こんばんは。
日本経年変化協会です
。
神戸は
ルミナリエと言うイルミネーション
が開催され(12月15日まで)、Xmasムード一色
。
夕方4時から交通規制がかかり、大勢の人だかり
。
大切な恋人、ご家族、ご友人と素敵な夜を過ごしておられるようです。
まぁ~私は十数年ぶりに独りになりましたからねぇ~(笑)、今年は光に集まることはございません(笑)
。自分へのXmasプレゼントを色々購入いたしました。
まぁまぁ、Xmasと言わず年末に何時も私がすることは財布の交換です
。
風水とかでは財布の寿命は3年らしいですが、私はいつも1年で買い替えます。12月に手帳と一緒に買えちゃいます。
1年使ったら後輩とか友人にあげちゃいます
。
そんな時分に
姫路レザー有限会社の埴岡社長から
「財布欲しい・・・」と企画依頼がございました。
んで、今回出来上がったのはこちらでございますぅ~
。
色んな財布を使ってみてシンプル・イズ・ベストを実感したので最高品質のレザーでこしらえてみました
今回でけたのはこちらでございますぅ~。
Gum-A-Mama Leathers Bespoked Long Wallet : 38,000円+Tax
企画 : 日本経年変化協会
製作 : Gum-A-Mama Leathers 代表 本田宏治
素材 : アルコモイスト(本体牛革)+アルコヴィンテージ(インナーパーツ牛革)
取扱 : 姫路レザー有限会社
販売 : Honey Hills神戸本店
めっちゃシンプルと言うか超シンプルのロングワレットです。
製作はワレットと言えばこの方、
Gum-A-Mama Leathers代表の本田宏治氏です。財布って想像以上に革を使うし、鞄並に縫製とか仕上げ大変なんですよ。革職人と言うと以外とオールマイティーで何でも作れると思いがちですが、想像に反して得意分野があるもんで、財布なら本田さんかなり得意とされておられます。本田さんと言えばオニのようなステッチワークですが、かなり今回はシンプルなプレーンで製作して頂きました。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
いや、企画した私が発表するより前にすでに店内に並んどるんですわ
(先に紹介されて悔しい・・・)。
ほんまに見たまんまシンプルなロングワレットです。
カラーもバーガンディー、グリーン、キャメルと3色展開なんです。
これシンプルにした理由が
めっちゃ経年変化する極上の皮革素材やから純粋に経年変化たのしみたいねん!!
につきます
。
製造部門のメンバー全員チェンジして失敗を繰り返してでけた極上レザーが『アルコモイスト』
今回、財布の企画で一つだけ条件を
姫路レザー有限会社に出したのが、
アルコモイストと言う種類のレザー素材を使わせてくれ!!
と言うこと、現在の
アルコタンニンレザーは
アルコベーシック、
アルコヴィンテージ、
アルコモイストと言う3つの仕上げの異なるレザーのラインナップがあり、いずれも
日本経年変化協会で企画プロデュスさせて頂いた皮革素材になりますが、
アルコモイストが特になかなか思い通りにいかなくて、失敗を繰り返し製造メンバーを全員入れ替えてようやく完成に至ったレザーなんです。
プルアップのオイルドレザーと思って頂くとイメージしやすいです。
北米産の原皮採用してるので吟面層が厚く、独特のプルアップとオイルをたっぷり保有するので、モイスト(潤い)と名づけました。脱クロム製法の
アルコタンニンレザーなんでオイルヌメ特有のヴォリュームはそのままにメッチャ軽いのが特徴。
皮革の説明は
姫路レザー有限会社のWEBサイトでご確認下さい。よ~やくWEBサイトでけたそうです。
http://www.himeji-leather.co.jp/
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
写真はバーガンディーカラーですが、通常オイルレザーは吟面をヤスリをかけてオイルを添付することが多いのですが、
アルコモイストは吟面を傷つけるようなことはあまりしてないので、レザーらしさを存分に味わってもらえます。
アルコモイストなんですが実は、前から使わせて欲しいと言っているのに、回ってこなかったんです。のらりくらりと明確な回答をしない
姫路レザー有限会社の埴岡社長を問い詰めてみると、現在欠品状態のレザー皮革で初回生産はなんと完売
。現在追加生産で鞣しからしてるそうで、年内なんとかあがってくるとか・・・。商社さんとかメーカーさんが現物見ると気に入ってしまうレザーらしく企画担当者の私ですら使えない状態でした。
今回無理いってスワッチサンプル用の最後のストックを半ば強制に頂戴致しました。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
クロムを含んだレザーですが、
アルコタンニンレザーはクロムを最低限ギリギリまで抜き取ってからタンニン鞣しを行う製法ゆえに、使い心地はヌメと変わりません。コバは切り目本磨きで着色もせず素のままで仕上げております。極上の皮革素材は小細工無用です
。
ハンドメイドならではのミルフィーユのように層をなす、レザー本来のもつ特徴と切り目本磨きの職人技を堪能して頂きたい。
買い物は早い者勝ちやし、アソートってワクワクするやん?
