こんにちは
。
日本経年変化協会です
。
現在真っ赤なレザーを使って唯一無二のモノ造りを行う
R-18プロジェクト。
そして生成りの上質なレザーを使って唯一無二のモノ造りを行う
やっぱり生成りが好きプロジェクト。
同時進行中
R-18プロジェクトはイタリアのタンナーさんに別注をかけてオリジナルレザーを製作する予定になっており、多くのモノ造りに関わる方々が大勢参画して頂いて、凄いことになってきました
。
やっぱり生成りが好きプロジェクトは現在アイテム製作を企画中。
今回第一弾アイテムのサンプルが出来上がって来ました。
地味だけど重宝するアイテムで存分に経年変化を楽しみたい
じゃぁ~ん
。
これ、財布じゃないですよぉ~
。
実はこれ、
通帳ケースなんです。会長の私が欲しい商品を創ると言うコンセプトですからね(笑)。
普段から銀行や郵便局の通帳を持ち歩くのですが、まとめて入れておける
通帳ケースが欲しかったんですよね。
ちなみに、
母子手帳ケースとしてもご利用可能です。
今回、プロジェクトを通して日本国内だけでなく、欧米のレザーを可能な限り取り寄せて検討してみた結果、イタリアのトスカーナ地方のヌメ革が理想のレザーであり、最高品質だと思いました
。
今回のサンプルはトスカーナのレザーで製作。勿論ベジタブルフルタンニンの最高品質のヌメ革でございます
。最高品質だけあってお値段もエッ
ってぐらい高価
なので、
通帳ケースに使って良いのかどうか・・・。メッチャ贅沢です(笑)。
こちら同じ形ですが、
新喜皮革のホースハイド(馬革)でも製作してみました。
直接お伺いさせて頂いて着色前の生成りの状態で譲って頂きました。本当は
革シャツ用に調達したのですが、
通帳ケースにしたらどうなるのかが凄く気になって製作してみました
。
上が
新喜皮革製馬革。
下がトスカーナの牛革。
見た目はほぼ同じなんですが、馬革はやはり厚さが1mmと少し薄く、2mm厚の牛革が小物には向いている感じがしたので、
通帳ケースは今後、牛革を採用しようと思います
。
勿論、副資材まで拘ってのモノ造りじゃないと満足できなぁ~い
どうせ、好きで創るだんからとことん拘りたいじゃないですか?
素材は勿論ですけど、金属パーツなど副資材にもこだわるのが
日本経年変化協会流
。
経年変化と言えば
ブラス(真鍮)が
シルバー(銀)ですが、個人的な好みから
ブラス(真鍮)を希望しました。
製作は、
R-18プロジェクトでバッグを担当している椎名賢氏です。
止めボタンにはスプリングホックボタンを使用していますが、勿論、生成りの真鍮製を採用しました
。
最初は綺麗に光っていますが、レザーが経年変化で飴色に焼けると共にブラスは鈍く光ります。
スプリングホックボタンの受けの部分も勿論すべて
ブラス(真鍮)製
でございます。
内部にファスナーを採用していますが、勿論生成りの
ブラス(真鍮)製
。
ファスナーのスライダーが動くとレザーと干渉してしまい、レザーの損傷に繋がる恐れがあるので、
ロック式スライダーのファスナーを採用することを希望しました
。
ブラス(真鍮)製のロック式ファスナーって条件で希望すると、なかなかないんですよね
。
今回は、デニム用のジッパーを採用しましたが、
協和チャック工業株式会社の社長でありハイパーチャッククリエイター
と呼ばれている高井社長にお願いして何か作ってもらおう(笑)。
コバは勿論、
切り目本磨きで職人の技を見せてもらってます
。
生成りのヌメ革の良さを最大限に引き出すプロジェクトですので、コバの着色はあえて控えて頂きました。
実用性も問題なし
実際に通帳入れてもこのサイジング
。
え~感じ
です。
母子手帳は全国によりサイズが異なるのですが、現状把握している限りは大丈夫っぽいです。沖縄県がおおきいとか(笑)。
女性スタッフにも大好評
。
女子が持ってこのサイズ。
女子のラウンド型、財布ぐらいの大きさかな。
通帳ケース地味にすぐれもののアイテムです。
飴色の経年変化が楽しみですな。
販売について
R-18プロジェクト、
やっぱり生成りが好きプロジェクトの商品に関して多くのお問合せ頂いております。
全てが厳選された素材と確かな職人ワザのホンモノの商品を製作しています。
販売は致します。けど準備中
。
取り扱いたいと言う店舗様、早く欲しいと言ってくださる一般の愛好家の方々。今しばしお待ちを。
ただ、モノ造りにせっかく挑戦できるなら妥協はしたくないんです。
最高の素材と最高の技術の結晶ですからね。
もう少し待って下さいね。