こんにちは
。
日本経年変化協会です
。
いよいよ、冬本番って冷え込みになりましたね
。レザーが寒いのでもっぱら
The REAL McCOY'SのN-1デッキジャケットを愛用する日々が多いです。元々は空母の甲板作業の為のギアでございます。アルパカが暖かい
。
さて、先のブログでご紹介致しました、
姫路レザー有限会社、
アルコタンニンレザーのお問合わせを多数頂きました。ありがとうございます
。
昨日も終日、姫路で色々打合せをして参りました。
少し、その様子を踏まえて、
姫路レザー有限会社の事を知って頂けたらと思います。
「ワクワクする人この指止まれ!!」形式の会社でございます
2013年10月1日に設立された
姫路レザー有限会社。
このご時世に有限会社?株式会社じゃないの?と思われると思いますが、元々あった法人登録を名称変更を行った次第です
。
少し一般の会社と比べると異なる点があります。代表取締役以下、私も含めて役員・関係者は全て別の本業がある。って事です。
先月ぐらいからかな?
「本社のオフィスはあるけども所ジョージさんの世田谷ベースみたいな基地欲しくね?」
ってみたいなムードになって姫路の皮革産業は高木エリアと呼ばれていることから
「高木ベース作ろうぜ!!」
ってノリで、副社長の北口さんの使っていない取り壊す予定の2階建て倉庫を急遽改造することになり、毎週そこでミーティングすることになりました
。古い倉庫なので、トイレはくみ取り式だったので、水洗トイレに治すなどかなり本腰入れて少しずつ作業が進んでおります。本社ビルは勿論綺麗ですが、DIY感が楽しいので(笑)。
不況、不況って嘆いていても、社会情勢なんぞどうしようもありません。ワクワクしながら毎日を過ごすと楽しい未来がやってくるでしょ?ってな感じで一言で言うと
姫路レザー有限会社は
「ワクワクする人この指止まれ!!」
みたいなノリでメンバーが集まって設立された会社なんです。
倉庫の事務所を整理してもらってこんな感じで和気藹々とミーティングしています。
「めっちゃワクワクする素材とかアイテム作ろうぜ!!」
オッサン達が本気で遊んだら本当、凄いですよ。
ちなみに35歳の私が最年少でございます(笑)
。
ちょいとメンバー紹介
せっかくなんで、
姫路レザー有限会社のメンバーをご紹介致します。みんな真面目にミーティングしてるのに写真撮影(笑)。
モーガンフリーマンな社風でございます
。
姫路レザー有限会社代表取締役:埴岡雅則社長でございます。
私のとの出会いは半年ぐらいまえかな?別の事業の企業の社長様
でございました。
「スマホケース革で作りたいんだけど、何か良いアイディアない?」
って感じで相談されました。ちなみに私はガラケーだったんで、関心が低くてお力になれず
。
埴岡社長は、生まれも育ちも播州の方で、姫路の皮革産業を活性化させたいって心底思われていたようで、お風呂に入っている時に
「レザーの専門会社作ってやるやる!!」
って夜9時にぐらいに思い立ち、を
姫路レザー有限会社設立。アグレッシブ過ぎるやろぅ(笑)?
