こんにちは
。
日本経年変化協会です
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今日は神戸晴れてます
。春到来かぁ~。梅は咲いたのか?桜はまだいかいなぁ~?
そんな中、
R-18プロジェクトの真っ赤なブーツの最終仕様がとうとう決まりましたぁ~
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真っ赤なブーツとうとう最終仕様が決定!ただいま第一号製作中!!
真っ赤なワークブーツ
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サンプル1号を発表した際、多数のお問合せを頂き誠にありがとうございました。
しかし、まだ販売したくなかったんです
。
理由は
日本経年変化協会の会長の私と製作して頂いている
Lrocco代表の山口さん共に100%満足してませんでしたから
。
サンプルの段階でも十分に私の要望とこだわりが盛り込まれてカッコイイのですが、なんかしっくりこないので販売に踏み切りませんでした。
まずは、素材のレザー
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ブーツって他のアイテムと違って製作工程が多いことと一番負荷のかかる人間の足を保護するアイテムです
。
触った感じの分厚いけどオイルをたっぷり含んだレザーと言いましょうか、しっくりくるレザーが無いんですよね。しかもフルタンニンで経年変化を存分に楽しみたいので、フルタンニンに拘りたい。
メッチャ高くつくんですけどね
。
イタリアのトスカーナ地方にある有名な二人の職人さんが独立されたタンナーさんに別注しました(笑)。
マニアは歯止めが効かないんです
。
レザーはOKとしてまだ物足りないものが・・・。
金属パーツは満足できるものが見つからず、原型からオリジナルで製作することに
実はブーツ、よく見てみるとハトメやフックでエライ差があるんです。
レッドウィングクラスなら材質はニッケルかな?WESCOやホワイツになると真鍮製のカッコええパーツが。
金属パーツでごっつい変わるんです
。
左がジョブマスターのハトメ。
右がホワイツのフック。
ハトメもフックも肉厚の真鍮製で耐久性も抜群なんです。レッドウィングとかのハトメは本当に潰れてしまうこともあります。
どうせならWESCOやホワイツのクラスの金属パーツを使いたい。
しかし、日本で取り扱っているところが無いんです
。
正規代理店さんにパーツだけくれなんて言えませんし(笑)
。なんでテストサンプルの金属パーツも日本製を採用していました。
黒メッキの金属パーツですな。
悪くはないけど、なんかしっくりこない
。
なので、販売まで完成仕様が決定するまで販売しないって決めてました
。
その間に彫金師の宮達朗氏に出会いました
。
これは運命ですよ
。
「あらぬなら作ってしまえホトトギス~」
ってことで、山口さんのプロの視点からのご意見を頂きながらオリジナルパーツ作ってしまいました。
「会長OKですよ!!」
と山口さんから連絡を頂き、工房へ!!
私の到着よりもすでにご注文があるので、アッパーを縫いあげて釣り込み作業に没頭されておられました
。
イタリアの別注レザーも良いとのこと。
さすが、彫金師の別注モノ。凄い完成度やん!!
まずはハトメ。
工具を意識されるフラットな面構えでございます
。彫金師の宮さん工具とか建築関係好きなんでね(笑)。
もちろん、ブーツ職人山口さんのご意見もあり、シューレースに負担が掛からない設計となっています。
もちろん、素材は全てブラス(真鍮)でございます。
そして、フックはこれ!!
素材はもちろん、ブラス(真鍮)ですが、独特のこのデザイン形状
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実は、フックって一番壊れやすい金属パーツでもあるんですな。
折れたりね
。
モヒカンみたいになってますが、これで強度上げております。
アメリカ製のワークブーツと比べても強度もルックスも見劣りしません。うん。合格!!
流石、ブーツ職人と彫金師のコラボレーションです。
第一号のお客様はオスカープロモーション所属モデルの延時成実ちゃんなんです!!
うんうん。
で、これは会長の私のブーツかなぁ~?
「会長のは後です。」
R-18プロジェクトの真っ赤なブーツの最初のお客様は、
枻出版さんの
クラブハーレーさんで人気連載中の
オスカープロモーション所属のモデルである
延時成実ちゃんなんです
。
3月15日本日発売の
クラブハーレーさんに掲載して頂きました。
ブーツ職人さんの山口さんも特集されております
。
さて、誌面で発表されちゃったので、ぜったいに最高のモノを創りあげなければ!!
現在目下製作中です。
完成をお楽しみにぃ~。