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2016年08月13日

私の経年変化サンプルでございます。

こんばんはkabinkusa

国民3大休暇の一つお盆ですkirakira
皆様如何お過ごしでしょうか??職人さんもスタッフも帰省しちゃって独りぼっちですicon11
まぁ~私は、生まれも育ちも神戸なので帰省ってもんがないので、お墓参りしてゆっくり過ごすのが例年のお盆です。
事故や事件に巻き込まれないように楽しい休日を過ごしてくださいね。

今回は独りぼっちの私が自分の経年変化サンプルをご紹介致します(笑)。
オリジナルのレザーと自分の企画したアイテムの経年変化が見たくて仕方ないので、毎日愛用するのが楽しくてワクワクしながら日々過ごしております。今回ご紹介するのはこちら。


栃木レザーに負けない経年変化を見せてくれたオリジナルレザーの『Pate』

画像左が新品。画像右が私の愛用約半年kusa
ちなみにノーメンテナンスです(笑)。

キーケース 『Fixation』
価格:9,000円(税別)
ブランド:Entree(アントレ)
素材:牛革 or 馬革
カラー:グリーン、バーガンディー、レッド、ブラック(パラフィン)
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

今年の1月にEntreeブランドでリリースさせて頂きましたキーケース『Fixation』
これ外装パーツのレザーが色んなタンナーさんのレザーを採用しているのが面白いトコロですが、私はグリーンの栃木レザーモデルを愛用しておりますface05
内装パーツはオリジナルのスムースレザーの『Pate』
『Pate』は脱クロム製法と言う鞣し技法で一度クロムで鞣した後クロムを抜き取って再度タンニン鞣しを行う技法で、近年急速に普及しつつある鞣し技法です。『Pate』はとりわけ、クロムを多くの割合で抜き取りタンニン鞣しを施し仕上げは染色とオイルだけと溶剤を一切用いずに仕上げたのが大きな特徴です。想定される経年変化は通常のヌメ革と同じく、色濃く艶が出るものと思われますが、百聞は一見にしかずで実際に使ってみたいのです(笑)。
栃木レザーはヌメ革ですので、色濃くなりました。

内装を見てみましょう。

バッチリ経年変化してます。想定通りのface03
半年でバッチリ飴色に変化してきましたよ~。細かく見てみましょう。


『経年変化する革』ってのはある程度のタンニンと最終的には仕上げなんですな

ええがなぁ~(自画自賛icon11)。

ここ数年播州エリアのタンナーさんと親交を深めて色々レザーのお勉強をしてきました。
革らしい経年変化にはある程度のタンニンの量とレザーの仕上げが重要なんですなface06
以前、姫路レザー有限会社とコラボしてアルコタンニンレザーと言うレザーを企画しました。これも脱クロム製法なんですが良いレザーに仕上がったのですが、ど~してもヌメ革と比較すると経年変化が控えめと言うのが実感でした。『Pate』は革小物にしてもヌメ革と遜色ないスピードで経年変化しました。
これは事実物理的な理由としては溶剤(化学薬品)を用いるか用いないか、よ~するに仕上げの問題なんですねtanuki
私はフルタンニン鞣しのヌメ革と遜色ない素材を求めていたので、試行錯誤で時間をかけまくって協力してくれるメンバーと共に理想とするオリジナルレザーを企画したんです。

ヌメ革は空気に触れることで日焼けをしますが、『Pate』も日焼けしちゃいます。
なので、日光に当たらないように保管しなければなりません。

スプリングホックボタンのアタリまで出ていますface03
自宅の鍵で使ってるので、毎日開閉を繰り返しますからね。

そしてキーフックもこだわって別注です。
耐久性を考えてキーフックは鉄製のものしか存在しないと言うことが分かって、商社さんに無理なお願いを叶えて頂きましたface03
無垢の真鍮をメッキすると言うBZメッキを施しました。ブラス製と同じく、鈍く経年変化してきました。

