新年明けまして、おめでとうございます

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こんばんは

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いよいよ、2016年となりました

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皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
今頃帰省ラッシュの方もいらっしゃるかと思いますが、お家に帰るまでが休暇です

。事故の無いようにお気をつけて帰省されて下さい。
私は年末・年始はお買い物したりして散財してしまいました

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久しぶりにアウトレットに行ってみたんですが、ブーツの
DANNERが入っていたり、セレクトショップの
B-shopが入っていたりで驚きました。久しぶりに
DANNERのブーツ買ってみたり、真っ赤なチェスターコートを購入したり、G-1のジャケットを購入したりと新年の初売りで世間喧騒に便乗しみました

。お買い物は楽しい・・・。お金びっくりするぐらい使っちゃうけど(笑)

。ホクホクで帰宅しました。
でスタッフから
「年末リリース予定の鞄がなぜアップされていないんですか?承認できない事情があるんですか?」とキツ~イツッコミを頂きました

。今回新年一発目はギリギリまでリリースを悩んだ曰くつきのアイテムです。
私の私物製作をリリースするんはどうなの?で悩んだボストンバッグ『Cuisine』
今回紹介させて頂くのはこちら

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ボストンバッグ『Cuisine~新喜皮革製茶芯ホースハイドVer~』価格 : 70,000円(税別)
ブランド : Specialite
サイズ:W42cm×D22cm×H26cm
重量 : 800g
素材 : 有限会社新喜皮革製ピグメント仕上げ茶芯ホースハイド
カラー : ブラック(茶芯)
企画 : 日本経年変化協会
製作 : 椎名賢
年末年始でかけて荷物増えるし、1泊2日程度の出張の予定もあるし、一眼レフのカメラ始めたし荷物まとめる日常使いのボストンバッグ的な鞄が欲しいなぁ~と思ってました。昨年、
姫路レザー有限会社のオリジナルアイテムとしてボストンバッグ
『Henry』を企画させて頂きました

。あれは、あれで限られた予算内で上手くできた鞄なんですけど、他社の企画になると予算と言う壁があり、納得できるモノに仕上げるには限界があります

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今回は
『Henry』をベースに再度パターンを見直し、私が使いやすいようパーツも変更し、都会でスタイリッシュに使えるようアーバンサイドカスタム

したものです。
BUCOを愛用しているからね。だから同素材で製作しました。
今回は限定版。通常版は価格据え置きでレザー素材は変更です
私個人は、ライダースは
BUCOを愛用しているので、自分用に皮革を仕入れておりました。
それは
新喜皮革さんのフルタン、ピグメント仕上げの茶芯馬革

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BUCOにまんま採用されている同素材なんです。
新喜皮革さんでの工場でのワンショット。本当は一般販売していないのですが、去年特別に・・・。(これ以上言えませんが

)
レザージャケットのような衣料に用いられる革は鞄にも最適な事が多いです。

私のライダースとの2ショット

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同じ素材だからそりゃ丁度良いわ(笑)。
話は私の個人用で終わりだったんですけど、スタッフを始め関係者や周囲の方々からメッチャ好評化でリリースを促されました

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製作担当、企画、スタッフと意見が別れました。
自分用のアイテムをそのままリリース??ってのが疑問で『Cuisine』と命名しました。
これは私なりの関係者への皮肉なんですけど、フレンチで言う『まかない料理』と言うことです(笑)。
ちなみに
新喜皮革さんの皮革は継続して仕入れができませんので、今回は初回限定仕様とさせて頂きます。今後は天然シュリンクの牛革でのリリースとなっております。(シュリンクもこだわりまくった革を選定しているのでかなりお薦め。自分用も作るもん)。
自分用だったからデザインは遊ぶし、予算考えたらできないことするって
とりあえずリリースにこぎつけたボストンバッグ『Cuisine』。自分用に考えていたのでデザイン遊んでます。

無駄にDポケついてます(笑)。
BUCOの定番J-24好きですけど何か(笑)?実際のレザージャケットより小さいのでモノ入る構造になってますけど、ほとんど飾りでジッポぐらいしか入りませんよ(笑)。販売考えてなかったからそりゃふざけたデザインにするし、遊ぶでしょ・・・。無駄に革使うし、職人の製作工程増えるし(笑)。そしてモノ好きな方はお気づきになったかと思いますが、Dポケのファスナーも無駄にエクセラ使ってます

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私的には新幹線の切符入れるつもりなので、開閉がスムーズじゃないと嫌なので(笑)。

鞄本体はダブルハンドル式のファスナーで開閉しますが、ダブルハンドルにした場合通常より開閉にスムーズ感が損なわれるので、ここは従来と変わらずエクセラを採用しています

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ハンドルはテカンから丸手の芯入りのハンドルです。
このハンドルにするだけで、数日掛かるので1万円以上工賃が高くなります。だから
『Henry』では出来なかったけど、今回誰の依頼でもなく、私用なんで予算度返しです(笑)。

ショルダーとして使いたいので、ショルダーベルトもございます。
オールレザーのショルダーベルトは使いにくいので綿テープとレザーのコンビネーションベルトです。
今回鞄のカラーがブラックと言うことでブラックの綿テープをベースに製作しています

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鞄内部はブラックチノを採用。敷居のあるインナーポケットを装着しています。
基本ボストンバッグって鞄の中で小物が行方不明になって、鞄をまさぐると言う事態になることがあり、弄ってる姿が見難いので携帯電話なんかはポケットに収納できるようになってます

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反対側にはスナップで開口部を固定できるようになっている大きなポケットを準備しています。
ノートPCとかタブレットはここに収納するので、いつの間にか荷物の下敷きになっている事変を未然に防ぐのが目的です(笑)。

ブランドロゴはシルバーの箔押し

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もちろん縫製のステッチは左右対称と完璧。これは製作を担当してくれている椎名賢君の相変わらずの凄腕とこだわりなんですけどね

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大きすぎず、小さすぎない感じにデフォルメできたね
やっぱりパターン見なおしてパーツ変更してとなると別モノの鞄になりますなぁ~。

ショルダーで持ってみるとこんな感じ。

拡大してみても、大きすぎないし小さすぎないので丁度良い感じ。

ハンドル形式で持つとこんな感じ。

いいですな・・・。
『Henry』を購入してくれた方が、使ってみると全然使い勝手と使い心地が違うので驚かれると思います。ガンダムとνガンダムの違いに近いかな。パイロットはアムロ・レイだし、ガンダム似てるけど機能性を改良しています。ファンネル並の差は実感してもらえるかと(笑)。
革ジャンみたいにクタクタになるまで使い倒して欲しい鞄であります。(茶色くなっちゃうけどね。茶芯だから)
通販サイトにはアップしております。
今後はシュリンクだけど、染色の天然シュリンクでブラウンとかグリーンをカラー展開予定です。
価格も今後展開する価格に合わせています。
馬革の仕様は今回のみの初回製作限定モデルだと思って下さい。
ちょっとこれはマニアック過ぎるよ・・・。
これをオーダーしちゃうと革ジャン欲しくなりますよ。きっと。
色んな意味で曰くつきの企画でございました(笑)。