こんにちは。日本経年変化協会です。
唐突ですが、ビックリ
です。当協会のブログがKO-COブログランキングにいつの間にかランクインしてる
。それでメガネ@部長さんが
「調子えーやん」
と仰っておられたのか・・・
。
さて、今回ご紹介するのは、投稿して頂いたサンプルになります。今回の穿きこみサンプルはお洒落な有名セレクトショップビームス(BEAMS)で取り扱われているPAZZOのデニムです。
PAZZOはヨーロッパを意識したモード&カジュアルスタイルを提案するお洒落メーカーです

。アメカジ好きの方にはちょっと距離があるブランドかもしれません。そこのジーンズをバリバリワークウェアとして穿き込むとどうなるのか?早速検証したいと思います。
意外とエイジングしたPAZZOジーンズ

======================
ブランド :
PAZZO
型式 :不明(通常のストレートジーンズ)
穿きこみ期間:5年
着用ペース :週3回
洗濯ペース :平均して月1回程度
======================
カテゴリ的には前回ご紹介した
ディーゼルと似たようなお洒落ブランドでしょう。
ディーゼルは
エイジングと呼べるような色落ちでは無かったのですが、今回投稿して頂いた
PAZZOは見事な
エイジングが見て取れます

。

フラッシュ

を当てて撮影すると見事なブルーです。
お洒落ジーンズの多くが
ジッパーフライですが、
PAZZOももれなく
ジッパーフライを採用しています。
ヒゲもバッチリ

。
その辺のユーズド加工デニムなぞ比にならない美しさです。5年間穿き込んだオーナーの形跡が
経年変化により
エイジングへと昇華していると思います。

おそらくデニム生地は12オンスと比較的軽いデニムだと思います。
股部分が破れてしまうのは致し方がないことですが、ご自分でしっかりリペアされておられます。
傷も味にしてしまうのが、
エイジングの魅力です

。

「右足部分は自転車のギアに当たって破けてしまった。」
とありますが、そこもリペア済み

。ジーンズに対する愛情を感じます。

左足は破けはしないものの、自転車の摩擦により傷んでいます

。しかし、これも見事にエイジングして味となりジーンズをより一層良い雰囲気にするエッセンスとなっています

。

後ろ姿は
「一瞬、ヴィンテージ?」
と思わせる代物でした

。これがお洒落ブランドのジーンズだと思えません。

股部分は実は大きく破れていました(笑)。
フロント・ヴューでは分かりませんでした

。確認してみると着物?のような生地を当ててミシンで叩いています

。
このセルフ・リペアも既製品でない特有の雰囲気を感じさせてくれます。

膝裏は
蜂の巣が見事に演出されています。
以前メガネ@部長さんが
「通常のジーンズでも蜂の巣は出来る」
と仰ってましたが、本当に見事に出ています

。
きっと大切にヘビーローテーションで着用されたのでしょう。
エイジングを目的に作られたジーンズと異なるジーンズでも穿き手によってここまで綺麗にエイジングさせることが出来る好例でした

。