こんにちは
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日本経年変化協会です
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最近、チョクチョクプロデュース依頼のご相談を頂いております。
先日プロデュースで
茶芯のサブトートバッグを製作させて頂きました兵庫県神戸市元町にある
大上鞄店さんで店頭販売が開始されました。販売初日はなんと販売イベントが行われました
。市場初となる石垣牛のレザーを用いた名刺ケースの販売も重なって、店内で石垣牛コロッケとお買い上げ頂いたお客様には石垣牛ステーキが振舞われると言う大判振る舞い(笑)。
ちょうど私もイベントの見学に行った際、第一号のお客様がお買い上げ頂ける瞬間に立ち会うことができました。
私がプロデュースした鞄の店頭販売第一号ですからね。感極まって写真を撮影させて頂きました。
神戸の元町と言えば
大上鞄店さんを始めとする創業50年以上の老舗が多く立ち並ぶ街です。こちらのお客様は老舗呉服店の女将様なのです。
日本経年変化協会のWEBサイトで楽しみに待っていただいたようで、なんとお着物で持って頂けるとのことです。
なんと、ご自身のお店で紹介までして頂いております。
詳細はこちら→
http://marutaya.ko-co.jp/e217640.html
ちなみに、当日振舞われたのはこちらのステーキです
。
石垣牛は国産ブランド牛の原点としてメッチャ高級品で沖縄のサミットでも振舞われ、かのロバート・デニーロも認めた極上の味です。
専務もノリノリ(笑)。
ってか、私がプロデュースしたんだから、食べさせてとおねだりして役得で食べさせて頂きました。
塩コショウだけでメッチャ美味しいお肉でございました
。
現在まだ正確な数は把握してませんが、若干数お店にまだ在庫があるとのことですので、気になる方はお早めに。
遠方から電話やメールでお問合せも頂いているそうで、報告を受けた私も喜んで頂いて何よりです。
で、こんな依頼。
「サブ・トートバッグじゃなくて、鞄をプロデュースして下さい」
とありがたい依頼を頂戴しました。
栃木レザーでカラーオーダー可能な丁度良い綺麗目系エイジング・バッグ
鞄・バッグって商品企画する時非常に難しいのです。
私自身が鞄あまり持たないですもん(笑)。財布と携帯ぐらいですね。仕事もほぼ手ぶらに近いぐらい。
R-18プロジェクトで自分の欲しいボストン・バッグは製作するけども、鞄は色々欲しいのでアイディアは色々頭に詰まっている。
う~ん。この際だから作っちまうか!!
・デザインや仕様は私と鞄職人に任せていただくこと。
・超経年変化するのを覚悟してもらうこと。
・素材は安く押させるのでなく、私が一番良いと思うものを選定すること。
この3点を了解してもらいました。
で鞄って皆さんこんな経験ないですか?
「形は良いけど、こんな色だったら欲しいなぁ~」
って。ではカラー・オーダーが可能な鞄を作っちゃおうと思いつきました。ハンドルの色や本体の色を自由に選べるバッグをね
。
今回
大上鞄店さんは2回目のプロデュース依頼なんで出血大サービスで、
・女性向けトート
・ショルダーバッグ(ユニセックス)
・ビジネスバッグ(ユニセックス)
・ボストンバッグ(ユニセックス)
をプロデュースしちゃいます。
まずは女性向けトートとショルダーバッグを手がけます。素材はエイジングを考えるとやはり
栃木レザーを採用することにしました。
天然の素材ですからね。直接確認してお買い物したいので、
大上鞄店さんの専務さんと一緒に直接買い付けに出かけました。革の選定方法とかレクチャーしながら(笑)。
今回サンプル製作に当たって2色のコンビネーションバッグを意識しているので、2色使い。
本体はシュリンクの
栃木レザーを選定しました。
Aランククラスの最上級のヌメ革です。バッグ本体に最適なはず。経年変化は使えば使うほど美しい飴色に変化します
。
ハンドル部分やベルトに使うのはチョコの
栃木レザーを選定しました。
アニリンで仕上げて、吟面をグレイジング加工してもらっています。使えば使うほど色濃くなるエイジングが期待できます。
女性向けトートは鞄職人のラインナップの別注モデルってことで、生地とレザーのコンビネーショントートを考えておりまして、レザー部分にはマスタードの
栃木レザーを選定。使えば使うほどナチュラル系のカラーになるので、これも独特の経年変化を期待できるのです。
早速購入したレザーを
R-18プロジェクトで真っ赤なダレスボストンを製作依頼している渡辺氏に持ち込みました。
どうかな?このレザー。
バッチリです。
「こんな高級素材で大丈夫ですか?」
って心配されましたが、巷に溢れてるようなバッグは欲しくないんですよ(笑)。
純度100%
栃木レザーバッグ製作しまっせぇ~。ショルダーに関してはサンプルが12月には上がってきます。
経年変化を楽しめるエルメスのバーキンが目標かな(笑)。
さてさて、完成が楽しみです。
職人の渡辺氏。ごめんなさい。寝る間を削ってでも製作お願いします(笑)。
メッチャ楽しみなんです(笑)。
大上さん。わくわくしてお待ちあれ!
そしてレザーフリークの皆様。スンゴイ、モノ造りとセミオーダーバッグの誕生にご期待下さい。