おはようございます
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日本経年変化協会です
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昨日ご報告させて頂きました馬革のスキン(コンドーム専用ケース)
『Dear Skin』は大変反響を頂きました
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何度も申し上げますが、お問合せは販売元の
Honey Hills神戸本店にお願いします
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昨日は店舗の定休日らしく、
「お店の電話が留守電になるんですけど」
って何故か私が叱られました
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すぐに私凹むので勘弁して下さい
。私、お店の運営には関わっておりません
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さて、鞄職人とコラボする直営ブランド
『Specialite』もどんなアイテムを製作しようか色々職人さんと相談して試作を繰り返しております。
妥協を許さないモノ作り。 う~んカッコいい響きだねぇ~。
で今回ご紹介するのは妥協しなさすぎてボツになったけど最高の鞄試作品をご紹介します。
ルアーバッグをイマージュしたレザーボディーバッグ『Amedeo』
今回試作で製作したのはボディーバッグです
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Body Bag Amedeo Prototype : No Price
Plan and Produce : Japan Agging Association
Products : Ken Shiina Design Laboratory Representative Ken Shiina
Material : Cowhide
Brand : Specialite
あれ?えらく、レザーコテコテしてますね?
と言う質問を頂きそうですが、来年ド
『Specialite』ブランドで海外の展示会に出展しようと思いまして、展示会のテーマが
『反戦』と言うことで、展示会ように迷彩柄のレザーを色々思案してるサンプル&今回はボディーバッグの試作プロトタイプなんで、適当なレザーで製作したい次第です
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私の趣味はルアーフィッシングでして、陸っぱりからジギングまで大好き
でしてルアーバッグをモチーフにしております。
そして毎回私のネーミングを楽しみにして頂いている方々もいらっしゃるそうなので、こちらのボディーバッグは
『Amedeo』と名づけました。メッチャ身体に馴染むのでボディーバッグを持ってることを忘れるぐらい。
『いつも寄り添う鞄』→アニメ『母を訪ねて三千里』でマルコに寄り添ってるサル→サルの名前は『アメディオ』
と言う思考回路でした・・・。
周りに何と言われようがネーミングはこれに決定
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見た目以上のパーツ点数と製作の手間。レザーもかなり使う。商品化が無理。こだわり過ぎた仕様
今回、プロトタイプなので
No Priceとしている訳ではありません。
実際の販売価格を職人さんと算出してみると
「待て~~~い!!」と言う驚きの価格になります
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見た目以上にパーツ点数が多く、数十点に及びます。
数十点のパーツを組み立てるので、製作も他の鞄の倍以上かかります
。しかも革めっちゃ使うのでアメ車か?と思うほど燃費の悪い鞄に(笑)。プロトタイプ作ってみて分かることです。改良しないといけないなぁ~。
幻の仕様をちょこっとご紹介。
ジッパーはWジッパーを採用しています。
Wジッパーはシングルタイプより滑りが悪くなるので、YKKのスーパーエクセラを採用しています。
ジッパーのりボンを見せたくないので、レザーで蓋をしてみたのですが、レザーが硬くて開閉しにくい
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せっかくの高級ジッパーの機能をデザイン重視で殺すと言う企画プロデュースとしてあかんことになりました(笑)。
鞄本体裏側はこれでOK。
ハンカチとかティッシュとか入れるので、ポケットついてます。
ジッパーは勿論スーパーエクセラ。
身体に接着する部分になりますが、特にスライダーが引っかかるとか違和感はありませんので、この辺りの仕様変更はしないつもりです。シングルジッパーでスーパーエクセラはめっちゃスムーズに開閉が可能。
鞄のマチもたっぷり取っているので、ルアーケースが3ケースぐらい重ねて収納が可能ですので、デイリーユースでもたっぷり荷物が収納できます。ベルトの可動領域を広げる設計になっているので、身体の動きに併せてベルトが動くので、運動の妨げになりません。
これも素晴らしい設計なので採用。
やっぱり改善点は本体の設計。
ジッパーが摘めません
。
型紙から見なおしてパーツ点数をうまく調整しないと・・・。
あんまり普段見せませんが、アイテムとして出来上がるまで試行錯誤してます。
完成形を是非お楽しみにぃ~。