こんばんは
。
師走だ師走
。師匠も走り回るぐらい忙しいんだぜ??
スタッフもバタバタしてくれてます。ま、忙しい時私は邪魔になるのでもっぱら雑用係。
事務所掃除したりクリスマス
の雰囲気出すために飾り付けしたり・・・。ブログ書いてて、辛ぁ~なるわ。誰かかまって(笑)。
でもま~年末クリスマスとか浮き浮きして浮かれますよね
?
年末には自分用にご褒美も必要で・・・。で、こんなの拵えてみました。
『5個で勘弁して』と言われるショルダーバッグ改良製作してみました
2018年にリリースした作品でショルダーバッグ
『Plat créatif~Tatsuno Special~』ってのがあります
。
これ、ホントね製作工程とかまったく考えずに完成度だけ追求した鞄で製作費用もさることながら、素材とか考えると利益率が目茶苦茶悪いと言う理由ですぐに完売しちゃったけど、再製作に踏み切れなかった作品です
。
通常の利益計算すると10万円超えちゃうんですよ
・・・。
今目茶苦茶色んなものが値上がりしてますが、利益でなくても仕方ないじゃない・・・。と言うことで価格据え置き(消費税分だけアップ)で再製作しました。それがこちら。
ショルダーバッグ:『Plat 栃木レザーMODEL~』
価格:77,000円(税込)外装素材:牛革 栃木レザー内装素材:帆布(タケヤリ)
ブランド:Specialite
概算寸法:32cm×28cm×18cm
概算重量:1.2kgカラー:ライトブラウン企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
今回ぜ~んぶ丸ごと
栃木レザー使っちゃったんだぁ~
。皮革代金上がったけど造りたかったんだぁ~
。
い~じゃん分かる人が分かってくれれば
。製作してくれる職人さんの本田さんもね。
『すんません。これ5個しか製作できないので次回製作はちょっと待って・・・。』
と言われるぐらい見た目以上に造りにくい鞄なんです。
日本最高峰のレザー。栃木レザーの塊を使い倒せる満足感ね
これが言いたい。
コロナみたいな訳解んないウィルスが蔓延して2年も自粛したんだから、徐々に日常生活に戻れるようになったら上等な鞄欲しくなるじゃん。
関係者の仲間内では
『エンジニアバッグ』と呼ばれています
。エンジニアブーツの要素を取り入れているし、フランス語言いにくいし(笑)。全体的なシルエットは台形で、内容量十分な
革の塊でございます。
副資材には全てレザーの経年変化に応じて良い味のでるブラス(真鍮)を採用しており、ショルダーベルトに至るまで本体と同じく
栃木レザーを惜しむことなく採用しております
。
そして今回の大きな変更点は
・2WAYの廃止
・ショルダーパットの追加製作
の2点です。
これ実際に使ってるスタッフやお客様に伺ったところ、2WAYの要素をほとんど使っていないと言うこと。また女性のお客様から重たい書籍などを入れた場合肩が少し痛い時があると言う事が判明し、改良しました。
ベルトが当たる部分を別途ショルダーパッドを製作して取り付けました。勿論皮革は全て
く栃木レザー。
鞄上部の入り口付近のマチ幅を調整できるようにしていますが、これはエンジニアブーツの細工。
故に仲間内では
『エンジニアバッグ』と呼んでいます
。
鞄に重たいモノ(書籍とか、私は結構鉛のルアーをまとめ買いするときに使うので目茶苦茶重たくなる)入れた時でも耐久性や鞄のシルエットを崩さないように補強もしています。ブーツのかかとをイメージしてますけども。
鞄入り口は便利な両サイドジッパー。
勿論ブラス製の
WALDESジッパーを採用しております。スライダーも持ちやすい大きさですし。
レザーがブラウンなのでジッパーのリボンはブラックを採用しております。
鞄のライニングは明治創業の老舗帆布メーカー
タケヤリさんの帆布で製作。
日本最高峰の素材メーカーさんの素材のみでハンドメイドで組み立てるバッグ。
ここまでフルレザー製作の鞄も今では珍しくなったかもしれません。
そんな鞄面白いじゃない。