こんばんは
。
何でもデザインも去ることながら、色んな機能が使えて便利だそ~です。
とご指摘を頂きました
。
えっと検品できた分を先行して掲載しておりました
。本日残り検品して再度掲載致しました。ちなみにオーダーはコチラからです。
いつの間にか愛用して気がつけば経年変化してるってのが好き
私がアイテムの企画プロデュースをする際に気にしてるのが
「自然と長年愛用してて気づけば、経年変化してる。」
それを意識してます。
今まで自分の愛用品と言うのがメーカー、ブランド問わずそうだったので。で、今回ご紹介するのは私の経年変化サンプル。
セルフプロデュースブランドである
Specialite & Entreeからリリースしておりますキーケース
『Fixation』で御座います
。
リリースが昨年の1月なんで、今でおよそ2年ぐらい愛用しております。
基本的にはノーメンテナンスです。
お財布同様ほぼ外出するので、ほぼ毎日身につけております。
自宅の鍵用で現在も愛用中。
デニムパンツのリアポケットに入れて使っているので、レザーの擦れやまた座ってしまうので若干の型崩れが発生しております。
『Fixation』の一番のこだわりはキーフックを別注でスチール製のキーフックに無垢のブラスメッキを施したパーツを使っていることですが、レザーに呼応するようにえ~感じにヤれております。
開けてみて判るでしょうか?
折りたたみ式ですので重なっている部分とそうでない部分が光沢で理解ります。
内装にはキャメルのオリジナルレザー(脱クロム製法)を採用しておりますが、タンニン鞣しの特徴が強く出ているため変色とアタリが出ております。
多分私がお尻の下敷きにしてるケツ圧の影響でしょうけど、ボタンの輪郭が浮かびあがり、個人的には気に入っている経年変化です。
キーフックがかなりお気に入り。予想通りの経年変化です。
ブラスは柔らかい金属ですのでブラス製のキーフックは存在しておらず、耐久性の視点からスチール製のフックにクロムメッキを施したものが大半であり、そこを業者さんにお願いして無垢のブラスをメッキしてもらいました
。
使い古した南京錠のようにブラスの鈍いクスミがかっこ良い。
通常の混合鞣しではなく、脱クロム製法だからこそ、ヌメ革と遜色のない経年変化を演出してくれます。
新品と比べてみました!!
じゃぁ~実際に2年近く使った愛用品が新品と比べてどのぐらい経年変化してみたのが比べてみたくなりました。
『Fixation』は外装パーツに異なるタンナーのレザーを採用しておりますが、私が愛用している仕様はグリーンの栃木レザーのものです。フルタンレザー特有の色濃くなり、艶の出る経年変化が見事に表現できております。キャメルの脱クロムレザーも遜色なく、狐色に焼けて変色しております。
レザーアイテム愛好家は育っているのを見てハァハァしてしまいます(笑)。
内装のレザーの経年変化はやはり予想通り。
最近巷では通常の混合鞣しレザーを「ハイブリッドヌメ」と称して販売しているそうですが、一般的な混合鞣し革はクロムレザーを再度タンニン鞣ししているだけで、日焼けのようにヌメ特有の経年変化は発生しません。これは脱クロム製法ならではの特徴です
。
このスプリングホックのシルエットが浮き上がる経年変化は愛用者の使い方次第で出てきたり出なかったりするかと思います。
私は冒頭に述べた通りパンツのリアポケットに入れて座ってしまうと言うお尻の圧力ケツ圧が関係していると思っています
。
金属パーツの経年変化もやはり比較すると素晴らしい
。
元はスチール製なので耐久性は問題ないですが、無垢のブラスメッキは正解。
まぁ~ブーツだデニムだ革ジャンだと言うと気合いれて育てるアイテムですが、革小物気づけば長年愛用してるちゅ~のがベストだと私は思っています。こっから先どのぐらい育つのか楽しみです。
キーケース 『Fixation』価格:9,000円(税別)
ブランド:Entree(アントレ)
素材:牛革 or 馬革
カラー:グリーン、バーガンディー、ブラック(パラフィン)
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢
現在3色展開ちう。
後2色はどんな経年変化するのか楽しみなんで、オーダー頂いた方は是非教えてください。
ちなみにカラーによってレザーのタンナーが異なるのが面白いっす。
オーダーはこちらからお願い致します。