姫路レザー有限会社副社長:北口俊一副社長です。
生まれも育ちも姫路で姫路ツウでございます。親御様が皮革の工場を経営されておりましたが、ご本人は普通にサラリーマンしてから結婚を機に建設業で起業されております、建設会社の社長様
でございます。私との出会いは1年前。
R-18プロジェクトで皮革を探し求めて紹介頂いたのが北口さんで、姫路のタンナーさんと橋渡しを行ってくれていました。革が好き、モノ造るのが好きな方です。
姫路レザー有限会社設立時に
「おもろい事してるから、いっぺん来てよ。」
と私が誘われた次第です。私のプロデュースにおいて姫路エリアのディレクションを担当して頂いております。
姫路レザー有限会社取締役総務部長:長谷川亨吾部長。
埴岡社長の会社で専務取締役としてご活躍されており、
姫路レザー有限会社でも総務部を担当されております。簡単に言うとご意見番ですね。私も含めてみんなで悪乗りし過ぎてしまうので、ブレーキをかけたり(笑)、やりたい放題言いたい放題をきっちり整理してくれる無くてはならない存在の方です。
姫路レザー有限会社生産・品質管理部長:小寺澤輝良部長です。
めっちゃええ表情されておりますが、染色・薬剤を取り扱う会社の社長様
でございます。革って鞣してから仕上げをしないといけません。社長かつこの道40年以上の熟練した職人さんでございます。現在御年63歳で最年長。55歳の時に心臓病を患い一旦引退したものの、息子さんが跡継ぎしたいと申し出が有り、技術の伝承のため、カムバックされました。
生粋の播州人で、口調は播州弁。初めてお会いした時は怒ってるのかと思いました(笑)
。播州弁で話されていることが分からないので、時折、北口さんの通訳が必要です(笑)。
しかし、経験に基づく知識と技術は天下一品
。
「こんな経年変化する革が欲しい」とお願いするとドラえもんの如く造ってくれます。
カーレースが好きでサーキット走ってますし、ほんまに病気かいな?と思われるぐらいアグレッシブな方です。
好きな食べ物はアジフライ。
姫路レザー有限会社商品部長:渡辺賢智。
姫路レザー有限会社は職人さんも役員で参画しています。ご存知、
日本経年変化協会プロデュースの鞄を製作されている鞄職人さんであります。私と同い年なんで、気さくに何でも話しています。イタリアのミペルに入賞するなど実は凄腕なんですけど、真面目なお話からアホなお話まで付き合ってもらっています。
商品プロデュースは私が行いますが、モノ造りにおいて職人さんの意見や考え方も重要です。
今回、ミーティングに初参加して頂きました、
協和チャック工業株式会社の高井文晶社長様
。
R-18プロジェクトの共同運営者でございます。私を姫路に紹介して頂いたり、あらゆる面でご尽力頂いているお方です。オモロイこと大好きな方で私にとっても運命の人(笑)。って感じですね。
チャックはファスナーとか呼ばれていますが、副資材でアイテムの良し悪しを左右してしまう縁の下の力持ちとも言えます。チャックに関しては自らをハイパー・チャック・クリエイターと名乗られるほど精通されております。ありそうで無いチャックの提案頼みます。
姫路レザー有限会社商品プロデューサーは不祥私、
日本経年変化協会の会長が担当させて頂いている次第でございます
。
タンナーさんは毎日お仕事忙しいので、ミーティングには参加できませんので、追って機会みてご紹介していきます。
世界で一番のMade in Japanを作ってワクワクを配信しよう!!
をコンセプトに集まったメンバー達で構成されている会社なんです。
今回は役員しかご紹介しておりませんが、オモロイとご協力頂いている職人さんやタンナーさんがいらっしゃいます。
高木ベースにミシンとか機材を揃えて自由に遊んじゃおう
ベースをミーティングスペースだけでなくて、色々機材揃えてモノ作りたい人が自由に使えるようにしようよ。
モノ好きが集まってワイワイできる場所にしようよ。
ってな理由で機材も着々と揃えています。
革って普通のミシンでは縫えないし、専用のミシンが必要です。
しかし、専用のミシンはメッチャ高級
。
なので、高木ベースで揃えました。2台ミシンを設置。勿論手縫いの工具もありまっせ。
コレなんや?
と思ってみたら、箔押し機と言う工具。
温度を設定して刻印を押せたり、焼き印にしたり金箔の箔を押せる工具。
こんなマシンもあるんや~。
嬉しくて、この日は刻印押しまくり、蒲鉾の「別寅ぁ~」って感じですな。
これは革漉き機。部分的に革を薄く漉くことができるもの。
工房で見かけるけど触るのは初めて
。無駄に一杯革を薄くしました
。
「あんた何しとるねん」
って思われてるだろうな・・・。
革もサンプル作ってるとどんどん増えてくな
。
なんか、作ろうぜ!!
