本日,無事に
日本経年変化協会発足でき,興奮気味で自宅にたどり着きました

。
株式会社ワイズエッグ様にWEBサイト制作を依頼させて頂いたものの,サイト開設までに準備段階でブログを書き溜めるように言われました。ブログを書くと言うのは非常に大変ですが,三日坊主にならないよう頑張って書いていきたいと思います

。ブログの内容は専門的な用語から製品に至るまで出来るだけ書いて欲しいと言うことでしたので,本日発足のお知らせの直後ですが,本題について書きたいと思います。
経年変化とは?
経年変化とは,読んで字の如く
「年を重ねるごとに変化していく様子」であり,辞書で調べてみると
「年月が経つうちに製品の品質・性能が変化すること。特に、摩耗・腐食などで性能が劣化すること。」と記されています。我々の日本経年変化協会では製品を長年使用することによる製品の変化と定義したいと思います。
エイジングとは?
私たちは度々,「経年変化によるエイジング」と表現することがあります
。アメカジ系列のファッション雑誌などを開くと良く目にする表現です。
ところで”エイジング”と言う単語は実は日常生活で度々耳にしたことはありませんか?私は男性ですが,女性の方が良く耳にするかもしれません。”エイジング”と単語は大きく二つの意味があります。
そう,1つは美容業界で使われる時,”エイジング=老化”と言う定義で用いられます。語源が英語のageから来ているからだと言われています。女性はきっと美容業界で耳にしているはずです。老化防止をアンチ・エイジングと表現しています
。老化と耳にしてそこに価値を感じるのは稀だと思います。
もう1つはワインやウィスキーなどのお酒の業界で用いられることがあります。その時は”エイジング=熟成”と言う定義で用いられます。熟成されたワインは美味しいと表現しますね。

そう考えると製品に
エイジングという表現は造語になるのですが,おそらく美容業界の意味ではなく,後者の
”エイジング=熟成”と言う定義が近い意味でしょう。
デニムでは,デニムの穿き込んだ時の風合いが高く評価されることがあります
。ヴィンテージデニムなどは典型的な例でしょう。今ではユーズド加工と呼称してわざと穿き古した加工を施されています。何年も穿き込んで経年変化したデニムを美しいと感じるのであれば熟成であると私は考えています。
そこで我々の日本経年変化協会ではエイジングの定義を長年愛着を持って製品を使用した際,経年変化により製品の風合いが熟成された美しいと思われる状態と定義したいと思います。
ブログ開始から何を小難しいことを言っているんだとのご指摘も頂きそうですが,曖昧な表現であるが故にきっちりと決めておきたいと思いました。今後日本経年変化協会で用いる際は上記の意味で用いることをご了承よろしくお願いいたします。
【おさらい・まとめ】
経年変化の意味(日本経年変化協会認定)
製品を長年使用することによる製品の変化
エイジングの意味(日本経年変化協会認定)
長年愛着を持って製品を使用した際,経年変化により製品の風合いが熟成された美しいと思われる状態
『茶芯』と言う経年変化の魅力 (2017-11-18 18:55)
革の鞣しから経年変化を予測する (2015-10-17 23:25)
Posted by エイジングマスター at 23:59│
Comments(0)
│
用語解説(一般)