こんばんは
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現在、その反響をパートナーの椎名賢君にも伝えて、もっか改良してリリースの方向で進んでおります
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皆様の応援ありがとうございますm(_ _)m
で、実はもう一つ企画しております。
だってレザーの季節である秋冬ですもん
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もっか試作製作中の椎名賢君
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写真撮影時は試作製作中でしたが、試作は上々の出来栄えで、今月中旬から本製作に着手予定でございます
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これは絶対にオーダー頂きたい、だってド定番のトート・バッグだもん。
鞄で珍しい外縫いだからスムースのオールレザー。育てて欲しい。
今回製作しているのはトート・バッグでございます
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【トート・バッグとは】
通常持ち手が2本あり、多用途で用いられる、手持ち鞄。「トート(tote)」は、アメリカの俗語で「運ぶ(carry)」、「背負う」を意味する。ハンドバッグの一種。無駄を削って持ち運ぶことだけに特化したストイックな機能性を最大の特徴とする。
トート・バッグはシンプルな機能性重視のバッグだんですけど、使い勝手はメッチャ良い。
せっかく椎名賢君と一緒にセルフプロデュースブランド
Specialite & Entreeを立ち上げたのに、定番のトート・バッグが無いってのは可笑しいよね~(笑)。と話していたけども日々のオーダー製作で新作に着手できずにおりました
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今回オリジナルレザーPate(パテ)を採用したスムースレザーのオールレザーでリリースさせて頂きます。
この一文で「オッ?」と思った方。「ピクッ」ってなった方。
そんな方々は相当なモノ好き、そして鞄に詳しい方々です
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鞄は通常内縫いを行いますので、一般的に多いのがシワが目立たないシュリンク、ダコダ系のレザーかスムースでも柔軟性のあるソフトレザーを採用します。
【鞄の内縫いとは?】
鞄本体は内縫いと言われる技法が用いられます。
鞄本体の縫製跡を見せないようにするため、本体を袋状に縫製してひっくり返す作業が発生したり、針穴が目立ってしまうことがあります。
こんな感じでひっくり返してからシワが入るケース。
(画像引用及び詳細はHertzさんをご参照下さい。)
このような状態では方法は二つ。
①
Hertzさんのようにそれでも素材にこだわるなら、シワが入る事を予め断っておく。
②シワが目立たない天然シュリンクやダコダのレザー、もしくはソフトレザーを使う。
この二つしか方法はございません
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①のように
Hertzさんは質実剛健なモノ造りにこだわるのも大変なことです。分厚い革をひっくり返すのは作り手の職人さんは重労働であって、ブランド・アイデンティティつまり自分たちのモノ造りが明確な証拠で良い悪いではなく、素晴らしいと私個人は思います。
ちなみに私と椎名君は、新品の状態でシワが入るのは個人的な好みではないので、内縫いでの鞄ではスムースレザーを避けて天然シュリンクやダコダ、もしくはソフトレザーを採用することを行ってきました。
ロングセラーとなった
Entreeブランドからリリースしているショルダーバッグ
『Lance』も内縫いでの製作となるために、ダコダ調のオリジナルレザー
Sel(セル)を企画して製作しています。
今回鞄本体を外縫いにすることで肉厚レザーでシワの無い鞄本体を実現
今回、製作するトート・バッグの本体は鞄を外縫いする製作工程を採用しています。
以前から外縫いの製作を行っていますが、手が慣れた事から研究熱心な椎名君がさらに製作技術を向上させ、肉厚のスムースレザーでありながら、シワの入らないレザーバッグの製作が可能となりました
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カラーはネイヴィーと、ダークブラウンでリリース予定です。
オールレザーで3万8千円(税抜)を予定しております。
肉厚レザーでクラフト感ではなく、高級感のデザイン設計なんですよね
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来月10月の中旬頃リリースなんですけど、これは良いんです~。
トート・バッグ便利ですからヘビロテして育てるバッグとなります。
楽しみ~。