太陽光で見たらメッチャ赤い （2012年08月28日）

こんにちは。日本経年変化協会です。
毎日たくさんのアクセス本当にありがたいですね。

昨日は読売新聞さんの取材がありました。R-18プロジェクトについてです。
きっかけはヒョンな事から始めたこのプロジェクト。楽しそうだっていろんな方々がご協力頂くことになって18人の職人さんたちと合計20人を超える方々と共同で動かすプロジェクトになってきっちゃいました。

最高の素材を使って職人さんに逸品を作ってもらおう。経年変化を楽しむ逸品を・・・。
モノ造りって面白いので、大人が集まるとメッチャ本気。今回プロジェクトを通じて大勢の方々とお知り合いになれて嬉しいです。
そんな背景をメンバーと一緒に記者さんにお話して写真を撮影して頂きました。

R-18プロジェクトは今までありそうで無かったなおかつ経年変化を楽しめる真っ赤なレザーを素材とします。
そんな僕の理想のレザーを製作してくれたのが、姫路の有限会社大昌さんの大垣社長と澤商店の小寺澤社長。染色のプロと仕上げのプロのコラボレーションした特別仕様のレザーなんです。


染色した段階では素材に色付けした状態ですので、熱と圧力で艶を出して、アイテムを製作する職人さんからレザーの硬さも指定があったので、その硬さに調整してくれました。タンナーさんは危険なマシーンがあって気を抜くと事故を招いてしまうので、気を抜けません。これはレザーを叩いて柔らかくしているところかな？


アッ。
大垣社長自ら仕上げを・・・。恐縮です。このマシーンはレザーを叩いて柔らかくしているのだと思います。


ヨイショ～。
ちょうど良い所でレザーを引き上げます。


風通しの良い所で乾かします。待ち遠しいのぉ～。


広げて出来上がりチェックです。


テストサンプルは嬉しくて直接受け取りに伺いました。
これは牛革。部屋でみるよりも太陽光で見るとメッチャ赤い・・・。
しかもスンゴイ艶あります。笑顔ですけど、重たいんです。2.8mm厚の牛革。


こちらは馬革。
やはり軽い。しかもこちらもツヤツヤの真っ赤です。

昨日読売新聞さんにこちらのレザーもたっぷり自慢しちゃいました（笑）。
その後アイテム製作をしてくれる職人さんたちにレザーをお届けしました。

こんなスペシャルなレザーなんで、どんなアイテムが仕上がってくるか非常に楽しみです。