これは
アルコタンニンレザー。
染色してない生成りの状態。職人さんが絶賛いただいている扱いやすさ。クロム最低限だけ残してクロムを抜いてタンニンを入れているので、丈夫なヌメ革と言った感じです。めっちゃ面白い基地にしたいねぇ~。
来年の大河ドラマ。お土産レベルのモノじゃなくて、ビビるもん作ろう
ちなみに現在進行中のプロジェクトを。
来年からNHKの
大河ドラマ「軍師官兵衛」が始まります
。
黒田官兵衛と言うと姫路が生んだ有名な軍師で豊臣秀吉に使え大名まで上り詰めた戦国時代の有名人の一人です。世界遺産の
姫路城の城主としてもしられています。
先日、
姫路商工会議所で関連グッズを製作しまへんか?的な催しが開催されて参加してきました。
姫路といえば皮革産業が地場産業ですからね。お土産グッズでも~。って感じなんでしょう。ドラマが始まれば日本中から観光客や世界遺産に海外の方も多く来られますからね。
ゆるキャラのパッケージのっけたお土産関連が多かったかな。
レザーで言うとキーホルダーとか?
日本経年変化協会の会長がプロデュースするんだよ?
誰でも出来るようなアイディアでなくて~。凄い高品質なモノ造りで圧倒してやろうぜ!!ってことでみんな「いいね」(笑)
。
素材から全てMade in JapanかつMade in Himejiで。
黒田官兵衛って甲冑が赤色だしねぇ~。
よし1年間だけの期間限定で
R-18プロジェクトとコラボすっかぁ~。
赤いチャッカブーツ造るもん。
製作する職人さんは姫路の職人さんで全て姫路で素材から縫製までを一環しよう。
ヨーロッパで高い評価を受ける手染めの靴職人イマイヒロキさんにお願い。素材は
アルコタンニンレザー。
ってことでイマイヒロキさんの工房へ。
すべてが手染めされておりますね。
手染めは独特の色ムラが魅力。
赤のレザーを製作してさらに手染めで赤を上塗りしていく製法で拵えることにしました。
今回のために専用のレザーを開発中。
触感は?履き心地を左右するので、見た目だけでなく、皮革のベース造りが一番重要です
。
ワクワクしないと毎日がつまんないじゃん?
普通でできないことを色んな人が集まってモノ造るって本当に楽しいですよ。
アルコタンニンレザーのサンプル使ってみたい職人さんご一報下さい。
アルコタンニンレザーは皮革素材です。
もちろん、普段お世話になっている職人さんにインプレッションはヒアリングしていますが、もっと多くの職人さんに使ってもらって感想を聞いてみたいなと思います。一度使ってみようか。と言う職人さん、メーカーさんはご一報下さい。
下記からお問合わせいただければと思います。
何を造るのかを教えて頂けるとありがたいです。
お問合わせ先:
http://agingjapan.com/contact/
社名 :姫路レザー有限会社(ひめじれざーゆうげんがいしゃ)
住所 :〒670-0054 兵庫県姫路市南今宿3-20
事業内容:皮革製作・販売
役員 :代表取締役 埴岡雅則(テレネット株式会社代表取締役)
:副社長 北口俊一(北口建設株式会社代表取締役、有限事業組合石垣皮革代表理事)
:総務部長 長谷川亨吾(テレネット株式会社専務取締役)
:生産部長 小寺澤輝良(澤商店 代表)
:商品部長 渡辺賢智(工房KAZAGURUMA 代表 鞄職人)
:プロデューサー 松井剛(日本経年変化協会会長)
協力 :タンナー 森本憲ニ(森本尚製革所 専務取締役)
:タンナー 前田一成(マルイチ製革所 代表取締役)
:チャック担当 高井文晶(協和チャック工業株式会社 代表取締役)
:コンサル 北川哲平(Reクリエイト株式会社 代表取締役 経営コンサルタント)
:靴製作 イマイヒロキ(又一コーポレーション 代表取締役 靴職人)
:衣服製作 時田智弘(Tomohiro Tokita 代表)
:ワレット製作 本田宏治(合同会社ガムアママレザーズ神戸 代表取締役 革職人)
:金属パーツ 宮達朗(工房38 Silver Works 代表 彫金師)
「ワクワクする人この指止まれ!!」
そんな会社があってもいいじゃな~い。