こんにちは
。
日本経年変化協会です
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R-18プロジェクトの真っ赤なブーツ納品第一号が完成しました
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最初のお客様は
枻出版さんの
クラブハーレーで好評連載中のモデル、
延時成実さんです
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流石モデルさん。可愛い
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まま、それは置いておいて最終仕様のブーツをご紹介致しましょう
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これが最終仕様だ!!
如何でございましょう?
今回は6インチで納品させて頂きます(ご注文時に6インチと8インチを選んで頂けます)。
女性向けであるので、原型のヒールを1cmだけ高くすると、製作担当の
Lrocco代表の山口さんがこだわっておられました。
実は、今回納期がかなりタイトでございました。
今週末3月31日(日)大阪で開催される
稲妻フェスティバル2013WESTに
延時成実さんもゲストで出演されるらしく、その時にブーツをお披露目したいってことですべてが急ピッチで進めて参りました。
まず、レザーの手配。
イタリアで別注しているレザーを一部空輸。
海外のレザーを国内に持ち込むには関税って言う税金が50%も掛かるので凄く高いんです
。基本は船便なんですが、今回は凄く高くつくけど頑張りました(笑)。革届いてからは山口さんも工房に缶詰状態でしたよ
。
皆の努力・尽力あってなんとか間に合いました
。
最終仕上げまで全て手作業でございます
工房である
Lroccoさんを尋ねた時、最終仕上げの段階でした
。
前日も夜中の2時半まで作業されていたらしいです。山口さん。お疲れ様です。ソールも縫い終わり。アッパーの仕上げです。
おぉ、仕上げはオリジナルの保革オイルを使って頂いています。
保革だけでなく、艶出しなどの仕上げでも使えるんですよ。各職人さんにも好評を頂いております。
今回のブーツには履き心地を向上させるため、インソールを装着しております。
もちろん、型にあわせてインソールも手作りでございます。
革包丁で革を裁断する山口さん。流石に職人。早いし、型紙と寸分の狂いもなく裁断を進めていきます。
インソールの中身であるウレタンも裁断。全てが手作業。
つまり職人の腕任せ。
革漉き機でインソールにジャストな革厚に漉きます。
インソールを装着したらシューレース(靴紐)を製作します。
フォルスタンを装着し、バランスよくシューレースを通していきます。
ブーツ誕生まであとわずか
。
撮影しながらドキドキです。
計測した足型から木型を起こします。
これがモデルさんの足型だぁ~。なんとなく嬉しい(変態じゃないけど)。
それを木型に起こしたのがこれ。
ここでもモデルさんの足ってこんなんだぁ~。と感激(変態じゃないけど)。
そして長~い工程を経て
立派なブーツに生まれ変わりました。マジにカッコ良い。
写真左:最終仕様6ich
写真右:1stサンプル8inch
前回製作した1stサンプルとの比較。
丈の長さ以外では素材とフォルスタンの形状。そしてハトメやフックを変更しました。
今回のアピールポイントはこの曲線の美しさ
。
このR曲線こそシルエットをシャープに仕上げています。
ハトメは全てブラス(真鍮)のオリジナルパーツです。
製作は彫金師である宮達朗氏の製作。金属パーツまで職人技です。
フックも耐久性を金属属性の視点から彫金師の宮達朗氏が考案・製作したものを採用しています。もう完璧じゃん。
本日、
延時成実さん宛に発送致します。
喜んで頂けるといいなぁ~。
稲妻フェスティバル2013WESTで履いてくれている姿を皆さん。見て下さいね。
最終仕様
商品分類:ワークブーツ
価格 :未定
素材 :フルタンニンレザー(牛革) イタリアトスカーナ別注
ソール :ビブラムソール#430 (#430は推奨ソールでお好みに応じて変更可)
丈 :6ichもしくは8ich
受注形式:受注生産