こんにちは
。
日本経年変化協会です
。
昨年末にご紹介させて頂きました。
栃木レザー&新喜皮革コラボトート好評頂いております
。
これはこれでカッコええです
。
しかし、これはマニア向けなアイテムです
。
今回昨年に
茶芯ホースハイドサブトートバッグをプロデュースさせて頂きました、
大上鞄店さんの専務様も気に入って頂けたので、今回は
大上鞄店さんからの別注モデルをプロデュースさせて頂きました。
鞄職人の椎名賢氏と日本経年変化協会の合作ですな
。
女性でも普段使いできることを想定した仕様変更
バッグ本体部分は、
新喜皮革製の生成りの馬革を使用していましたが、革は布などの生地と皮革すると少し重たい
。
特にナチュラル仕上げで使い込み当初は雨天などは注意が必要ですし、メッチャ飴色に変色します。私はそれが大好きですし、飴色の変化が堪らんって言う方々が日本経年変化協会に集まっているハズです(笑)。
女子で上記趣向の女性は少ないと思われますので、今回は少し仕様を女性視点で変更してみました。
新喜皮革製の本体部分を
リバコと言う生地に変更しました
。
新喜皮革ファンの方ごめんなさい(笑)
。馬革よりもどうしても牛革の方が強度が高いので荷物を入れるバッグの場合重量の負荷がかかるパーツ部分には牛革を使いたかったので、パーツ部分を
栃木レザーを採用しています
。
今回のサンプルは
大上鞄店さんのシンボルカラーである
グリーンですが、後、
ブルー、
レッド、
オフホワイト、
ブラックの計5色展開のカラーバリエーションを展開します
。
ちなみに、この
リバコと言う生地。あまり広く一般的に知られていませんが、海外の生地になりまして、主に高級ソファーなどの家具に用いられる生地であります
。編み込まれた繊維が美しいのですが、家具に使われるだけあって、
★強度
★水に強い
★汚れに強い
などの特徴があって、ヘビーローテーションで使って頂くには最良の素材だと思います
。
栃木レザーと鞄職人のスゴワザを体験して頂けます
今回採用した
栃木レザーはナチュラル系のマスタードカラーでありながら、使い込む事に艶がまし、色にムラが出てなんとも革好きには堪らない経年変化を起こします。鞄職人の椎名賢氏は実は私と同い年
。感性が近いし、打てば響いいてくれる職人さんで私自信がファンであります
。
まず、留めのレザーですが、留め金具は勿論生成りのブラス(真鍮)を採用
。
そしてステッチは左右対称で縫い目の数がピッタリ合っています。流石、惚れ込んだ職人だぜ
。
左右このような形でハンドルと本体を接続しています
。
バッグ内部には椎名賢氏のブランドである
K's Paceと
大上鞄店さんのダブルネームコラボ刻印が刻み込まれています
。勿論内部のスプリングホックボタンも生成りのブラス(真鍮)製でございます
。
バッグの内部には内ポケットを設置。
携帯電話とか小物はやはり取り出しやすいところに入れておきたいですからね
。
内ポケットのパイピングのレザーも
栃木レザーを用いています。パイピング曲線も綺麗に仕上げるのはやはり職人のハンドメイドならでわですなぁ〜
。
ハンドルは両面がレザーの吟面がくるように貼りあわせております。
国内のフルタンニンレザーでは最高品質を誇る
栃木レザーを採用しているため、コバは未着色でそのままのナチュラルでしあげて頂きました。プロの職人が磨き上げる
切り目本磨きと呼ばれる手間な手法はまるで一枚皮のように見えてしまいます
。
バッグの内部。
「内布なくて大丈夫なんですか〜?」
って質問ありそうですが、大丈夫です
。そんだけ強度が高いんですよね。
リバコと言う生地は。
で、ここで注目すべきは縫製方法。
多くのバッグは内縫と呼ばれる縫製が多く、縫製してからヒックリ返すと言う縫製方法がありますが、これは外縫いなんです。しかし今回のトートは外見で本体に縫製跡が見えない。縫製跡の上に
栃木レザーの補強パーツがあるので、凄く綺麗に見えるんです。鞄職人のアイディアがたっぷり詰まっています。
女性は鞄が留めれるかどうかが重要なようですが、このように留めることが可能です
。
実際の販売に関しては
栃木レザーの品質保証タグが付属します
。
おぉ、赤タグには日本経年変化協会も(笑)。
私ゃあんまり拘りがありませんが、私が企画した証になるんでしょうか?
自分が欲しいアイテムを作って世にでるのは楽しみです。
女子が持つとやっぱりいいな
勿論メンズでも持てるので、私も持ちたいですけど、せっかく女子を意識したのなら、女子に持って欲しい。
ってことでオフィスでお仕事している女性写真の手を止めて撮影(笑)。
こ〜んな感じや
軽いし、可愛いと好評でした
。
良かった良かった。
流行が激しい女性ファッションで流行に左右されない経編変化して長く楽しめるヘビロテトートようやく完成
。
お問い合わせ先
このバッグも
大上鞄店さん別注モデルちゅーことで、日本経年変化協会に問い合わせせずに直接よろしくお願いします(笑)。
結構訊かれるんですよね(笑)。
<店舗情報>
住所:神戸市中央区元町通1-4-11
電話:078-331-3962
FАX:078-331-4911
メール:info-ohueアットkobe-ohue.com
ホームページ:
http://www.kobe-ohue.com/
営業時間: 10:00〜19:00
※メールは”アット”を@に変換してからご送信下さい。
なんとか来月初旬には店頭に並べられるように頑張っております(職人さん
)。
5色を各5個ずつ納品させて頂きます。
全てが職人のハンドメイドになりますので、超贅沢仕様ですが数が作れません。
アシスタントの方々も工房にいらっしゃいますが、ちょっとむずかしい技術が多いので職人さん自らでないと出来ないので・・・。
全部で25個しかできません。気になる方はお早めにお問合せ下さい。