ちなみに新品はこんな感じで白っぽく金ピカkirakira
半年経ってめっちゃ経年変化する事が分かりました。

ブランドロゴもばっちり崩れることもなく、健在(笑)。
溶剤のあるレザーでは刻印が消えてくるんですが・・・(笑)。
ここでは深くは触れません(笑)icon23

Entreeブランドは、上質な革素材とハンドメイドの魅力を感じて頂く入門ブランドの役割を要するため、時間と手間はある程度省略するため、革テープの縫製(コレも難しい技術だけどね)を採用しています。ヌメ革だと、擦り切れやすいのですが全然ダメージ無し。
これはレザーの芯にクロムが残っているところが耐久性がヌメ革よりあると思われます。

多くのアトリエや工房の職人の方々に
「これヌメ革そのものですやん!!」
とお言葉を頂戴しておりましたが、やはり革はアイテムにして使い込んでからが品質の見せ所なんで、自分でメッチャ使い込んでみました。
ちなみに、冬場はジャケットのポケットに入れることもありましたが、基本ポケットには入れてません。
革小物は圧力かかると変形しやすいですからね。

だいたい、鞄のポケットが定位置でございます(笑)。


オマケ
~オリジナルで脱クロム製法に拘る理由~

時折ですが、
「何故脱クロム製法なんですか?クロムを抜いてタンニンを入れるなら最初からヌメ革で良いのでは??」
とご質問を頂きます。
うむ。ごもっともなご意見です。

理由としては現在、市場に流通しているレザーの9割以上がクロム鞣しと言われており、タンニン鞣しのレザーはごく少量なんですよね。
このような背景の理由として

①タンニン鞣しは時間がかかる(大量生産に不向き)
②経年変化の概念は実はマニアック

って事があります。
多くのタンナーの方々と交流を深めてきてもタンナーさんの多くが
「会長さんよ~。本当にこの仕上~げで良いの?革が焼けて変色しちゃうよ??」
と言われます(笑)。
これは革製品を扱うメーカーやブランドの多くができるだけ新品の状態を保ちたいと言うモノづくりをしているからだと思います。
VUITTONの鞄で確かに経年変化なんて言う概念はありませんからね(笑)。メーカーやブランドの多くもお客様のクレームが怖い。溶剤を使ってしまうのはこのためなんですよね。洋服なんかの色移りとかね。革靴穿いて靴下の色変わってしまった経験とかないですか?
革製品の愛好家の方々は知識ありますが、一般の方はそ~でない事が多いので(笑)。

話を本題に戻すと、フルタンニン鞣しのレザーは当然流通量が少ないので高価です。勿論レザー精製に時間がかかるので、製作費用も高い。塩漬けの原皮を仕入れても冷蔵機能がある倉庫が必要なので設備費もかかる。鞣す前に洗浄するので時間と大量の水を使うので、水道代金も莫大にかかる。そして脱毛するには石灰とまたもや大量の水が必要。脱毛したらまた洗浄するので大量の水が必要。そして鞣すにも大量の水が必要と経費が半端無くかかるレザーなんです。

そして近年原皮そのものの価格が値上がり中icon11。(理由は色々あるよ~ですが)。
原材料が値上がれば商品の値上げも余儀なくされる訳で多くの革製品を製作するメーカーさんも頭を悩ませているようです。

脱クロムの良いところは塩漬けの原皮でなく、北米のタンナーがクロム鞣し行った状態、所謂ウエットブルーで輸入することができます。
一度クロム鞣ししてるので、冷蔵装置の設備も入らないし鞣し工程の前の工程までの時間と大量の水が必要ありませんface06

動物の皮膚(Skin)を腐らないようにした状態が革(Leather)であり、タンニンやクロムと言うのは防腐剤です。
クロム鞣しの状態でクロムと言う防腐剤を抜き取ってタンニンと言う防腐剤に入れ替える。これが脱クロム製法なんです。
あとは昔ながらの仕上げを行うことで、クロムの丈夫さを残しつつタンニン鞣しの革らしい風合いをそのままに表現できて、精製費用を抑える事ができると言うのがメリットだと私は思います。

