こんにちは
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日本経年変化協会です
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真っ赤な特注レザーで職人技全開の超高品質アイテムを造り出す
R-18プロジェクト。
フルタンニンのイタリア鞣しのトスカーノレザーと、日本が誇る馬革のタンナー
新喜皮革のレザーを用いた
やっぱり生成りが好きプロジェクト。
一流の素材を用意して一流の技を持つ職人さんに仕事を依頼することは何とか皆の協力で実現できそうです
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しかし、イマイチピンと来ないんですよね
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これ現在の日本のモノ造りにおいて致命的だと個人的に感じております。それは
副資材の問題
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何気ない金属パーツでも、こだわらないと製品の出来栄えが全然変わってしまいます
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幸いファスナーにおいては、プロジェクトのメンバーの
協和チャック工業株式会社の高井文晶社長に多大なご協力を頂き、チャックはとことん拘る事ができます。
他のパーツが既存に販売されている金属パーツを使用するしかない・・・
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せっかく究極の逸品を作りたいので、じつは凄くストレス
になっておりました。私。金属パーツだってオリジナルで思うように作りたい。
人間強く思うことって大事
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私が一番望むことを叶えて頂ける方に出会うことができました。
彫金師と言う職人技~宮達朗氏との出会い~
まぁ、出会いは出会うしてであったと言う偶然ですが、今回
彫金師と言う職人である宮達朗氏に出会いました
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いや、これホンマにその日その時間にその場所に居なかったら出会わなかったって言う出会いです。
出会ってお互い何してるのか自己紹介して意気投合。
彫金師って聞きなれないけど私が抱えている課題が解決できるかも
。
彫金師って金属加工のエキスパート。
宮さん自身も私と同い年で、これまた趣味も同じ
。単車乗りで旧車~ハーレーまで乗っておられるそうで。趣向が同じって偶然。作品のサンプルを見せて頂きました。
ブラス(真鍮)パーツを模索してる旨を伝えると、
「今あまりサンプルないんですけど・・・。」といいつつこれだけのサンプルを
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キーフックですが、スカルとハーレーのショベルを型どったモノです。ブラス(真鍮)は経年変化で鈍く輝きます。
これは鍵ですね。
自宅の鍵もカスタムしてもらおうかな・・・。
これはプラグ交換用のプラグレンチ。
真鍮(ブラス)で製作していますが、実用は弱い金属なんで難しいかもとのこと。実用化考えるなら鉄かステンレスかな?
宮さんのアイディアが面白い。
このプラグレンチを締めていくと・・・。
ぷぷ・・・
。
スカルが出てきてるちっちゃいスカルね(笑)。
これは小さなバックル。
ベルトのバックリのテストサンプルを依頼しちゃいました。
50年代製のキャデラックとポルシェでね。テストサンプルよければ両方のプロジェクトに採用を決定します
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こちらは、ステンレスで製作。
ハーレーのフレームみたいですけど、何これ?
なんとこれハーレーのフレームを型どったカラビナなんです
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アイディアが面白い
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こちらはシルバーで製作された。スカル。
良く出来てるなぁ~。
横から見てもスカル。
しかしリアルだなぁ~。でもこれはな~に?オブジェ?
えっと三分割になりまして・・・。
あっはっは
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スカルリングだったんだぁ~。
彫金師って凄いね。そして宮さんのセンス・ユーモアも抜群じゃん。
でも何でスカルが多いのかな?作品に?
実は宮さんは以前は普通のサラリーマンをしていましたが、
「今死んで万歳できるのか?満足できる人生なのか?」
と考えられたそうです。
自分の好きなことをして、充実して死ぬときには万歳したい。そんな思いから
彫金師の道を歩まれたそうです。
スカルは常に人生死と隣り合わせだよ。っていうメッセージらしいです。
楽しいからやる。皆んな一緒ですね。
私の抱えている相談を長時間聞いて頂き、挑戦していただけることに。
すべての商品のアイテムを理想の素材形状で作れることに。
彫金師、宮達朗氏の製作で金属パーツを展開していきますよぉ~。
テストサンプルを見て正式採用になっていきますので、サンプルは随時WEB上で報告していきますね。