こんにちは
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今年も始まってもう1週間経ちました
。は、早くね?
皆様は今年の目標は立てましたか?
私の目標は毎日朝晩に筋トレとストレッチをすること。
です。ここ数年体型あまり変わらなかったのですが、昨年デニム買う時にウエストが1インチ大きくなりました
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先日釣り船乗ったら翌朝股関節が痛すぎました
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ググってみると加齢による筋力低下ですって・・・。経年変化協会運営してますが、アンチエイジングします(笑)。
今の所簡単な筋トレとストレッチなんで継続することを意識してます。
昨年末ブログで蔵出しセールやっちゃうかも?って書いたらスタッフからもやれやれ言われたので徐々に出していきます。
今回はサンプル製作の一品をご紹介致します
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申し訳ない思い出のトラッカーワレットサンプル
商品企画プロデュースって良い仕事だね~と言われますが実際は目茶苦茶デリケートなお仕事です。
実際モノを作ってくれるのは職人さんで特にウチの場合は凄腕でオリジナルブランドを持っておられる職人さんですからね。色々打ち合わせて何度もサンプル製作を行うのですが、
ダメ出しするのが一番気を使います。
一つ商品リリースするのに幾つかのサンプルを製作するのですが、ほとんどが売り物にしたくないので破棄します。大抵端革とかで製作しますし、ジッパーとかも100均とかの製品使うので・・・。最終案には職人さんはリリースさながらでサンプルを製作します。それがこちら・・・。
Sample Making トラッカーワレット
価格 : 13200円(税込)
素材:栃木レザー
ジッパー:WLDES社製ジッパー
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
当協会プロデュースブランドSpecialite & EntreeからリリースされているEuro Trackerと言うアイテム。一言で言うならば
ヨーロピアンテイストなシンプルなトラッカーワレットを創ろう!!
と言うコンセプトで企画しました。
トラッカーワレットと言うと60年代前後にアメリカのトラック運転手が現金と領収書を入れるために使われていた財布で、余分なものが一切排除されたシンプルな革財布です
最初は職人さんと打ち合わせして大体のデザイン画を共有して実際型紙起こして、素材拘らずサンプル作って徐々に煮詰めていきます。
このサンプル以前にも当然サンプルは製作しており、最終案として製作されたので本番さながらの製作となっております。Euro Trackerはもっとゆるい感じが欲しかったんですよね。メダリオンとか装飾じゃなくてアメリカンなトラッカーよりももっとゆるい感じがヨーロピアンテイストな訳で。
最終段階のワガママを聞き入れてくれて型紙で工夫しまくったのがEuro Trackerなんですよね。しかしサンプルと言えどもかなり作り込んでおります。
素材には
栃木レザーを採用しております
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実際に良い素材使って質感を見たかったこともあります
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張りのあるレザーで両サイドボタン留するんで未使用状態では開いちゃいます
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四隅にメダリオンで装飾
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本田さんは当時ヨーロピアンテイストで英国を意識してたかもしれません。私はイタリア、フランス、ドイツあたりを意識してたので認識のズレも当時ありました
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開閉するとこのような状態。
札入れ3箇所。
カードスペース2箇所
コインケース1箇所。
オーソドックスなトラッカースタイルです。ジャンパーホックの破損がトラッカーでは多いので、スプリングホックを採用してます。
最終サンプルでしたので、ジッパーも
WALDES製のジッパーを採用
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サンプル段階でのロゴは本田さんとこのロゴ。刻印の出方とかはレザーによるので刻印テストですね。
この手のトラッカーは面合わせして縫製してもジッパーなどのアタリ傷が発生します。
多分使ってすぐ傷が出るのがこの部分かと
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私はこの手のカードケース設置は好ましくないと判断したのもパターン再構築に至った経緯の一つになります。
アウトレットなのでご了承お願いします。
製品化直前にボツになると言うのは極めて稀ですが、当協会ではあり得ることです。
お好きな方は是非。
いっぱいサンプルありますが、恐らく最終製作分しか世に出さないと思います。
モノづくりは大変だからこそ、妥協したくないんですよね。