革らしい革を好む愛好家の方々は私も含めてマニアックなんですよ(皆さん自覚しようw)。
話が長くなってしまうので別の機会にお話できればと思いますが、タンニン鞣しの革は実は万能ではなく、作りたいモノによって向き不向きが出てきます。なので、私も企画する時にフルタンで行く場合とそ~でない場合で素材選定を行います。

今回オリジナルレザーはヌメ革に遜色ない経年変化で大満足しましたkuma

あ、いつもスタッフに宣伝しないと叱られているので・・・icon11
キーケース『Fixation』はこちらで販売しております。
完売したり、在庫僅かなお色もあるそ~で。
オーソドックスなキーケースなんで、飽きずに気負わずに、使い込んで育てて欲しいです。だって私はノーメンテ(笑)。


2016年08月05日

私物ですけど・・・

こんにちはkabinkusa

も~暑いicon01!!
けどもう、お盆ですもんね~。早いなぁ~毎日が・・・。
脱水症状ならないよ~に水分補給はコマメにしましょうね~。

さて、スタッフからの申し出で
「会長、最近企画プロデュースしたアイテムをご自身で紹介されるのサボってませんか?」
だって・・・。だって・・・。
スタッフブログの内容メッチャ濃いもん。
よく、私が口頭で話した内容をそんだけ上手に文章にまとめるなぁ~。と感心してるレベルですface08
けど、スタッフにちゃんとなさいと言われたので・・・。私物なんですけどね~。


ショルダーバッグ『Lance』のレギュラーモデルを最近、愛用しております

私の愛用しているモデルは『栃木レザーの会長モデル』としてご紹介されておりましたが、今年の2月にはオリジナルレザーでリリースしたレギュラーラインナップである『Lance~Regular Specification~』を愛用しております。
もともと、直ブランドは自分の欲しい仕様100%で企画してるので・・・icon11

私の私物の『Lance~Regular Specification~』で、ネイヴィーを愛用しておりますface06
素材にはオリジナル皮革の『Sel』(セル)を採用しているのですが、鞄を製作するの前提に企画されたレザーなんで、鞄に仕立てた際、めちゃくちゃ良いkirakira
私は普段の外出や仕事でまんま使ってます。荷物を入れた状態での撮影画像です。

シュリンクとまで行かない自然な革らしさが、ダコダ調仕上げの魅力です。
昔はよく見かけたのに以外と最近この手のレザーが少なくなったと思う。時間かけてあ~でもない、こ~でもないと企画した甲斐がありました。

回転ヒネリを装着したフラップ式の鞄が大好きでして・・・。
最近鞄屋さん覗いても本当にこの形の鞄が見当たらない。オールレザーの鞄に限ればメッチャその種類は減っていると思いますkuma

結構中身入るんですよね。
これだけ入れてもまだ入る余裕がありますkirakira
鞄本体の背胴側に内ポケットがありますが、そこに私は通帳ケース2個を常備してます。
この日は手帳と今読んでる本と財布と制汗デオグランドと小物ケース(お薬とかお守り)。
あと携帯電話や革小物は外部のポケットに入れてます。

鞄のマチ幅には全然余裕があります。
確かこの日は車で移動してましたが、公共機関での移動日にはこれにTシャツなどの着替えを入れてますからね。

片方の外部ポケット(画像左側)にはカードケース『Pack~Cordvan Ver~』と名刺ケース『Carte』(これは完全に私仕様)をいれています。コードバンは革の宝石。こうやって写真見ると光ってますな~kirakira
もう片方の外部ポケット(画像右側)にはiPhoneとICカードケース『Da Ke-Su』(取扱い販売は合同会社ジャミン様)を入れています。
デザイン的にも特徴になってるシンボル的なポケットですが、実用性高いんですよ。小物わりと入るのでよく取り出すモノをほり込んでます。