今回、納品してから
「おいおい、これは・・・!?」
と突っ込まれたのは、インナーパーツのカラー。
財布はバーガンディー、グリーン、キャメルの3色なんですが、各色インナーパーツも3色で製作しました。
これは企画担当者の私と制作担当の本田氏の遊び心。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
まずは定番のブラック。
アルコヴィンテージを採用しているのでピグメント仕上げの茶心レザーです。
定番中の定番狙うならコレだね。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
何か、よ~理由は分かりませんが、一番人気はこちらのホワイト。
アルコヴィンテージのカラーラインナップで色合せが一番難しかったやつ
。
普通の白色やなくて、ヴィンテージの白を意識したので、少し黄色がかったホワイトなんです。このカラーの感覚を伝えるのが難しかった。無論、こちらも茶心仕様。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
アルコヴィンテージのレザー素材として、工房・アトリエ、メーカー、商社に一番売れてるカラーがこちらのエンヂカラー。
私、生まれも育ちも神戸ですので、阪急電車カラーですが、ヴィンテージのレッドってこのカラーなんですよ。
財布のカラーは3色。各色インナーパーツも3色。
私食事もお得な定食よりも、いろんなものを少しずつ食べたい性格でしてアソート大好きです
。
ワクワクしますでしょ?
なんか、品薄になってるインナーパーツカラーもあるそうです。詳しくは聞いてない
ので、
Honey Hills神戸本店で在庫はご確認下さい。
誰も気付かなかった?実はアタリがあるんですわ(笑)
アソートは気づいたようですが、アタリが納品時に誰も気づいてくれなかったのが残念。後日
「会長、あれナニ?」
って気づくの遅っ!!
もうちょい早く気づいてや・・・
。購入頂いたお客様も気づいておられない様子らしいですよ。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
通常でもコインケースのジッパーは
WALDESのブラスジッパーを採用しております。
スライダー形状は定番もの。
実は2個だけね。2個だけ。
(写真提供:
Honey Hills神戸本店)
チェーン形状のスライダーを採用しているんですよ。
「ジッパーの数が足りなかったのですか?」
とスタッフから質問。
この大馬鹿いかれポンチ野郎
。
通常のスライダーより高価なんですよ。こちらの方が。
店舗では2個だけ形状が異なるスライダーなので、販売せずに置いてたそうです。
ってことでアタリは特に聞いていないので、まだ在庫にあるはず??
アタリってワクワクするやないですか?
ちなみに私はキャメル×ブラックを愛用しています。ど定番中のど定番
私はキャメル×ブラックを12月になってから愛用しています。
オイルレザーですが、吟面を研磨加工していないため、経年変化早め。
アルコモイストは使い込めば色がどんどん濃くなって、艶が出る経年変化を楽しめます
。
インナーパーツもヴィンテージ仕様でえ~感じ
。
インナーパーツに
Arco Craftsのブランドロゴが刻印されています。
刻印部分からいち早く茶芯が出てくるのでロゴの経年変化も楽しめると言う仕掛けです。
定番は飽きないと言う傑作。
定番と言う傑作を素材や仕掛けで究極のこだわり(自己満足)を盛り込んでみた感じです。
問い合わせ先
よく、皮革素材やアイテムに関して
日本経年変化協会に問い合わせを頂くことが非常に多いですが、私に質問されても基本お答えできません。販売価格とかも知らないケースもあるので、
Honey Hills神戸本店にお問合せ頂けますようよろしくお願いします。
【店舗情報】
Honey Hills神戸本店
兵庫県神戸市中央区下山手通3-3-12 元町福穂ビル1F-B号
TEL 078-322-0777
営業時間 11:00~20:00
定休日 毎週水曜日