こんばんは
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ラウンド式長財布:『#10』価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治
※ワレットチェーンは付属しておりませんm(_ _)m
お手元に届いたお客様はその重量感に驚かれたと思います
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小さなトート・バッグ並のレザーを何十にも重ね合わせたレザーのビッグマックと言っても良い程です。
そして思ったはずです。
と。ラウンド式の財布の特徴はカーブが二箇所あること。
カーブはジッパーの虫(歯)が小さいほどスムーズなので、あえてデカイジッパーを使うとスムーズさが損なわれます。
毎日使ってくるとジッパーは馴染んできますが、すこし自分で手を加えることで使いやすさが向上しますので、その手法をお伝えします。
ジッパーが固い時は蝋を塗るとかCRCの潤滑油であるクレ556をスプレーするとか・・・。
普通蜜蝋の塊なんて持ってへんし、クレ556は臭いし、はみ出すと染みになると言う難点があります。今回は身近なもので潤滑を行う手法を伝授させて頂きます。
お婆ちゃんの知恵それが『粉体潤滑』
『粉体潤滑』もしくは
『粉末潤滑』と言われる手法をご存知でしょうか?
粉状の小さな粒子で摩擦力を軽減する手法で昔からあります。
お婆ちゃんの知恵と言うことで、高齢の方々では一般的な手法ですが、昔からジッパーが固くなったらこの手法が定番です。
革ジャンのジッパーとかにも私も適用してます。
身近なアイテム。
そう、
鉛筆。
鉛筆でジッパーをカリカリなぞって下さい。
HB以上の鉛筆で濃くなればなるほどやりやすいです(鉛筆の芯が柔らかくなるからね。)
。
上記写真のように鉛筆でカリカリします。
ジッパーを閉じた状態でもカリカリなぞります。
鉛筆の芯がすぐ無くなるので、その都度鉛筆削って下さい。
そうするとビックリ。
ジッパーがスムーズに動くようになるんです。
そして使っているうちに馴染むと。
これを『粉体潤滑』って言うんだぜ!!
YKKのジッパーには不要ですが、やっぱり拘ったジッパーは最初にこれした方が快適です。
私的にはもはや儀式なんですけどね。
お手元に届いたお客様がたやってみて。
初回製作は予約で一杯になっちゃいました。通販サイト掲載分は2回目以降の製作でリリースできればと思います。
2回目以降でのご予約ご希望の方は
ご予約に関しましては
コチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net
必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
ご予約頂いたお客様は送料は無料とさせて頂いております。
待って頂けるのは嬉しいですが申し訳無さもございますので・・・。
Posted by エイジングマスター at 00:26│
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