ネイヴィーのレザーって珍しいんで、他の革小物が映えるんで、あえて、私はネイヴィーをチョイスして愛用しています。
オリジナル皮革の『Sel』(セル)は、染色とオイルだけの仕上げで余分な溶剤をあえて入れていないので経年変化をダイナミックに楽しめます。暑いけど、外出する時は持って行って強烈な夏の日差しで日焼けさせるのが楽しみです(笑)。

えっと・・・。販売はしてます・・・。
自分が紹介したもののリンクを貼るように言われたので、気に入ったアイテムがあれば、是非オーダーして下さい!!
個人的にはショルダーバッグ『Lance~Regular Specification~』はかなり秀逸な鞄で、長年愛用する相棒になるかと思います。

ショルダーバッグ『Lance~Regular Specification~』はこちら。三色展開です。

カードケース『Pack~Cordvan Ver~』はこちらです。
個人的にはキャッシュカードや銀行のクレジットカードを纏めてます。財布には免許証とお金ぐらいしか入れないので・・・。

お財布は『R-18 Long Wallet』を愛用しております。スタッフから要望受けて、只今掲載中です。

名刺ケースは迷彩に真っ赤なレザーは私だけの専用となってます。
ビジネス製品で迷彩に真っ赤な革使える人間はあんただけだと製作担当者の椎名君から反対されて・・・。
名刺ケース『Carte』はビジネスシーンで使っても問題なく、長年使える上質な革を使ったモデルでリリースしております。

と言いつつ真っ赤なモデルもリリースしてます。
少ないけど、これはこれで人気なんですよね・・・。
迷彩はビジネスシーンではダメなのか(笑)。


今回は私物のご紹介でした。
2016年05月20日

年2回で数ができません!!

こんにちはkabinkusa

スキン専用ケース『Dear Skin』の完成予定日が6月の第2週始めになりそうですface03
かなりの数の予約オーダーを頂戴しましたicon11

当協会で直販自体が昨年からの試みであり、予約に関しては初めて試みたので私もスタッフも想定以上のご予約にてんやわんやしておりますicon11

スタッフの報告でメールの宛先間違いなどのミスがあったそうで、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

『Specialite & Entree WEB SHOP』への掲載はご予約頂いた方を優先にしておりますので、どれぐらい掲載できるか不明です。
詳しくは把握しておりませんが、完売カラーも発生したと聞いております。
いつも応援、支援頂けて感謝感激です。

スタッフが
「追加製作はど~しましょう?」
と言ってきました。
商業上の常識として売れる商品は作り続けるんでしょうけど、『Dear Skin』に関しては、ずっとラインナップしたいけど、正直無理ですicon23
スタッフは製作現場知らないから、素材があればすぐに出来ると思ってるのかも・・・。


一日フル稼働で2日かけて2個しか出来ない。磨きだけで丸一日掛かるんです。
春と冬の年2回だけのリリースです。

スキン専用ケース『Dear Skin』は革小物です。
使用するレザーの量も少ないサイズも小さいので、「すぐできんじゃね?」と思われがち(現にうちのスタッフも思ってた)ですが、実は簡単な鞄を創るより手間暇かかっております。

2枚のスロットを搭載した革小物ですが、革の断面であるコバは昔ながらの伝統的な技法である切り目本磨きで手作業で磨いております。コバを湿らせて磨いて、乾かして、また磨いてとこのサイクルを何度も繰り返すので、2枚のスロットを製作するのに張り合わkせや縫製を併せて2日もかかります。
『Dear Skin』は一日2個しか出来ないんですよ。

素材も今回の製作の為に数が製作できるよに用意しましたが、何と言っても製作にはその手間隙が半端ないface08
一日中磨き作業ってのはある意味拷問ですよ(笑)。
本当は4月にリリースする予定だったんですけど、今回パターンを見直し、試作を繰り返しての製作でしたので、かなり遅れました。
『Dear Skin』を製作すると他がまったくできないと言うアイテム故に
春と秋の年2回しか製作致しません!!ってか出来ません(笑)。
なので、今回の製作の後は今年の年末まで待っていただきたいなぁ~と思います。


