ガンガン使い込んで欲しいショルダーバッグ完成 （2013年09月19日）

こんにちは。
日本経年変化協会です。

ようやく暑さが和らいできました。もうすぐ秋が来て冬を迎えます。涼しくなってきたらレザーですな。レザー。
さて、前回のブログで映画『トゥームレイダー』からインスピレーションしてショルダーバッグを考えていましたが、ようやくサンプルが完成しました。神戸の老舗鞄専門店おなじみの大上鞄店さんからの企画依頼です。

商品名は映画の主人公シリーズがお気に入りなので、ずばり『Lara』でございます。
今回のコンセプトはずばり、

①お買い求め頂きやすい価格であること。
②毎日細かい事気にせずガンガン使い込めること。
③メンテナンスは気の向いた時
④経年変化協会の会長の私が直接目利きで購入したレザーのみ。
⑤一期一会の鞄になりました（笑）。

基本同じ仕様の鞄はありません。
素材もすべて私の目利きで気に入ったレザーを一枚買いしているので、その時その時に一番最良なレザーを仕様しています。

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サンプルは私好みのレザーで製作しました

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ビジネスでもカジュアルでも持てる毎日持って飽きない、ララ・クロフトが持ってそうな鞄。
デザインメッチャシンプルに仕上げてもらいました。
サンプルなんでね、私の好みのカラーリングで仕上げています。素材は栃木レザー。
これもたまたま、購入していたものです。グリーンとエンジのコンビネーションでXmasっぽいでしょ（笑）？
フルタンニンレザーですからめっちゃ経年変化しますよ。使い込むと。



本体裏側はこんな感じです。
革の裁断、縫製、仕上げは勿論すべて鞄職人のハンドメイドでございます。
ステッチの裏側を見せています。ステッチに絶対的な上手さを持っている職人さんですから。

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金属パーツなど細かいところは全て拘る。メーカーでは出来ないハンドメイド

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使用している金属パーツは勿論全てブラス（真鍮）に統一しております。
ブラスパーツはレザーの経年変化に併せて変化してくれる金属ですので、レザーとの相性が非常に良いですね。
刻印は、大上鞄店さんと鞄職人の渡辺賢智氏のWネームで製作。
全ての工程は勿論ハンドメイドでございます。何度も言います（笑）。


カヴァーは一枚革で仕上げています。床面もきっちり処理。
かぶせの鞄は私が大好物でして。


内部には丈夫な記事で内張りしております。
ポケットを装着しております。
まさにベーシックなショルダーバッグ。


勿論、コバ（革の断面）は切り目本磨きで仕上げています。
鞄職人の渡辺さん。鞄だけでなく、革にもかなり精通されているので、レザーによってコバ処理の手法を変えている拘りぶりです。


モデルが悪ぅ～い（笑）。
お店が定休日だったので、大上鞄店さんの専務さんも同行されましたのですが・・・。
全体的に小ぶりのショルダーです。

荷物いっぱい入った方がって結構大きめのショルダー購入すること多いと思いますが、小さいのも欲しいねんってことで小さいの創りました。


色んな革とか素材使えます。
こちらは製作中の本体がレザーでなく、生地であるヴァージョン。


来月には大上鞄店さんに並ぶと思います。
初期発注で20個ご注文頂きましたが、20個全て色も革もちがいます。
全ての鞄が店頭あるだけの一期一会的な商品です。
鞄職人さん一人で仕上げてるのでヒーヒー云うてます（笑）。

極上品の革と一流の職人さんが仕上げた鞄を気軽に持てるってのがコンセプトです。

※日本経年変化協会では取り扱いません。大上鞄店さんまでお問合わせよろしくお願いします。