、ほとんどの大手メーカーは革が分かってない。傷がないものって表面加工しまくったらそれはレザーやないと俺は言うてんのや。」
と私も思います。同意。

いつもそんな感じでお話するんですけどね。スタッフの方がレザーの梱包終わりましたと会話の途中で声かけて頂いて
「ところで赤タグはどうします??」
私はいつも赤タグは要らないって言ってますので、お断りしようとすると、橋本社長(今会長だけど)が「何でや?」と。
栃木レザーのアイテムにはトレードマークとなっている”赤タグ”

私個人的にあまりにこのタグが浸透し過ぎていて好きじゃないんです。
似たようなもので言えば日本で知られているハリス・ツィードのタグかなとicon11
特定の素材がブームになるのは日本特有かと思いますicon11
その素材を採用したら売れるから採用する。
私もまだまだ微力な商品企画しておりますが、商品企画のプロとしてその発想大嫌いですicon09
現に、ファッションセンターしまむらハリス・ツィードを部分使いしてタグ貼り付けて、規約違反として話題になったのは記憶に新しい。
実際タグがなければそこまで売れないんでは??

私が企画を行う際、素材の出処は栃木レザーに限らず全て明確にするように心がけていますkuma
ハンドメイドって言葉で誤魔化さず作り手の作者も明確にします。
その上で栃木レザーを採用するのは売れるからではなく、企画するアイテムに栃木レザーが最適で経年変化を見てみたいから採用しています。だから”赤タグ”使うのはチャラいし、うちには必要ないと思ってますと伝えましたicon11
すると橋本皎会長は
「この赤タグ考えて作ったのは俺や。これは信頼の証でここ5年チョイ前からや。」
え??マジですか??
そこから栃木レザーの歴史を教えて頂きましたface08


自分が最高と思える素材を創りだすのみ。経営破綻から23年かけて日本最高峰レザーに
昭和12年に創業した栃木レザー株式会社(当時は栃木皮革株式会社)は一度経営破綻して現在の社名で存続しているのは私も訊いた事がありましたが、話しはそこまで遡ります。23年以上前に経営破綻したらしく、橋本社長は皮革商社として自分が理想とするレザーを作って欲しいと依頼していたそうです。

当時、海外レザーとの価格競争やクロムレザーの普及で色んな外的要因で苦戦を仕入れられ銀行に多額の借金をしており、その折りに銀行が先に倒産し、煽りを受けて経営破綻したそうですicon11
株式会社産業再生機構に再生支援を行い、ハシモト産業さんもかなりの協力をして、橋本社長の理想とするレザーを作ろうとしたものの当時の工場のスタッフは「出来ない。」と反対するものが多かったそうですが、若手を中心に挑戦することによって現在の栃木レザーのラインナップに至ったそうです。

細かいお話を貴重なお時間を使って一杯お話して頂きました。
モノづくりにかける情熱!!
その情熱を若い世代に伝えるために、橋本社長は若い社員を引き連れてアメリカのポートランドまで原皮の仕入れを見せ、如何に自分達の取り扱う商品が高品質で妥協の無いモノであるかを伝えたそうです。正々堂々とした素材作り。その証が”赤タグ”だと。
「だからお前もな、いずれしんどい時が来たらズルしたい。横着したいと思うけど正々堂々と勝負するんが大事や!!」
はい・・・。
そんな話し訊いたら泣いてまうやん・・・。
90歳近いお年ですが、まだ何か新しい事を挑戦しようとされています。
人生の先輩、ビジネスの先輩としてカッコいいkirakira
何度かお話させて頂き、毎回思う事がありますが、今回は特に感動して学び多い面談でした。

ってことで、うちにも届きました”赤タグ”kirakira
日本最高峰の品質である栃木レザーを採用した時にうちでも今後すべて付けておきます。
私は毎回捨ててましたけどね。

先月リリースと同時に完売したコインケース『Glip』
追加製作を希望する声を多数頂きましたので、今回は栃木レザーで製作致します。
素揚げ染色仕上げ仕様ですので、色ムラや小さな傷は避けずに裁断しております。
製作担当者の本田宏治氏も張り切って製作してくれた結果・・・。

出来上がっておりますkirakira
スタッフの検品も終了しております。
が、ですが、私が自ら再度検品するのですが、マイ検品が終了しておりませんicon11
ですので、まだリリースいたしませんtanuki

今日検品しようとおもったのですが、姫路から来客ありまして出かけちゃったので検品できておりません(言い訳icon11)。
正直レザーと言っても鞣しや仕上げによって様々なで作りたいモノ全てをオールマイティーでカバーできるレザー素材は存在しないと近年実感しております。