元々、日本経年変化協会は何か商売するわけで設立した事じゃなくて、ハンドメイドの素晴らしさや長くメンテナンスしてモノを大切にしていくことを主体としていました。
その想いを伝えるため、商品企画を始めたわけです。
メーカーさんが製作できないぐらいの品質をアトリエから適正な価格でお届けして、ハンドメイドや高品質な素材の魅力を感じて欲しいと思います。
2016年04月30日

蒼の美しさ

こんばんはkabinkusa

ゴールデン・ウィークになりましたね~。皆様如何お過ごしでしょうか??
今月2月にリリースしました『Lance』(Regular Specification)は非常に多くのお問い合わせとオーダーを頂き、完売致しました。
レギュラーラインナップであることと、完売後も多くのご要望を頂き完売後すぐに製作に入っておりました。この度ようやく再製作分が完成しましたのでご紹介をface03


一瞬で完売したネイヴィーのショルダーバッグもようやく製作できました

レギュラーラインナップのカラー展開はブラウン、グリーン、ネイヴィーでしたが、ネイヴィーが撮影前に完売icon11。一番お問い合わせが多かったネイヴィーですが、今回はきっちりご紹介させて頂きます(笑)kirakira

ショルダー・バッグ『Lance』
価格:60,000円(税別)
ブランド:Entree
素材:牛革(脱クロム鞣し、オイル染色仕上げ)
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:約0.8kg
カラー:ネイヴィー
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

顔料を一切持ちいらず染料による染色だけで仕上げたネイヴィーのレザーの鞄。
ありそうで中々ない逸品ですkabinkusa
素材にはオリジナルで企画したダコダ調仕上げの『Sel』のネイヴィーを採用しています。

カラー:ネイヴィー

不均一な皺が天然シュリンクとは違ったレザーらしいレザーでレザー愛好家なら大好物な仕上げですface05
顔料ではないので、芯までネイヴィーに染まり傷が言っても剥離することもなく、傷もライフスタイルとして味わいのあるものになります。
染料とオイルだけですので使い込む事にオイルが浸透し、吟面が擦れることにより、色濃く艶がある経年変化となります。
ネイヴィーは経年変化をするとメッチャかっこ良い色合いになりますので、絶対カラーラインナップに加えたかった理由です。

革テープも同素材で裁断し0.7mm厚まで漉いてから縫製しております。
縫製糸は同系色ではなく、あえて目立つ生成りの白系の縫製糸を採用してます。
これは製作担当の椎名賢君の職人としての意地でもあります。一糸乱れない縫製は熟練した鞄職人の技術ならではですface03

フラップを開けると、オーダー頂いた方から非常に好評の大きなポケットがあるのが特徴ですが、蒼は美しいkuma
これから日差しも強くなるので、自分の日焼けはヒリヒリするので、嫌ですが(笑)、染色のレザーは日焼けさせて経年変化させたいicon01
やっぱりネイヴィーは良い色です。

ショルダーベルトは縫製糸と同じく生成りの太めの綿テープを採用しています。
50mm幅のベルトは珍しいですが、ワンショルダーで鞄を持った時に楽なんですface03
「汚れるんじゃね??」
と言われますが、1年近く私も使ってますけど、普通に使ってる限り全然汚れてません。このショルダーバッグはたすき掛けやワンショルダーどちらでも持てるように企画していますので、ショルダーベルトの長さを調整を自由にさせるため”あえて”レザーのショルダーベルトを採用していません。

また、メッセンジャーバッグの要素も取り入れているため、ショルダーベルトの取り付け角度もこだわっています。
この角度とこの幅のショルダーベルトがワンショルダーで持っても、たすき掛けで持っても身体にぴったりフィットする持ち心地を実現できてます。

