こんにちは
。
またコロナ流行ってきてる
。勘弁して下さい・・・ってのが本音ですが。
感染対策、私も皆様も徹底して出来るだけ感染しないようにしましょうね
。
ちょっと自分でも欲しいアイテムとか思いついた事や、お客様からもっと商品展開を早くしてほしいとご要望頂きました。
お気に入りのメルトン生地と栃木レザーで統一感を
最近、オーダーメイドにハマっております私
。
自分だけのってのが何よりも物欲を満たしてくれます(笑)。
で、ちょい前にメルトン生地とレザーでジャケットをオーダーしました。そのメルトン生地が気に入って多めに買ったんですよね。
ジャケットと鞄と財布も統一してやろうと、製作したのがこちら。
Collaboration limitée spéciale
価格:71,500円(税込)
ショルダーバッグ『Lance』
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:0.8Kg
鞄本体素材:メルトン生地/牛革(栃木レザー)
ショルダーベルト:綿
鞄ライニング:チノ生地(綿)
カラーラインナップ:カモフラージュ柄✕ブラウン
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢
ロングウォレット『ROCKET』
札入:3箇所
カードポケット:10枚
コインスペース:1箇所
外装素材:メルトン生地/牛革(栃木レザー)
ライニング素材:ホースハイド(新喜皮革)
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
同じ素材を用いて、椎名賢氏と本田宏治氏の代表作と言える作品を製作してもらうことによって二人の個性を殺す事無く、統一感をもたせました。
Collaboration limitée spécialeとはフランス語で特別限定コラボって事です
。
ショルダーバッグを椎名賢氏が製作。
ロングウォレットを本田宏治氏が製作。
これは個別にリリースしたくなかったので2つで一つの作品として捉えております。
カモ柄と栃木レザーの組み合わせの『Lance』はハンティングバッグみたい
数年前、英国サイクリングブランドの
BROMPTON愛好家と話して企画して生まれたのがショルダーバッグ
『Lance』です。
サイクリングバッグの想定であるため、ショルダーベルトの取付角度などパターンを徹底して製作し、身体に密着するように持てるショルダーバッグで使い心地と使い勝手を追求した逸品です
。フラップ式の伝統的なデザインは流行に左右されることもないシンプルかつベーシックなヴィジュアルは日常使いとしても最高の鞄と言えます。
私個人も4つ色違いと素材違いを愛用しております
。
A4サイズが少しゆとりを持って入るサイズです。
カモ柄のメルトン生地。生地屋さんで見つけた時即買いしました。鞄にするなら
『Lance』って生地見て決めたぐらい気に入ってます
。
画像は私物ですが、ちゃんとリリース用に製作してますのでご安心を(笑)。
カモ柄に明るいブラウンの
栃木レザーを併せる事によりハンティングバッグ感がアップ(笑)。
バッグの背面と底部、両サイドがレザー素材を使ってます
。
レザー部分の拡大。
一言で
栃木レザーって言っても様々な仕上げがありますが、ダコタで染色だけで仕上げた革の質感モロ出しの仕上げが個人的には一番大好きなので、今回も傷も隠さず染色仕上げしたオイルヌメを採用しております。血管跡や傷跡がレザーって感じがする。
栃木レザーですからたっぷりタンニン食わしてくれてますので、ヌメ~って感じですよ。うんうん
。
椎名賢氏、同級なんですけど、彼の仕事は目茶苦茶細かい。
パターンで時間かけまくりますから補強パーツまで全て計算されて組み上げられてます。
フラップの留め具は差し込み型を採用しましたが、私仕様で回転式捻りを採用しました。
たすき掛けや、ワンショルダーで持った場合にもずり落ちにくいよう身体側に鞄本体が密着するように設計され取り付けられたショルダーベルト。
『Lance』の使い心地の秀逸なポイントと言えます
。またこの取付角度は他の鞄で取り付けると持ちにくいのでまさに
『Lance』専用設計と言えます。さすが椎名賢氏
。
フラップを開けると鞄本体前面に2つポケットがあります。
これがまた便利。スマホとか良く出し入れする小物とかすっぽり入ります。
ステッチを見てお気づきかと思いますが、立体裁断になってるのも恐るべしパターン設計能力
。
真上から見るとこんな感じ。
鞄のライニングはチノ生地を採用してます。丈夫だし汚れに強いですから。
鞄の容量的には大きすぎず小さすぎないジャストで男女兼用でございます
。
カバン本体背面側にも大型のポケットを装着。スプリングホックで留める事ができるのでポケットが鞄内部でバタつくことがございません。
ブランドロゴも見えないところにこっそりと
。
やはり、ヒット作品であり数々の素材で製作してきた鞄だけの事はありますが、今回は特別仕様。
思わず使い倒してみたくなる質感のロングウォレット
で、同じカモ柄のメルトン生地で同じ
栃木レザーで製作したのがこちらのロングウォレット。
かっこえ~。
う~ん。気に入ってます。
椎名賢氏の作品とは異なる個性を生み出す本田宏治氏。椎名賢氏の
『Lance』の企画背景をご存知でしたのでかなり英国風の仕上がりを意識してくれております。
ベルトフラップを採用しております。
あえてくすんだ真鍮リングを採用した荒々しいヴィジュアル。レザーが経年変化することでより見てて楽しいエイジングになるはず。
財布内側のライニングは茶芯のホースハイド(馬革)を採用。
ジッパーは
WALDESを採用。
ステッチ綺麗ですわ。流石!!
異なるレザーとメルトン生地重ねて縫製するので目茶苦茶縫製しにくいんですけどね。さすがは本田さんと言ったところです。
この厚みで折り曲げることも考慮してのコバ処理。
メルトン生地を上手く処理してくれてます。
メダリオン装飾がまた堪らん。
新春一発目にふさわしいアイテムのセットだと思いませんか?
お好きな方に是非オーダーして頂きたいです。