私はアイテムが好きなので、そのアイテムに最適なレザーをその都度選定して採用しようと思っております。


他に採用決定したレザーはこんなの
イタリアのレザーでこんなの採用しようと思います。割高だけどそれに似合う価値があると思います。

このダークブラウンに一目惚れface05
春は恋の季節ですから(笑)。
そしてこちら。

商社さんがオリジナルのレシピで姫路に作ってもらっているオイルレザー。
質が良いしカラバリが豊富なのが嬉しい。これも採用だいicon09
そして本日の姫路の来客の案件がこちら。

今度私が姫路に新しい企画を立案して、実行してくれる組織が誕生しますが、そこのオリジナル皮革第一弾。
「究極の茶芯レザー」プロジェクト。
仕上げ専門の企業協力の元製作中。
カフェで打ち合わせしたけど、革広げてオッサン達で盛り上がってしまいました。
広く販売されますが、うちも採用します。

今年は物欲豊富なんで色々作ります。
2017年01月29日

そうそう、これが欲しかったの(サンプルだけ)

こんばんはkabinkusa

今年は物欲を満たしますicon11
って事で自分の物欲を満たすため、積極的にプロダクツを企画プロデュースしてます。
ラウンド式長財布の『#10~会長モデル~』はかなり私好みなので、大満足face03。じゃぁ~もう少し私仕様に使いたいからもうひとつプロダクツが欲しいので製作をお願いしているGum-A-Mama Leathers Kobeの本田さんにお願いしちゃったtanuki

椎名君と本田さん本当にいつも有難うございます。

長財布に小銭入れたくない。面倒だし形崩れるし・・・。
だから企画プロデュースしちゃいました小銭ケース『Glip』
現在、仕様が決まって本製作に入って貰っていますが今回はサンプルでご紹介させて頂きますtanuki

コインケース:『Glip』
価格:6,000円(税別 ※販売予定価格となります)
素材:色んなレザーで製作予定
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

私的な話になりますが、私は長財布のコインケースを使わないんですよねicon11
長財布のコインケースにはお守りを入れております。
私だけ何かな~と思っておりましたが、昨年神戸までお越し頂いたお客様も一緒ですと言われたのでなら、企画しようと至ったのが本作。

小銭はまた増えるんですよね~icon11
コンビニのレジとかで長財布開いて小銭探してモタモタしてると後ろのお客さんに
「鈍くさい奴だな~。」
と思われたくないので(思ってないかもしれないけど・・・。)、お札を使いまくるので小銭にどんどん増えると言う悪循環。
かつ小銭は嵩張るので、長財布の形が崩れるのが嫌でして・・・。ラウンド式の長財布は外装ジッパーの締まる範囲が決まっているので、ラウンド式長財布で形崩れてる人の多くが小銭の入れすぎとカードの入れすぎなんですよね。

この小銭入れは『Glip』と命名しました。さっと手の平に小銭出してレジでもスムーズに小銭による支払いができます(笑)。

小さすぎずに大きすぎない。
湾曲部が手のひらの腹の部分にマッチするんですよ。
『大容量でシルエット小さいのお願いします。』
と言う矛盾したお願いで、製作して頂いた本田さんも試作を繰り返して頂きましたicon11

見た目以上に小銭が入りますface03
小銭専用ケースですからね。

この時期まだまだアウターが必須なんで、アウターのポケットに安全に収まるサイズです。
私の場合はアンチダウン。アンチフリースなので、革ジャン、N-1デッキジャケット、ニットのポケットに入るように設計しております。

勿論、シンプルな見た目の中にこだわりを詰め込んでいます
シンプルだけど、めっちゃこだわってるのが好みなんで、今回の『Glip』にもこだわりを詰め込みました。

初期サンプルは形を見るためだったので他のジッパーを使いましたが、本作のジッパーは勿論カッコよさとレザーの経年変化との相性を考えてWALDESを採用kirakira

普通に一枚革を裁断してジッパーつけて縫製している訳ではありません。
色んなレザーで製作を想定しているので、ソフトなレザーを採用した場合、本体が折れたりする可能性があるので、外周部分には補強のレザーを貼り付けて縫製してコバを磨いています。貼り付けて縫製するのは意外と難しいし手間なんですけど、完成度を重視する私と本田さんは躊躇せずこだわりますkirakira

ブランドロゴは流石に本体に刻印するしかないので、本体の片面センターに刻印。
外周コバは磨きます。
サンプルなので、磨きは抑えておりますが製品版はバチバチに磨きかけますよ。