ゴールデン・ウィークに突入してしまいましたが、ようやっとさ2回目の製作が完了しましたface03
現在スタッフに通販サイトの準備をしてもらってますので、今しばらくお待ち下さいね~。

日差しが強いお出かけに育てて下さい!!
2016年02月24日

育てる鞄に仕立てました。

こんばんはkabinkusa

知人の通夜に参列し、帰りに一杯誘われてからのブログ更新です。
明日にしようかなぁ???と思ったけど嬉しくてご報告です。

先日、オリジナル皮革素材でダコダ調仕上げのレザーをご紹介させて頂きましたが、『Sel(セル』と命名しましたface03
厚み1.8mm厚。ダコダ調で歩留まりの良さはオールマイティーに使えるため、調味料でもっとも多用される『塩』をフレンチ流に呼んだものです。

今回昨年から完売してから再製作のご予約やお問い合わせを頂いておりましたショルダー・バッグ『Lance』を今回早速『Sel(セル』で製作してみましたが、その完成度は抜群でございましたface03。今週末には販売できるようにスタッフに伝えておりますtanuki


染料とオイルだけで仕上げたレザーは使い込みオイルが浸透することで色濃く照りのある経年変化を演出。
定番のブラウンと待望のグリーンをリリースします


ショルダー・バッグ『Lance』
価格:60,000円(税別)
ブランド:Entree
素材:牛革(脱クロム鞣し、オイル染色仕上げ)
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:約0.8kg
カラー:グリーン/ブラウン
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

断言します。今までで一番しっくりくるレザーです。企画の私も製作した鞄職人、椎名賢氏も実感する品質のレザーですkirakira
ブランドのレギュラーレザーにするつもりですkuma。他のアトリエの職人さんたちも今回『Lance』の実物を見て

「このレザー譲って頂くことはできますか??」

と言われるほどでした。商社とか大量に言われるとこまるので、個人やアトリエの職人さん達に後日素材の販売も開始予定ですが、まずは全然自分の企画で使いたいので当面は独り占めです(笑)icon11


最も問い合わせが多かった『緑のレザーで鞄が欲しいです』にお応えました。
照りのあるモスグリーンまで育てて下さい!!

実は、一番多いご要望が『緑の革の鞄』なんですよね。
最近そう言えばグリーンのレザーアイテムって見かけなくなったなぁ~tanuki。ってことで企画製作行いました。

めっちゃエ~感じface03
オーダー予約がございますので、5個ぐらい在庫があれば良いですがicon11。どうなんでしょ??
思ったよりグリーンが薄いと思うでなかれkirakira
染料とオイルだけなので若草色ですが、『Sel(セル』は革職人でもヌメ革と見分けがつかないほど、タンニン成分を多量に含んでおり、仕上げは染料とオイルのみの仕上げですので、長年使い込むことによって日焼けやオイルの効果で色濃くなり照りのある経年変化を演出します。モスグリーンのような色濃い緑になってしまいますface06

スムースでもなく、シュリンクでもない。革本来の表情であるダコダ調の仕上げです。
当然レザーによってその表情は千差万別ですkirakira

ショルダーにはレザーではなく、太めの綿テープを採用しています。
ショルダーの長さ調節が任意に好みの長さに設定されます。
ベージュの綿テープは使うと汚れるのでは??とご質問頂いた事がありますが、あんまり汚れないですよkuma
私は雨風にさらされる状態でも使ってますがノーメンテで特に問題ないショルダーベルトです。

『Lance』のお気に入りポイントはフラップを開けた時の表情が大好きでございますface05
特に、『Sel(セル』を採用して、革表面の微小な凹凸が革本来の重厚感を演出してくれているように思います。

全て鞄本体と同素材のレザーを薄く漉いて、革テープを別途製作し、一寸の狂いもなく縫製しているこの美しいルックスは製作の椎名君流石って思えますicon09。縫製糸にはレザーと同系色の糸をあえて採用せず生成りカラーの縫製糸を採用しています。腕に自信があるからこそ縫製糸のカラーですらヴィジュアルデザインとしています。

