こんにちは。日本経年変化協会です。
現在
R-18指定プロジェクト日々推進中です

。
ブログを見てお問合せ頂いた方々も楽しみにしてくださいねぇ~

。
有りそうでなかった真っ赤な芯染めレザーをレザーから制作して、そのレザーを用いて各方面の職人さん達がアイテムを製作する今回のプロジェクト。18品目のラインナップになります

。爽健美茶みたいな響きですが(笑)

。どの逸品も日本の職人さんの腕と情熱がつまっております。
18品目のうちのラインナップとして
1:ワークブーツ
2:ロングワレット(長財布)
3:ボストンバッグ
が試作に入れる状態になっております。来週に真っ赤なレザーのサンプルがあがりますので、各職人さんのお手元にお届けできそうです

。
今回は職人さんを任意に選んで仕事を依頼しているわけではなく、会長の私自らが厳選させて頂いた職人さん達です

。
日本経年変化協会のコンセプトと今回の
R-18指定プロジェクトの企画意図に賛同して頂いた職人さん達で皆ベクトルが一致して進んでいるのです。
今回は私の理想とするブーツを形にしようとしてくれている職人さんを訪問させて頂きました。
ブーツの命木型は試行錯誤

実は盆前の木型ですが、職人さんが納得いかなくて作り直しをされることに

。
サンプル納期があるんですけど・・・。納期も守りつつ妥協をされない流石です。そして感謝

。
今回の私の要望は
真っ赤なワークブーツでありながら単車に乗っても違和感なくカッコえーブーツをってことです。
ファジィなオーダーを形にしようとしてくれています。
木型から起こしているので完全に0ベースのオリジナルデザインの製作なんです。
「真正面、真上、斜め45度様々な角度から見てかっこ良くないと納得出来ないんです。」
との事で妥協せずに木型を製作してくれていました。
っていうか、そんな職人さんに出会えて今回のプロジェクトに協力して頂けることは本当に幸せ

。

なぜか今回のプロジェクトはイタリア好きが多いんですよね

。自らもモトグッチに跨る職人さんは今回ブーツのイメージをドカティのカウルを彷彿して製作されておられました

。

金ヤスリで全体のシルエットを削る

。

微調整は紙やすりで。これ紙やすりでも結構輪郭変わっちゃうんですよ。
「あぁ、違う。こんな形じゃない!」
なんとぉ~

やり直しですか?

木型を置いてパテをこね始めます。

パテをせっかく削った木型にも関わらず塗っていきます。

パテが乾くまで遅い目のランチタイム。ランチの時に色んな打ち合わせなどお話をします

。

サクッとランチ済ませれば再び工房へ。
乾いたパテを金ヤスリでだいたいのシルエットになるよう削っていきます。

色んな角度からゴリゴリ

。一心不乱に集中されております。

ライトの下で木型に出来る影の明暗でブーツの先端のカーブ曲線の度合いを見ます。

薄いレザーを巻きつけてシルエットの確認。

そして気になる箇所を微調整

。

イメージが狂わないように再度、ドカティのカウルの曲線イメージを確認します

。

ソールのはみ出している凹凸を滑らかにしている所。

そして再度レザーを巻きつけてライト下で確認。

だいたい理想に近づいたとのこと。今週残りと土日で微調整され来週には完成予定。
今回はラウンド・トゥのワークブーツでありながらもっさりしないシャープさを求めています。ラウンド・トゥて曲線だしが本当に難しい。
作業工程を説明しながら(レポート書くためね

)やっていただいて感謝です。
こんだけ本気のブーツ。
完成したらホンマに履きやすくカッコエエのができると思います。