製品版第一弾は限定コードバン仕様。
新春ですからね。価格はコードバンでも通常レザーと同じにします。
年が明けて冬から春になるまさに新春kusa
関係者は勿論反対されましたし、製作頂いた本田さんにも
「マジっすか・・・。俺が欲しいので買ってしまいそう・・・。」
と言われたのですが、第一弾はこちらの革の宝石と呼ばれるコードバンを採用して個数限定リリースさせて頂きますkirakira

初回製作には新喜皮革のコードバンのバーガンディーとチョコを採用致します。
スタッフや関係者に止められましたが、価格はコードバンだからと値上げしません。通常通りの販売予定価格でリリースしたいと思います。
製作して頂いた本田さんにも
「マジですか?普通一万円台じゃないですか?俺が買っちゃうかも・・・。」
製作担当者にそう言われるのが企画担当者として一番嬉しいです。
2017年の春のリリースだからお祭り感覚で楽しいface03
コードバン希少なのであまりストックしてませんので、限定個数としてます。何個でけるのか知らないけども・・・icon11

今回は予約は勘弁してくださいませicon11
ご予約頂けるのはメッチャ嬉しいですが、通販サイトが全然充実しないので今年は通販サイト早い者勝ちでお願い致しますicon11

勿論、今後は通常のレザーでのリリースも予定しておりますface03
本番の仕様は若干変更してますよ。勿論。
うん。
小銭入れもお気に入りが完成しました。
2017年01月26日

粉体潤滑~儀式だぜ~

こんばんはkabinkusa

昨日よりご予約頂きましたお客様よりセルフ企画プロデュースブランドであるSpiecialite & Entreeよりリリースさせて頂きましたラウンド式長財布『#10~会長Ver~』をお送りさせて頂きまして本日お手元に届いたお客様も多いハズです。(関東方面の方は大雪で遅れております・・・icon11)。

ラウンド式長財布:『#10』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

※ワレットチェーンは付属しておりませんm(_ _)m
お手元に届いたお客様はその重量感に驚かれたと思いますface03
小さなトート・バッグ並のレザーを何十にも重ね合わせたレザーのビッグマックと言っても良い程です。
そして『WALDES』の10番ジッパーの迫力に驚かれたでしょう。
そして思ったはずです。
「ジッパー固くね??」
と。ラウンド式の財布の特徴はカーブが二箇所あること。
カーブはジッパーの虫(歯)が小さいほどスムーズなので、あえてデカイジッパーを使うとスムーズさが損なわれます。
毎日使ってくるとジッパーは馴染んできますが、すこし自分で手を加えることで使いやすさが向上しますので、その手法をお伝えします。

ジッパーが固い時は蝋を塗るとかCRCの潤滑油であるクレ556をスプレーするとか・・・。
普通蜜蝋の塊なんて持ってへんし、クレ556は臭いし、はみ出すと染みになると言う難点があります。今回は身近なもので潤滑を行う手法を伝授させて頂きます。


お婆ちゃんの知恵それが『粉体潤滑』
『粉体潤滑』もしくは『粉末潤滑』と言われる手法をご存知でしょうか?
粉状の小さな粒子で摩擦力を軽減する手法で昔からあります。
お婆ちゃんの知恵と言うことで、高齢の方々では一般的な手法ですが、昔からジッパーが固くなったらこの手法が定番です。
革ジャンのジッパーとかにも私も適用してます。

身近なアイテム。
そう、鉛筆kirakira
鉛筆でジッパーをカリカリなぞって下さい。
HB以上の鉛筆で濃くなればなるほどやりやすいです(鉛筆の芯が柔らかくなるからね。)face06
上記写真のように鉛筆でカリカリします。

ジッパーを閉じた状態でもカリカリなぞります。
鉛筆の芯がすぐ無くなるので、その都度鉛筆削って下さい。

そうするとビックリ。
ジッパーがスムーズに動くようになるんです。
そして使っているうちに馴染むと。

これを『粉体潤滑』って言うんだぜ!!

YKKのジッパーには不要ですが、やっぱり拘ったジッパーは最初にこれした方が快適です。
私的にはもはや儀式なんですけどね。

お手元に届いたお客様がたやってみて。

初回製作は予約で一杯になっちゃいました。通販サイト掲載分は2回目以降の製作でリリースできればと思います。
2回目以降でのご予約ご希望の方は
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
※納品に関してはご入金確認後となります。

ご予約頂いたお客様は送料は無料とさせて頂いております。
待って頂けるのは嬉しいですが申し訳無さもございますので・・・。



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