こんにちは
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日本経年変化協会です
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先日東京で、
R-18プロジェクトの一つ真っ赤なライダースの1stサンプルが出来上がったとのことで、新宿で時田智弘氏と対談してまいりました。
受注製作の際に素材はイタリアのトスカーノレザーと日本の栃木レザーを選んで頂くことが出来るように、ダブルはイタリアン、シングルを栃木レザーで製作してみました
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真っ赤なダブルのライダースはパンチあります!!
こちらは、真っ赤なイタリアンレザーで製作したダブルのライダースジャケット1stサンプル
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インナーはブラックです。
ファスナーやボタンやバックルは仮のもので、実際の商品化に関してはすべてブラス(真鍮製)のものに変更されます
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イタリアのタンナーさんに別注した真っ赤なレザー
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日本の既存のアメカジブランドのように、復刻しても仕方がないので、レザーの素材はヴィンテージに限りなく近い状態を選びデザインはヴィンテージを躊躇しつつもモダン要素を取り入れることを意識しました
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袖口は単車のハンドルを握ることを意識した切り口になっています。
すいません。
私が着用。モデルするならパンツがしくじった(笑)。Lサイズを着用しています。
ドカの900SSに乗る場面を想定して製作しましたからね。これぐらいのパンチがなければ(笑)
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何と言っても今回のこだわりは腕周り。
ナウシカのオー◯みたい(笑)。
実はアジャスターのような作用が働いて、腕周りがレザージャケットと思えないほど快適に動きます。
革ジャンで単車乗った時に、突っ張ったような感じが嫌で拘った所でもあります
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本当はアクションプリーツを入れたかったのですが、ダブルの構造上背中を綺麗に魅せるにはアクションプリーツは入れない方が良いと時田氏からアドヴァイスがあり、工夫してもらいました。メッチャ着やすい(動きやすい)んです。
後ろ姿
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ラングリッツのカスケード意識したんですけどね。真っ赤になると全然雰囲気違う
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フルジップアップ状態。
結構雰囲気変わります。
見た目のデザインは奇抜かもしれませんが、着用した感覚は今まで着用したどのダブルよりも抜群です。
イタリアのフルタンニンレザーは極上の品質で、担当された時田智弘氏のアイディア満載が実現した着用感だと思います。
シングルはワイルドよりシャープさを追求
こちらはシングルラーダース。
シングルは細身ってイメージが私の先入観がありましたので、そのまま形にして頂きました。
素材は栃木レザーの芯染め。
袖周りは一般的なライダース???
と思いきやポケットがついています(笑)
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サイズはMサイズで製作したため、私ピチピチなんで嫌がるスタッフを無理矢理着用してもらいました(笑)。
シングルみたいだけどどこかダブルっ雰囲気をだしたいので、ジッパーの取り付け位置を斜めにして襟が開くようになっています。
腕のポケットが特徴的なんですが、真っ赤なレザーで仕上げると意外と違和感がない
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特徴になると思ったのになぁ~。
時田氏と高井社長と三人の印象
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細身のレザージャケットは動きにくいですからね、アクションプリーツを作っているので、細身だけど肩周りが動きやすく、単車に跨ることを前提に決定したスペックです。
後ろ姿。
ファイトクラブみたいやな(笑)
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でも無難でかっこ良い
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男同士の2ショットは嫌なんで(笑)、女性スタッフがシングルを着用。
女性ならSサイズかな。
イタリア、日本のレザーが選べる別注ライダース。個人的には改良の余地ありなんで、これも妥協せずに開発したいですね。
真っ赤なレザーで経年変化を見るのが楽しみです。
もうしばらくお待ち下さい。楽しみ楽しみ。