皆様、明けましておめでとうございます

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2023年になりましたねぇ~。今年も1年皆様にとっても幸せな一年になりますように

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コロナとか言う訳のわからないウィルスが流行し、自粛ムードは自分の企画と言うモノを見直す機会にもなりました。
商品企画を請け負わせて頂くことも多いのですがその場合、商品の品質と売れると言うことを考えなくてはいけません。
例えば実売価格も大きなネックとなります

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材料代、製作費用、製作日数を吟味して検討しますが、実売価格が高価格になるなと言った場合お蔵入りになることも多いです

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実は10年近く前にお蔵入りしてた企画がありました。
だったら小ロットでセールスよりやっぱり品質を追求してやろうと思うようになりました。
もちろん、製作してくれるパートナーの職人さんにもギリギリの価格で製作して頂き、高くなるけど販売可能な価格帯にご協力頂いてと。
そんな第一弾が進行中ですので、ちょっとご紹介を。
一生モノのボディーバッグを
普段鞄使いますが、普段使いの場合モノ少ないんですよ・・・。
私の場合

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財布とスマホとメモ帳入れば十分でして・・・。
ボディーバッグが実は一番使い勝手良くてですね・・・。
10年近く前、パートナーの鞄職人である椎名賢君とそんな話しておりまして、工房にある余ってるレザーで組み立てたんですよ。

それがこちら。
素材のレザーはサンプル製作として適当なものですが、副資材とかは最高品質なモノを採用しております。
作品名も決まっております。
実際10年近く使って見て良い点、改善すべき点は感じてましたので昨年10月に椎名君と打ち合わせした様子の画像です。
これはサンプルで組み立てて未使用の状態ですが、実際に使うと使いにくい点や劣化する部分などありましたので、そこを指摘しました。
で、今回売れようが売れまいが最高に使い勝手の良い一生モノのボディーバッグ作ろうよと。
初回製作は地元兵庫のレザーでやっぱ黒でしょ。細部まで使い勝手でこだわる
初回製作はやはり地元兵庫県のレザーを・・・。
たつの・・・。姫路・・・。
悩んだけど姫路レザーを採用。カラーはやっぱりオールブラックで作りたいと椎名君の希望。

スムースとシュリンクの2種類のレザーを同じブラックに染色してもらって製作しております。
これは年末の写真ですが、カバン本体の前胴製作中ですね。

ジッパーはWALDESとか拘りたかったけども、ボディーバッグはラウンド状にジッパーを配置します。
財布のような小物だと気にならないがかばんのようにスライダーを動かす距離が長いとジッパーの引き抵抗が非常に気になりました

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なんで今回は最高品質のスーパーエクセラ。
ジッパーも受注生産品

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ショルダーバッグを含め、不可がかかるショルダーベルト。
革製も長年の使用で損傷することが多く、長さ調整が制限されるため、綿のベルトを採用することが多かったですが、綿も傷みが目立つことがあります。
そこで、今回車のシートベルトを採用することにしました。
10年使っても傷まない。そして肩に優しい。
究極のボディーバッグ。
来月にはお披露目できるかと思います。
新年そうそう楽しみです