こんばんは
。
日本経年変化協会 です
。
最近、
8.6秒バズーカー の
『ラッスンゴレライ』 ネタにハマりまくっております
。
ちなみにの
『ラッスンゴレライ』 英語ヴァージョンこれ笑えます。
VIDEO
めっちゃ発音良くて、全然企画が進みません
。
お待たせしてしまっている皆さま申し訳ございません。
そんな中、職人さん達がですね、ノリノリの私を心配してくれて予定より早く仕上げてくれたアイテムが届きました。
「ちょと待ってちょっと待ってお兄さ~ん。」
と
「ウチの子供らもめっちゃハマってますわ・・・。」
私お子様レベルですか
?
純粋だから自由な発想ができるんですよとかフォローされましたが・・・。それでは今回のご紹介。
今回使いたくて仕方がなかった『アルコヴィンテージ』 今回も別注を頂いたのは
姫路レザー有限会社 の埴岡社長。
私が企画プロデュースした
アルコタンニンレザー のラインナップでヴィンテージのレザー製品によく見られたピグメント仕上げで仕上げられた
アルコヴィンテージ と言う素材
。勿論経年変化を考慮して
茶芯 で仕上げております。
Arco Vintage:80/ds+Tax
Plan & Produce : Japan Agging Association
Making : Himeji Leather Co.Ltd
Leather Material : cowhide (Arco Tanning Leather)
一度茶色で染色してから染料ではなく、皮革の吟面を顔料で着色したものがピグメント仕上げとなります。
難しい技法ではないのですが、顔料の吹付けが難しいようで
姫路レザー有限会社 ではカタログ落ちするようですので、現在姫路のディレクターと相談して別のタンナーからフルタンでリリース予定です。
限定3着だけ『アルコヴィンテージ』で製作した40's Sports Jacket 今回そんな
アルコヴィンテージ で製作したのはこちら。
40's Sport Jacket : 180,000+Tax
Plan & Produce : Japan Agging Association
Making : MOTO DEVIL Representative Mr.Okada
Brand : Bespoked Arco Crafts
Leather Material : cowhide (Arco Tanning Vintage Leather)
Metal Parts : Brass
完全なレプリカをテーマに企画プロデュースされた。
40年代にレザージャケットはスポーツジャケットとして隆盛を誇り、ライダースへと進化していく。ヴィンテージブランドとして名高いモンゴメリーのヴィンテージのパターンをそのまま採用しました
。巷にはヴィンテージをレプリカするブランドは複数あり、私も愛用しておりますが、レプリカにも関わらず経年変化するとヴィンテージとは異なる経年変化をし、違和感を感じます。
製作担当は神戸でもヴィンテージの老舗専門店である
MOTO DEVIL の代表岡田氏。ヴィンテージのリペアも数多く手がけており、その経験から
「今のヴィンテージレプリカは綺麗過ぎる。同じ部位で左右対称に製作するから・・・。馬何頭かで一着製作しているが、昔はモノが希少な時代で馬半裁で一着製作してたから使ってる部位がバラバラやからアンバランスな経年変化するからカッコえ~。昔はフリーハンドで縫製してるから荒々しい作りもカッコ良さや。」
この見解正解だと思います
。
ですので、この
40's Sport Jacket はパターンだけでなく、
①異なる部位を採用した半裁1枚で一着製作。
②今日のように抜き型を採用せず、皮革の裁断はすべて手作業でハサミで裁断。
③フリーハンドで縫製。
④革の裁断から縫製仕上げまですべての工程を同一人物一人で製作。
に拘りました
。
ピグメント仕上げのレザーを使うと
”レプリカ過ぎる” のであかんやろ?と思ってましたがやっぱりやりたくてやっちゃいました。
皮革素材が新品ですが、やっぱりカッコイイ~
。
これ育てるとヴィンテージと見極めが付きにくくなるやろね・・・。
ジッパーはWALDESをもちろんですが、採用しております。
50年代になるとTALONが台頭してきますので、40’sであればWALDESを手配してもらいました。
今回Lサイズが2着。Mサイズが1着と合計3着製作していますが、私のお勧めがあります。
店舗でボディー着用で展示されているLサイズは経年変化するとヴィンテージに最も限りなく近いモノになると目をつけております
。
左腕に皮革素材で言うベリー(腹の部分)が来ているので、右腕よりも深く皺が刻まれてやがて激しく
茶芯 が顔を出すことが間違いない1着であります。
多分これ完売しても追加で製作しません。
理由は製作が非常に大変だったから(笑)。
Honey Hills神戸本店 が近い方は実物見てください。
『やるやる詐欺』から脱却(笑)。ようやくご要望にお応えして『フォーマルロングワレット』完成 2013年頃からね。薄型のスーツに似合う財布が欲しいとホウホウで言われておりました。
姫路レザー有限会社 の埴岡社長もそのお一人で、毎回
「あ~やりますよ。やりますよ。」
と返事して何も企画せず放置。
これじゃ”やるやる詐欺”やん。ってことで昨年中頃からがんばりました(笑)。
薄い財布なんてアウトレットに行けばブランドもんが80%オフで転がってるし、あるもん企画するってのはどうも気乗りしませんでしたが、ちょっと映画見て職人さんとアイディア打合せしてできました。
Bespoke Formal Long Wallet : 38,000+Tax
Plan & Produce : Japan Agging Association
Making : Gum-A-Mama Leathers Kobe Co.Ltd Representative Koji Honda
Brand : Bespoked Arco Crafts
Leather Material : cowhide (Arco Tanning Vintage Leather)
薄くて固い張りのあるのが特徴である
アルコヴィンテージ だからこそ実現した設計かもしれません。
二つ折りにした厚みは約1.5cm
。もちろんカードも収納できますが、札入れと表現した方が良いかもしれません。
財布の製作と言えば
Gum-A-Mama Leathers 代表の本田宏治氏です。
カラーは本体とインナーをすべてアソートで製作しているので全部で9種類存在してます。
手に持った感じはこんな感じです。形状も普通の長方形ですので流行も飽きもごぜいません
。
テストサンプルではメダリオンを施した飾りパーツを別途縫製していたのですが、スーツのポケット傷つけても怖いし、デザインはシンプルにしたかったので本体に部分的にアクセント替わりでメダリオンを施しました。80年代のアメリカのビジネスマンはこんなデザイン使ってましたしね。
このスペースは新幹線や飛行機などのチケットを収納するチケットホルダーとなっております。
企画の段階で悩んだのがコインスペース。
小銭の要望が多いというのが一般的らしいですが、私はスーツの時は小銭は別に持つので札とカードでい~じゃん。と主張が異なりコインスペースは取り外し可能で使う方に併せて好きにしてくださいと言う投げっぱなし設計(笑)。
ジャケットの内ポケットに入れて使えるってのがポイントです。
ビジネスで使える財布って新品の時はよくて徐々にへたれて劣化する。
それが嫌なんで、使い込んで育てることができるってのが今回のコンセプトでございます
。
お問い合わせ先 例のごとくですが・・・。こちらのアイテムも販売は当協会では行っておりませんし、取扱はございません
。
こんなアイテム作ってみよう~と考えるのが楽しいわけで(笑)。
販売やお問い合わはいつもの如く、
姫路レザー有限会社 及びまで
Honey Hills神戸本店 お願いします。
【店舗情報】
Honey Hills神戸本店
兵庫県神戸市中央区下山手通3-3-12 元町福穂ビル1F-B号
TEL 078-322-0777
営業時間 11:00~20:00
定休日 毎週水曜日