鞄の裏地にはチノ生地を採用。所謂綿ですね。
フラップを開いた際、鞄の前胴に設置されている二つの大きなポケットが実用には驚くほど便利です。

実はポケットも一枚革を縫製とパターンで2箇所に設定しています。
このパターンでポケットにマチが発生し、容量のある飾りではない実用性の高いポケットになっていますface06

A4サイズ対応ですが、マチ幅も10cmと十分に確保しており、見た目以上に荷物が多く入るような気がします。
鞄の背胴内部にはフラップ式の大きなインナーポケットを設置しており、私は貴重品(通帳とか大切な書類)とか入れてますkuma

たすき掛けで持つとこんな感じkabinkusa。もちろんワンショルダーで持っていただいてもOK。私はワンショルダーですよ。
緑のショルダー・バッグ良いですface03


定番のブラウンはまさに『ザ・レザー』革の鞄と言う感じにしたかった。
レッドウィングのオロセットレザーのブーツのカラーになるまで育てて欲しい!!
次は定番のブラウン。
ブラウンも生成りが焼けたようなパステル的な印象を受けるでしょうface06
安心して下さい新品の時だけですよ(笑)。
何度も云いますが『Sel(セル』は染料とオイルだけの仕上げで一切薬品を仕上げで使っていないので、焼けます。オイルが浸透して色濃くなります。レッドウィングのオロセットレザーのブーツみたいな赤茶になりますface08
ある意味定番が故に育てがいがメッチャあると思います。

『Sel(セル』のこのダコダ調の表情が本当に私は好きです。
姫路レザー有限会社で手がけようかと思っていましたが、思うように他のレザーも仕上がらない事があり、2年ぐらいずっと暖めていた種類のレザーでやっぱり、出来上がってうん。感動。

やっぱりブラウンもえ~わ~と椎名君と二人で感動。
赤茶になるまで育ててぇ~face03

実際に持ってみるとこんな感じに。

ブラウンはやっぱり定番だから良いなぁ~。
定番はずっと作り続けると思います。


ちなみにアッチの『Lance』の経年変化も見て見て(笑)。毎日使えばノーメンテでも良いぐらい。
ちなみに私はプロトタイプの『Lance』をテストで使っています。
栃木レザーの生成りですが半年ほぼ毎日使ってこの状態です。

今回のブラウンと変わらないぐらい日焼けしております(笑)。
型崩れが気になったので、リリースモデルはすべて芯材が採用されているので、ここまで型くずれしませんkirakira
そのための使用テストなのだicon09

半年以上毎日雨の日も夏も冬も使ってますが綿テープのショルダーは全然汚れません。
ちなみに新品の状態これですからね。

そう思うと半年ちょいで頑張ったと思いません(笑)??
ちなみに半年ちょいで毎日使っておりますので、私は未だノーメンテナンス。雨とかに濡れてもケ・セラセラです(笑)。
気に入ったらヘビロテで使えるような鞄じゃないと意味がないと思うので。


『Lance』は最低5年かけて育てて欲しい。育てるコツは??
基本私のモデルは『Lance~日本経年変化協会会長モデル~』で販売され、スタッフに訊くところによると完売状態らしいですicon11
未染色のフルタンの栃木レザーなので、経年変化はそりゃ早いですが、ある程度の変色の経年変化が発生するまでは扱い難しいです。

今回リリースする仕様は最低5年かけて経年変化させて欲しい。染色とオイルのみなので、1周間に3回ぐらい使うならノーメンテでOKです。オイルは1年ぐらい雨に濡れようが必要ないです。レザーに含まれてますからね。

2年ぐらい使って土砂雨降りで濡れた時でオイルは良いです。

今回は育てる鞄となってます。
通販の販売は27日土曜日ぐらいを目処になっていると聞いております。
育てる鞄で長年愛用してくれる方のオーダーがあれば嬉しいですface02

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